村上智彦のレビュー一覧

  • 最強の地域医療

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    ささえる医療。
    地域をつくるのは地域住民。専門家ではない。
    住民の覚悟、愛着、物語。
    究極のマネジメント:明日自分が死んでも組織や地域が同じように保たれて、住民が楽しく生活できること。すなわち、「自己消去に耐える仕組みをつくる人」。
    マネージャーに必要な資質:「自分の能力に対する信頼」と「変わり続けることに対する自信」

    夢なき者に理想なし
    理想なき者に計画なし
    計画なき者に実行なし
    実行なき者に成功なし
    故に 夢なき者に成功なし 吉田松陰

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    2019年01月01日
  • 最強の地域医療

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    医療福祉はまちづくり。私達は旗振り役ではなく、支える皆の傘になる。
    そして、「義」と「おおやけ」を大事にする。

    村上先生には、研修医時代から様々な縁があり大きな背中を見つづけさせていただいています。
    自分も「ささえる」を頑張ります。

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    2018年11月04日
  • 医療にたかるな

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    実際に夕張でお話を聴いたとき自分の人生観が変わりました。
    医療は目的ではなく手段。この本はときには厳しくも正論で、多くの日本人に読んでほしい1冊です。

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    2013年11月08日
  • 医療にたかるな

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    厳しい言葉で書いてはあるが、かなり考えさせられる内容であった。
    「責任を取らない」「決断できない」という風潮が、今の日本には蔓延していると思う。それによって多くの問題が引き起こされており、その一つが本書で取り扱っている医療なだけなのではないだろうか。
    定量的でわかりやすい医療費なんかの問題はもちろんのこと、色々考えていかねばならないのだろう。

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    2013年10月20日
  • 医療にたかるな

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    医療の側面から日本の構造的依存体質に対する意見具申である。
    行政の対応の悪さ、マスコミの勝手な論調、住民の根深い被害者意識の問題点を端的にわかりやすく解説してくれる良書と感じた。
    間近に迫った超高齢化社会に向かって今日本人がなにをしなければならないかを考えることを問題提起してくれている。

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    2013年05月31日
  • 医療にたかるな

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    医療も街のことも人任せにしない。ひとのせいにしない。「自分事」なのだ。
    その通りだと思う。わたしたち医療者にも読んで、考えたい。そう思わせられます。

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    2013年05月26日
  • 医療にたかるな

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    本当に色々と考えさせられた。夕張破綻の原因の一つとして、住民の「たかり体質」をあげていた。なんでも薬を貰えれば安心するような患者のことだ。高齢化していく日本において、医療費の増加は避けられない問題である。そこで予防医療が重要になってくる。夕張では今まさにそれが起きていて、いわば日本の縮図といえるだろう。

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    2013年04月28日
  • 医療にたかるな

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    大部分に賛同!
    現場で、もがきながらも必死に闘っている先生の言霊が詰まった本。
    一部分への批判ではなく、本当に聖域なく多方面に対して辛口コメントを発信している。現場で、実際に行動を起こしている方の心の声がヒシヒシと、確かな力として伝わってくる。自戒の書として、じっくりと読みたい。

    日本人が陥りがちな「思考停止」は、どこまで続くのだろうか。。。

    最近5年間、自分の中に少しずつ湧いて出てきた嫌悪感を、見事なまでに表現されていた。もちろん村上先生ほどの大きな問題ではないが。
    もともと薬剤師だったことに驚いた。しかし、やはり、医師でないと、行動は出来なかったのだろうか。。。

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    2013年04月08日
  • 医療にたかるな

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    医療崩壊について、色んな方面でいろいろ書かれてるけど、それぞれの内容の優れている点を抜粋して、それがまとめられた内容に感じた。受け売りとかそういうことじゃなく、純粋に“これだけ読んどけば、あらかた事足りるやん”的な、ポジティブな意味での感銘を受けた。

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    2013年04月02日
  • 医療にたかるな

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    「私が戦っていた敵は、いずれもちょっとしたごまかしの積み重ねによって作られてきた”日本の社会の仕組み”そのものだったように思います。」(本書まえがきより)

    多くの人に読んで貰いたい。
    でも、読むべき人は、恐らく読まないかも...。

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    2013年03月31日
  • 医療にたかるな

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    2006年に夕張市が財政破綻したのは聞いていましたが、まさかこんな事情だとは思いませんでした。
    日本では医療費は3割負担で助かるな、とだけ考えていたのですが、確かに残りは税金で何とかしているんですよね。自分の思慮の浅さに気が付きました。

    チームワークは個人がその責任を果たす事。誰かの為にも生活習慣だけでも整えます。

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    2021年05月27日
  • 医療にたかるな

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    例外も聖域もなく徹底的に叩きます、と宣言した通り、高齢者や行政、マスコミに対しても容赦なくて痛快。努力もせず権利だけ主張してくる患者については日頃からも経験しているので、(生活習慣病なのに薬飲んでるから大丈夫と言って摂生しない、大した症状でもないのに薬を要求、やたらと検査したがる等)よくぞ言ってくれたという感じ。一般の人の健康志向を高める必要もあると思う。生活習慣病なら、一部遺伝的な要因もあるが健康に対する意識の問題。健康維持や疾病や治療、死について、学校で教え、向き合うべきでは?医療の知識をもっと共有し、身近にすることが必要だと思う。予防医療を進めなければ、日本の保険医療の未来はない。

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    2020年01月15日
  • 医療にたかるな

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    著者は、医師であり、地域医療の専門家。
    財政破綻した夕張市の医療再生にも取り組んだ人物。

    著者は、夕張市を数十年先の高齢化が進んだ日本の「縮図」と見る。
    悪化した財政に思い医療福祉支出がのしかかる。
    その裏側では、日本社会に巣食う甘えとごまかしの構造が元凶となっていると。
    「弱者救済」をタテマエに、自らの不摂生を棚に上げて医療にたかる市民、それに乗っかる行政とマスコミ。
    自身が夕張などの地域医療に取り組んだ経験から、この国の病理を暴いていく。

    特に強調されるのは、保健・医療・福祉の3つの役割を、きちんと分別して包括的にあるべき姿を考えなければならないということ。

    保健とは、予防医療のこと

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    2019年01月06日
  • 最強の地域医療

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    並々ならぬ覚悟で地域医療に立ち向かった著者の情熱を感じ取ることができました。医療を受ける側にたった視点が示唆に富んでおり、厳しい指摘にもやさしさがあふれているように思えました。

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    2017年06月05日
  • 医療にたかるな

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    夕張市立総合病院の再生などに取り組んできた「戦う」医師、村上智彦氏による医療論。政治、行政、財界、マスコミ、医師・病院職員、そして「弱者」と捉えられがちな市民(患者)も含めて、あらゆる「敵」を名指しして、例外も生起もなく徹底的に叩くという趣旨で書かれている。
    本人が過激すぎるように思うかもしれないというように、論調はかなり厳しいが、言っていることはかなり正論であると感じた。「戦う医療」から「ささえる医療」への転換は、超高齢社会を迎えるこれからの日本にとって必須であろう。予防医療の重要性は言うまでもない。また、市民(患者)自身が、病院依存体質を改め、健康意識を持ち、自らが医療をささえるという意識

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    2017年04月14日
  • 医療にたかるな

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    辛辣な批判、と筆者は書いていますが、ちゃんと読むと悪意がないのもわかるし、正論を述べているだけですっきりとした読後感。いやー、面白かった。

    地域包括ケアってどう構築していくべき?っていうよりやっぱり一人一人の意識の持ち方が重要なんだなと実感。

    あと自分のことしか考えていない人の意見を聞く必要がないっていうのは判っていたことなんだけど、時としてそれが「民意」のように聞こえる。でもそれに耳を貸す必要はまったくないんだと思い知る。痛快でした。

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    2016年08月11日
  • 医療にたかるな

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    誰が悪い、何が悪い。批判だけではダメ。
    批判は必要かもしれないけど、より良い医療や社会を作るには、自分にできることを精一杯やらないとな、と思いました。
    大事なことを教えていただきました。

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    2016年07月23日
  • 医療にたかるな

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    国や自治体だけの責任にして、住民が被害者であるかの様な捉え方で報道されるケースが多いけれど、結局そういう国や自治体を選んでいるのは住民達。外からごちゃごちゃ言っても、結局中の人達一人一人が責任持って変わろうと思わない限りは変わらないのだと思った。当たり前の事しか書いてないけれど、その当たり前が当たり前じゃなくなってる世の中で、誰かに責任転嫁するのではなく、自分で自分達の地域をより良くしていく方向へ色んなことに関心を持っていきたい。

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    2016年02月21日
  • 医療にたかるな

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    こんな医者もいるんだ.患者の側も医療に対して冷静な観察が不可欠だ.既得権の保護ばかり考えている輩が多いのは事実だが、本音の議論をする資質がない人も多い.

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    2015年04月22日
  • 医療にたかるな

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    日本人は生き方をもう一度考え直す必要がありますね。自分さえよければいいという人が多いですね。特に医療に関しては。

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    2013年10月28日