伴田音のレビュー一覧

  • さよならまでの三日間

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    ネタバレ

    一気読みがおすすめです。

    よくあるミステリーとは一風変わったミステリー。
    謎解きが終わり後は「ハッピーエンド」へと流れるところで残る違和感とページ数。

    期待と違う方向へと向かいかけた流れが、最後はしっかり期待通りに落ち着きます。

    その気はなくても引き込まれて一気読みしてまいました。

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    2025年08月20日
  • 見えないままの、恋。

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    正直、恋愛小説はあまり得意じゃない。なかなか感情移入できないことが多い。でもこの作品は違った。切なさもあり、久々に寝る時間を忘れて読み続けるという体験をした。
    物語の展開も良い意味で裏切ってくれて、「そうなるんだ…!」とページをめくる手が止まらなかった。恋愛ものとしての感情の機微はもちろん、ミステリー的な仕掛けや伏線も効いていて、ただの恋愛小説ではない奥行きを感じた。
    恋愛小説が苦手な自分でも、最後まで夢中で読めた一冊。恋愛×ミステリーというジャンルで何か面白い本を探している人には、ぜひ手に取ってほしい。

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    2025年05月24日
  • 彼女が遺したミステリ

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    単純純粋な恋愛小説。
    なのに、なのに、すごく響いて心に残った最高傑作。
    不思議な感覚です。
    ありきたりで、単純なのに、、、
    感動必須。

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    2024年03月03日
  • 彼女が遺したミステリ

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    病気で亡くなった婚約者の一花から手紙が届き、そこには謎解きが記されていた。
    謎を解いていくために2人の思い出の地を巡る博人。
    最後には彼女からのメッセージが遺されていた。

    物理的な謎解きの旅をしながら、博人が一花との過去と向き合い、愛する人の死を乗り越え、未来へ進んでいく。
    ​温かく切ない感動が残る作品。

    博人だけでなく、その場に踏みとどまっていた円谷も一花と博人の影響で前へ踏み出す。

    誰かを愛するということの素晴らしさを感じられる。

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    2025年12月02日
  • 彼女が遺したミステリ

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    展開が想像できてしまったけれど、
    素直に、良い作品でした(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
    号泣はしなかったです。

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    2025年03月18日
  • 彼女が遺したミステリ

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    ネタバレ

    NHKFM青春アドベンチャーを聴いて原作も読みたくなった、恋愛ミステリーと言いたいところだが宝探しのようだった、少女マンガのようで流石ラノベと言いたいところだが、ラノベから有川浩や町田そのこが出現した過去から思えば今後を期待したい、主人公桐山の婚約者一花は恋人を一人残すことが切なくてちゃんと後釜の円山さんを用意していたことになるが、とどの詰まりが妹の薫子だったと言うのはちょっと甘くやはりもっとどんでん返しが欲しかったかな。

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    2025年02月02日
  • 見えないままの、恋。

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    最後がまさか過ぎて、まずエピローグを読むまで事に気づかず、、、自分の読み方の悪さにガビーンとなりました…。
    ほんとにお似合いな二人だと思ってたのに〜!

    泣きはせんかったので、帯ほどの期待はしないほうがいいという意味で4

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    2024年12月13日
  • 彼女が遺したミステリ

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    人によって感想はいろいろあると思いますが、わたしは円谷さんは登場せず、博人くん一人で謎解きをして立ち直ってほしかったです。

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    2024年11月04日
  • 彼女が遺したミステリ

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    ミステリー、推理モノとすると、物足りないのかな?恋愛モノとしては良かったです。終盤、318ページ、『嫌だ、死にたくない』、一花の心の叫び。これは涙を誘いますが、記述はあっさりで、号泣には至りませんでした。

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    2024年06月26日
  • 彼女が遺したミステリ

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    帯に書いてある号泣するかはそれぞれだけど、テンポよく進んでいく物語の流れは読んでいて心地よかった。映画を観ている感じ。きっと映画化されると思う。ちょうど2時間位でまとまり良い内容だと思う。

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    2024年02月21日
  • 彼女が遺したミステリ

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    号泣必至とありますが、涙するほどでは無いにせよとても良く出来た綺麗な作品でした。
    年明けから心が重たくなる作品が続いていたので、久々に心が軽くなる気がしました。
    内容としては特に斬新だったり意外性がある訳ではないですが、お話もまとめ方もとても綺麗で好きでした。
    登場人物の気持ちの面で少しそこまでは上手く行き過ぎではないかな、、、と感じるところもありますが小説ならではですね。

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    2024年01月31日
  • 彼女が遺したミステリ

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    彼女が遺したミステリは、二人が歩む物語だったんだね。

    婚約者であった君を亡くして自暴自棄になっていた僕の下に一通の封筒が配達されてくる。宛名も消印もない封筒から出てきたのは、亡くなった君からの謎掛けだった。どうして今さら、君は僕に謎を解かせたいの?解いた先に君はもういないのに…。

    それでも僕は君の遺したメッセージを受け止めに歩み出す。どんな結末が待っていても「きみなら大丈夫。きっとできる。」と君が応援してくれるから。

    久し振りの一気読みでした。
    「号泣必至」の謳い文句の帯は別としても、読みやすくて読後感も程良い作品でした。誰かに何かを遺すというのは重荷であろうし、お互いに辛いものだと思い

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    2024年01月28日
  • 彼女が遺したミステリ

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    ネタバレ

    「号泣必至」と書いてあるようなものって読むの抵抗あるというか、少し身構えてしまうのだけど、これは読んでよかった。

    彼女が彼のことをどれだけ理解して、信頼して、愛していたのかが読み進むごとに胸にささった。
    今の自分にも大切な人がいるからこそ、より強く思った。

    自分がいなくなった後、大切な人が前に進む障害になってしまうと分かっていても、私だったら、最期は側にいてと言ってしまうかもしれない。多分そこに正しいとか間違いとかないけれど、一花は強い。

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    2024年01月24日
  • 彼女が遺したミステリ

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    深いですね、この彼女が凄すぎて…
    鈍感なアタシが一つ知りたいのが、何故彼女は死に際に彼に外出の頼み事をしたのか?
    素直に受けると死の瞬間を見せたくないから…でしょうが、多分違うんでしょうね、この彼女は。
    アタシの推測ですが死に際に彼が立ち会った場合、彼は二度と立ち直れなくなるから…だから遠ざけた。
    が正解だと思う、死までの少ない限られた時間を全て彼の為に使う、コレが彼女の凄いと感じた理由です。

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    2024年01月17日
  • さよならまでの三日間

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    主人公が乗ったフェリーが、偶然の事故で停泊してしまいます。
    再度動き出して到着するまでの間に、偶然フェリーで再会を果たした11年ごしの思い人が投げかけてくる『謎』の答えを見つけていく話です。

    わかりやすく、やさしいミステリーでした。過度にキツい表現や設定がなく、読後に寝込むようなことはありません。
    恋愛要素がやや強いです。
    個人的にはもう少し主人公と女の子の関係性の深掘りがあったらもっと良かったかなと思います。

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    2025年10月30日
  • 見えないままの、恋。

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    トンネル内での電車事故で知り合った真結と景。
    二人の仲がゆっくり進んで行く。

    しかし事故の被害者の会の参加者に忍び寄る不穏な影。

    真結と景がどうなるのか最後までドキドキしながら読みました。

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    2025年08月09日
  • 彼女が遺したミステリ

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    ネタバレ

    一花さんは一緒に生きていきたかったけど、愛する人のために愛する人が歩いていけるようにと、これこそ愛がなければ出来ないことだと思う。

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    2025年04月30日
  • 見えないままの、恋。

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    ネタバレ

    途中までは恋愛小説(しかもゆーっくり進むタイプ)の感じで読んでた。
    事故で運命的な出会いを果たして、ゆっくりと濃い物語が進んでいくって想像してたら…
    えーーーーー…そういう感じーーかぁーー
    ってなった。

    私的には【夢オチでした】レベルに
    ちょっとショックだったなー。

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    2025年02月26日
  • 見えないままの、恋。

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    悲し過ぎるラスト、ステキな2人だっただけに、
    涙、というよりは「そんな、、」と落胆。
    でも列車事故で突然そうなってしまったら、
    こんな風になるのかもな、、とも。

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    2024年11月20日
  • 見えないままの、恋。

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    ネタバレ

    トンネル内での電車の脱線事故。
    偶然同じ車両に乗り合わせていた真結と景は、暗闇の中で互いに話しかけ、励まし合って生き延びようとしていた。
    救出された後、被害者の会でまた再会し…

    最初の事故の描写がとても怖くて、読んでるだけでもトラウマになりそうだった。
    電車の事故にトラウマがある人にはおすすめできない…。

    事故後、二人が心を通い合わせていく過程はときめきを感じ、二人が幸せになれるようにと応援しながら読んだ。
    しかし途中から不穏な空気…
    少しずつ違和感を感じる場面が増えていき、クライマックスを見たくないのに、進むのが止められないジェットコースターの上り坂にいる気分。
    そこから急降下で明かされ

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    2024年11月04日