藤田真央のレビュー一覧

  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    ピアノは他の楽器と違い、自分の楽器を持ってコンサートに臨むことができない、その事はわかっていたけれども、ここまでピアノ1台1台特徴がここまで違うものとは想像していなかったので驚いた。難解なパッセージを引きこなすだけではなく出会ってすぐのピアノをコントロールし弾きこなす技術は計り知れない。
    一つ一つとコンサートは、ピアノ、オーケストラ、指揮者、観客、それぞれとの一期一会で成り立っていると思うと新しい見方が得られた。

    0
    2025年04月14日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

     音楽の奥深さを表現することで非常に優れた文才を持つ若者だと感心させられ、このような感受性を持つピアニストだからこその素晴らしい演奏家なのだと納得した次第。ぜひこの人の演奏を今後は追いかけたいと思った。さまざまな指揮者エッシェンバッハ、ムーティ、バレンボイムとの接点も興味深い。ピアニストはプレトニョフ、ユジャワン、キーシン、トリフォノフら10人が集まってラフマニノフ前奏曲10曲を連続演奏したというスイス・ヴェルビエ音楽祭での2023年7月の一晩の出来事が印象的。特にプレトニョフが他の演奏を繋ぎコンバイン、アレンジしてハッピー・バースデイを演奏したという一幕は圧巻だった。著者にとっても一生の思い

    0
    2025年04月12日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    今をときめく若き日本人ピアニスト藤田真央氏のエッセイ。

    何を考えて演奏しているのか、音楽家の頭の中を少しだけ覗き見る気持ちでワクワクして読みました。オーケストラや指揮者をはじめとした他の音楽家とのコラボも楽しく、彼らの情熱がこちらにも熱伝導してくるようでした。
    また、写真がとても美しいです。

    黒岩里奈さんが勧めていたので手に取りました。
    一読の価値ありです。

    一つ惜しかったのは、私自身のクラシックの造詣の浅さですね。
    もっと知っていたらもっと楽しめたでしょうに…。
    まずは藤田真央氏のコンサートデビューから始めてみようと思います。

    0
    2025年02月07日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    プロ演奏者がどんなこと考えてるのかを覗けて面白かった。もちろんもちろん想像を絶する努力ありきだけど、下地の才能があって好きなもので旅をして仕事ができてうらやましく思った。

    0
    2024年12月03日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    プロ奏者視点の言葉が素直に書かれていて、クラシック音楽好きとしては学びの多い内容。クラシック音楽に興味のない方でも旅行記のように読めて面白いと思う。
    また言葉や文章がきれいで、読んでると写経でもしているような落ち着いた境地になれる、素敵な本。

    0
    2024年11月24日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    藤田真央さんと一緒にコンサート旅行をしている気分になる。彼の文章の巧みなこと。比喩表現が上手いので、思わずクスリと笑ってしまう。知ってる有名な演奏者がいっぱい出てきて、ヨーロッパのクラッシックの社交界を覗き見ている感じになる。なのに、真央さんはとても自然体で音楽性を共通言語にしてお友だちを広げている様子がわかる。あっさり書いているけれど、すごいことだと感じた。

    0
    2024年10月15日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    “わたしの人生の節目には、
    モーツァルトが現れる_”



    冒頭の言葉から魅了されました

    藤田真央さんのピアノの音色は
    言葉では表現できないほど
    1つひとつの音の粒が
    ま〜るい金の粒のように美しく
    キラキラと輝いている



    このピアノに 世界が恋をした!!



    ピアノを心から愛し
    偉大な作曲家の想いに寄り添いながら
    そして 誰よりも音楽を楽しんで
    弾いているんだろうな…と
    たくさんの写真と文章から そう感じました

    これからの活躍が とてもとても楽しみです

    0
    2024年10月02日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

     テレビでたまたま聴いた藤田真央さんのモーツァルトの音があまりに綺麗で、「あー、モーツァルトはこんな風に弾いてもらいたかったんだ、と喜んでるだろうな、モーツァルトもこんな風に弾いていたんだろな」と初めて感じた。

     それで、興味が生まれて本を手に取ってみた。表紙だけ見ても自ずとわかるけれど、本の作り、時々挟まれている写真など、所々からこのピアニストが本の制作に関わった人たちから愛されているのが伝わってくる。本を読んでこんなことを感じたのは初めてだった。

     藤田真央さんは、(本から窺い知るに)音から想像する通り、天真爛漫で懐が大きく、世界をチョロチョロと難なく駆け抜けていく、天性のの才能と能力

    0
    2024年09月03日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    テレビで拝見する限りフワフワとした印象の藤田氏の天才ぶりに驚愕した。次から次へと訪れる欧州での本番に臨む姿に、力みや気負いを感じない。突然の代役や厳しい条件すら楽しみと学びに変えてしまっている。共演者と共に音を紡ぐ素晴らしさに感動しながら、ただただ純粋に音楽と向き合っているように感じた。

    最後のページ、客席に深々と頭を下げる写真と共にある文章には、藤田氏の謙虚なきれいな心が表れているように感じた。

    ぜひコンサートで氏の演奏を聴いてみたいと切に思った。

    0
    2024年08月31日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    イスラエル ユダヤ教安息日シャバット
     エレベータがすべての階に止まる 温かい食べ物なし 火や電気の使用禁止
     モーツアルト 瞬間ごとの即興性 音色の変化  音数が絞られシンプル
     律儀さと繊細さ  ピアノソナタ全集 2022年

    ミラノ スカラ座 
     ピアニシモ 指先の力 フォルテ 身体全体
     スタインウェイ 36万番台 鍵盤が象牙 汗を吸い取り弾きやすい 表面ざらつき

    東京 オペラシティ
     シューマン 痛み 愛情
     シューベルト 客観的 ベートーベンがやりつくした後の時代 歌曲のような情景 

    楽譜の解釈が最重要事項 作曲家のバックグラウンド 想いや経緯
     この曲はどういうことを表現した

    0
    2024年06月23日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    一度演奏を聞いてみたいと熱烈に想っている、若きピアニスト、藤田真央さんの自伝的エッセイ。
    これまでの経験や音楽への向き合い方、考え方、数々の出会いなどなどがびっしりと記されている。
    お気軽なエッセイではなく、かなり音楽的なことが詳細に書かれているので、知識の浅い私には付いていけない部分も多々あったが、でもきょうみをもって読むことができた。随所に挟まれている写真も美しい。海外での活動が多いようだが、ぜひ日本でもツアーをやってもらいたい。

    0
    2024年05月28日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    主人公が大成していく様を間近で見ているようなワクワク感がある。この若い才能!
    2部からはご本人のエッセイのような演奏旅行日記が収録されており、こちらもめちゃくちゃ面白い。失敗したところも包み隠さず、ごはんやおやつの描写も微笑ましい。むちゃくちゃ性格良い人なんだと思う。綺羅星のごとくの演奏家との共演や、曲への向き合い方なども語っており、音楽評論としても(もちろん)面白い。
    コンサート行きたいな。

    0
    2026年01月18日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    世界各地でのコンサートの記録や、その土地での思わぬ出来事まで綴られています。
    作中に登場するモーツァルトやラフマニノフの曲を聞きながら読み進めました。
    藤田さんとともに世界を旅した気分です。

    0
    2026年01月04日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者の藤田真央さんは、執筆当時24~25歳。

    別冊文集でのインタビューをきっかけに連載を担当されることになり、

    その2022年からの毎月の連載が前半に、後半は、2023年の8月の一か月の自筆記録が掲載されています。

    本のビジュアルのための写真撮影に文春さん取材チームもスイスに来られたりしたとのことで、とても美しい写真で飾られていました。

    読み始めから、

    今この同じ時代に、こんな人生を歩んでいる人もいるんだーと、まさに、世界を飛び回る生活でした。

    そして、ピアニストとしてのご活躍、お仕事が、オファーで成り立っているということをまず知りました。前のコンサートで出会った人とのつながりで、

    0
    2025年12月07日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    音楽に詳しければ、あれやこれやが楽しく読めるんだと思う。師匠の野島稔さんの話も。
    恩田陸さんとの対談が面白かった。やっぱり意識的に新しいものを取り入れようとしている人なんだね。

    0
    2025年10月07日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    黒岩里奈さんが紹介されていた本のため読んでみた。

    私よりも年下だけど、世界で活躍するピアニスト。
    クラシックは私は全くわからずだけれど、様々な場所でプロフェッショナルがどのように活躍しているのか、音楽を通して世界中の人と繋がっていく様子などがエッセイとして綴られていてとてもおもしろい。 

    時間や環境に恵まれない中でもベストを尽くすことの難しさ。ピアノって他の楽器と違って自分のものとして持ち運びできないから大変。
    爪が割れたり、寒かったり、全然眠れなかったり、それでもどんな環境でも自分の演奏をしようとするプロフェッショナルさと、友達と生姜焼きパーティーをしている若者っぽさが両方あるのがまた魅

    0
    2025年09月24日
  • 指先から旅をする

    Posted by ブクログ

    時の人である黒岩里奈さんが編集されたとのことで紹介されてたので読んでみた。
    この著者の藤田さんは初めて知ったんですが、なんとも音楽の豊かさをこれほど文章で表現できるのもすごいなと思った。
    ピアニストとしても一流なのもわかって、俄然興味出た。
    この本に出てくるプレトニョフさんも気になった。

    0
    2024年11月21日