クラウス・ジャンソンのレビュー一覧

  • バットマン/ダークナイト:マスター・レイス

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    「バットマン・ダークナイト・ストライク・アゲイン」の時、レックス・ルーサーとの激闘の後でブルース・ウェインは、キャリー・ケリーにバットマンの仕事を譲って隠居状態にあった。だが宇宙怪人ブレニアックが、ボトルの中に収縮して収納したクリプトンの街の人々に異変が起きた。クリプトン人は、これ以上収縮した状態に耐えられなくなっていた。アトムは、クリプトン人をボトルから出して元の大きさに戻すが、科学力で劣る地球人をクリプトン人は支配しようとする。ブルース・ウェインは、南極のアジトで氷漬けになっていたスーパーマンを復活させ助けを頼む。スーパーマンとワンダーウーマンの娘ラーラが、クリプトン人に味方した。両者の戦

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    2022年12月17日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    「バットマン・ダークナイト・リターンズ」
    悪徳と退廃の街ゴッサムシティから、闇の騎士バットマンが、消えて10年。55歳のブルース・ウェインは、己の魂の呼びかけに突き動かされるように、ついに復活を決意する。ゴッサムシティにはびこるギャング団ミュータントを倒し、自分の部下にし、バットマンに憧れて弟子入りしたキャリー・ケリーを相棒に、整形手術に成功するも邪悪な本性をむき出しにするトゥーフェイス、アーカム精神病院に収容され廃人寸前になっていたがバットマンと最後の対決をするべく脱獄をするジョーカー、政府に雇われて工作員に成り下がっているスーパーマンと戦う。東西冷戦の混迷の中、バットマンの復活は、様々な波

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    2022年12月17日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマン世界に多大な影響を与えたダークナイトリターンズと、続編ダークナイトストライクアゲインがセットになった一冊。
    ストライクアゲインはあまり趣味に合わなかったですが、リターンズがやはりとても良い。
    最強の敵との戦いがとにかく熱いです。

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    2022年06月01日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマンのアメコミはこれが初めてだが、この一冊だけでも十分楽しめる。後半のエピソードはちょっと合わなかったが、前半の老いたバットマンはかっこよかった。

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    2014年12月01日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    アメコミ界の古典中の古典と言われる『ダークナイト・リターンズ』は、マンネリ化していたバットマンに「ダークナイト」という位置づけを与え、そして再生させた記念碑的作品と言われている。

    で、機会があったので読んでみた。これは確かに傑作中の傑作。衰えたバットマンが無秩序状態のゴッサム・シティに業を煮やして大復活、すると彼の宿敵だったジョーカーも復活。アメリカとソ連は核戦争が勃発し、スーパーマンは暴走的に自警を続けるバットマンとの戦いに駆り出され……と、とにかく圧倒的スケールで物語が進んでいく。

    人間の本性は変わらないよね、という作者のテーマ設定が面白く、トゥーフェイスやジョーカーを「治療した」と嘯

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    2012年11月11日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    いちいち「馬鹿な…もう息が切れた」とか言い出したり、暴れた翌日筋肉痛になったり、思いのほか体が動かなくてちょいちょいやられそうになりながらも、強迫観念だけで突き進む老バットマンが格好良かった。

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    2012年01月23日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    彼ってヒーロなんだけど、人間なんだよっていう当たり前なんだけど、見たくなかった問題を突きつけられた気がしました。老いと闘うとか格好良すぎ!一生ついていきます!

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    2010年11月02日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマンの傑作中の傑作。
    映画「バットマン:ダークナイト」「バットマン:ダークナイトリターンズ」の元になった原作だ。
    是非呼んで欲しい。

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    2010年06月08日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマンの最後の戦いを描いたフランク・ミラーの傑作コミック。
    300でもそうだが、ミラーにとっての「正義」とは、自分の意志を貫き、世界に記していくことなのだろう。

    以降ネタバレっぽい

    バットマンは法を犯してでも正義を貫く。
    その原因は、彼の少年時代にさかのぼる。彼にとっての日常とは、子供時代に親を殺されることで無意味なものになってしまった。
    以降、彼は自らの手で、自らの生きる世界にとって意味あるものを作り出し、守りとおしていく必要に迫られる。
    彼にとっての意味とは、正義の実現であり、バットマンへの変身はそのための手段だった。

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    2010年04月24日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    えり*老バットマンの物語。文章とストーリーに圧倒されます。読み応え抜群。バットマンとジョーカー、バットマンとロビン(キャリー)の関係がとてもよかった。

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    2010年04月21日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマン ダークナイト・リターンズ
    4/5点
    バットマンに対する世間の賛否両論な反応が分かるニュース映像を多く取り入れた面白い構成。
    内容があまりにも濃すぎて、1度読んだだけでは理解できない。

    バットマン ダークナイト・ストライクス・アゲイン
    2/5点
    何人ものヒーローが登場するせいか、バットマンが主役という感じがしない。ストーリーも前作とあまり関連性がない。
    前作では良かったニュース映像の使い方も雑で無意味。

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    2023年11月14日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    ネタバレ

    アメコミ史に残る作品とその続編が合本になっています。壮年?のバットマンが体が上手く動かんとか昔はもっと〜とか愚痴ってるのがとても面白いと感じました。終盤のバットマンとスーパーマンの戦いはとてもワクワクしました。

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    2022年09月19日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    ダークナイトの映画版が大好きなのでいつか読みたいと思っていました。

    老いたバットマンことブルース・ウェインの物語。
    ダークナイト・ライジングではクリスチャン・ベイルがあまりに若々しくて伝わり辛かったけど、老いたヒーローを描いた映画だったのだと改めて気づかされました。

    日本のマンガと違って独特のテンポがあるのがアメコミというのは理解していましたが、今まで読んだことある物と比較しても行間に色々な情報があったり、物語を理解するためにはそれなりのリテラシーが必要な作品でした。
    特にこの作品が発表された頃の時代背景を調べて読み直すとその膨大な情報量に圧倒される気がします。

    ただ、個人的にミミズが這

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    2017年08月27日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    映画版とはもちろん全然違うんですけど、この作品はぜひどこかで誰かと語り合いたい一冊!あと言語版がやっぱり欲しいのでゲットします。

    映画からのコミカライズはあちらではありえないのかな。

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    2013年11月10日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    バットマン引退から10年。
    しかし、ゴッサムシティから犯罪が無くなったわけではなく。

    カーレースや酒で焦燥感を誤魔化す老いたブルース・ウェイン。
    しかし、胸の中にはまだ戦士の魂は燃え続けており。

    そして、闇の騎士は帰還した。
    犯罪者に、犯罪と戦うことを禁じた政府に、そしてアメリカの「象徴」に
    その荒ぶる魂をぶつけるために。

    老バットマンの戦いを描く名作「ダークナイト・リターンズ」、
    そしてそのアナーキーな続編「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」を
    1冊に纏めた合本。
    バットマンの終末を描くことで現在のバットマン像を作り上げた
    「ダークナイト・リターンズ」だけでも読んで欲しい1冊。

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    2010年12月19日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    ウォッチメンに続いて読みましたがこちらも素晴らしい。

    どちらの作品も、個人では対処しきれない力学の存在が根底にあるように思います。社会にしろ国家にしろ、いかにヒーローといえども個人の力で世の中を変えられるようなのんきな状況ではなくなってしまった。その中でいまだにヒーローを続けるということは滑稽なことで、風車に挑むドン・キホーテみたいな存在でしかない。

    それでも戦い続けずにはいられないヒーローの姿からは考えさせられます。

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    2010年07月08日
  • DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト

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    勢いで購入。年をとったバットマンの哀愁漂う感じがなんとも堪りません。後半からのデジタル処理になった絵柄はちょっと好きじゃないかな…。

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    2009年10月17日
  • バットマン/ダークナイト:マスター・レイス

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    122冊目『バットマン/ダークナイト:マスター・レイス』(フランク・ミラー/ブライアン・アザレロ 作、アンディ・キューバート/クラウス・ジャンソン 画、吉川悠 訳、2019年2月、小学館集英社プロダクション)
    フランク・ミラーが手掛けるアメコミの金字塔『ダークナイト』 シリーズの第3作。約15年ぶりとなる新作である。
    狂信者によるテロリズム、BLM、フェミニズムなど、社会情勢を深く反映させたストーリー。ボリューム感と情報量は相変わらず凄まじく、かなり読み応えがある。

    〈世界を救いに行こうか〉

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    2024年09月21日
  • バットマン/ダークナイト:マスター・レイス

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    バットマンの中でも特異なシリーズである「バットマン:ダークナイト」の15年ぶりの最新第3作(第1作はアメコミ史に残る名作であるとともに、ノーラン版映画の元ネタのひとつとしても有名)。
    シリーズが通して問うのは、結局のところ自警団的な存在でしかないアメコミヒーローが、現代においてどう存在意義を見出すことができるのか、という問題。だから、86年の第1作は冷戦下で、01年の第2作は911のような混沌状況で、年老いて引退したブルース・ウェインが時代錯誤・狂人と呼ばれながらも老体に鞭打ってバットマンとして立ち上がる。
    今作も、現代の状況を反映してオバマやトランプを彷彿とさせるキャラクターが出てきたり、バ

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    2020年01月06日