青野利彦のレビュー一覧

  • 冷戦史(上) 第二次世界大戦終結からキューバ危機まで
    核拡散が精力的に行われて実際に核戦争が起こる寸前のキューバ危機まで。今より核の使用がカジュアルに発想されてて恐ろしい。キューバ危機が避けられたのは単に人類が運が良かったからだという。
  • 冷戦史(上) 第二次世界大戦終結からキューバ危機まで
    冷戦が終わって30年以上が過ぎた。ソ連の崩壊が「冷戦の終わり」ということにつながっているわけだけど。
    第二次世界大戦の終わりから、ソ連の崩壊まで丹念な記述で分かりやすい。で、気づいた。実は国際関係は何も変わっていない。「自国の利益のためには他者を踏みつけていく」という観点ではだ。確かにプレイヤーは変...続きを読む
  • 冷戦史(下) ベトナム戦争からソ連崩壊まで
    冷戦を中心とした現代史は、各国の利害関係が複雑に絡み合った結果であるが、その要因について、非常に簡潔かつ分かりやすく整理されている。
    歴史は、必然の結果ではなく、各国の選択の積み重ねの結果であるとの考察が印象的。そうであるからこそ、本書を読んで学ぶ意義があるのだろう。
  • 冷戦史(上) 第二次世界大戦終結からキューバ危機まで
    アメリカとソ連を中心としながら、第二次世界大戦後の各地域の動向が俯瞰的に理解出来る。キューバ危機と言われても、今までピンときていなかったが、背景がよく分かった。
    世界史を勉強している学生向けにも適している内容だと思う。