華宮ららのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第2回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞受賞作。
ルルル編集長が言った「全体に、話が似通っている印象を受ける。もっと身近なファンタジーがあっていいし、時代物のファンタジーがあってもいい。ミステリー調の物だって、ぜひ読んでみたいところ。」という言葉にうなずける作品。
少女向けでよくこんな硬派な作品書いたよなー、と作者の勇気に驚き。
あとがきにも書かれてあるとおり、映画のようなストーリー展開で、主人公の気持ちがあまり描かれてなくて、いまいち共感できないところがネックといえばネック。
でも、ストーリーが気になるので、ぐいぐい読めちゃいました。
キャラもいいのですが、登場人物が多すぎて、収拾 -
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Posted by ブクログ
子爵家でお世話になっている主人公は、ある日突然
本当の父親の所へ連れて行かれる。
実はご落胤、という落ち。
簡単に引き取る事にしたののには、王妃に何か考えが?
とか思いましたけど、生前を知っていれば…納得です。
こういう強い女性、好きですw
このまま別れた幼馴染とどうなるのか、と思いましたが
恋愛方面はそうなるのか、という状態。
やらねばならない事も、恋愛もおまけ扱いではなく
きちんと話の筋にあるので、どちらも気になりつつ、で。
主人公の成長がすごかったです。
感情的にならず、すべてを押し込めて…というのは
この年ではきついものがあります。
幼馴染の言葉は、確かに侮辱になるでしょう。
守 -
Posted by ブクログ
『ルチア』が大当たりだったので別シリーズかーと思いつつも読んでみたんですけどうーんうーん……女の子を……女の子をもう少し出してくれ……。封殺鬼の霜島先生は「ルルル文庫は基本的に男性主人公はNGで~」とブログで仰ってたんだけど、これは男性主人公じゃないのかな……?
相変わらず安定感のある作風でそれは十分評価するんだけど、自分の才覚で時代を生きる素敵な男性を描きたかったという作者の主張も分かるんだけど、どうもにあほも読んでるみたいで居心地悪かった。素敵な男性描きたいならヒーロー2人並べてかっこよさを引き立て合うのでなく、ヒーローとヒロインでやるのが少女小説じゃないかなあ……。ジュエルは可愛いし -
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