はいじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初代様には仲間がいない
を読んで、続きがあることを知ってしまい、つい手を出してしまった。
シモン、良かったね。
そして!前作を読んでいると分かる魔王の弱点『犬』がクスッときて、前作を読んで無くても面白いけれど、読んでいたらクスッとくる部分もあって、とてもお得感を感じてしまった。
互いに互いしかいない関係は、前作に引き続き、その過程がまた萌えどころ沢山でよかった。
娼婦の母親の他者に依存する生き方がいやで、ああはなるまいと誓ったシモンが、師匠に依存していき、もう母親を馬鹿に出来ないと独白するに至る過程は、もう仕方がないよね、と思えてしまった。
自身が世界の特別になれたと思っていたら、そうではなく。才能が頭打ちの自分を軽々と追い越していく弟子に、自分の矮小さを突きつけられ、それでもちゃんと、へこたれず、自暴自棄にならず、他者を虐げずにいられたなら、かならず報われる。とても優しい物語だった。
沢山の悪意や悲しみや理不尽に打ちのめされても、しっかりと芯を持って生きられたなら、きっと誰もが誰かの救世主になれるのだろうな。 -
Posted by ブクログ
互いに一人しかいない。
他者との関わりを築けない男の子二人の物語。
個人を識別する名前を持たない『勇者』の二人。特に初代様には意図して名前をつけるということをしなかった。
期待される役割で呼ばれる人生は、なんと辛いだろう。そんな事を思った。
役割で呼ばれる初代様と、自身の役割をに相応しい行動をとることができない犬。
命令されて、それだけをこなせばいいのは楽。考えることが出来ない。そんな犬が初代様のために、自身が出来ることとは何かを考えて、必死にもがくさまは滑稽だけど悲しいけれど美しい。
自分が命令しなければ、犬は何も出来ないと思っていた初代様は、犬を失ってはじめて犬に支えられていたことに気がつく。
一人の男の子が二人いるという状態から、かけがえのない二人になる過程が、なんとも悶えるほどに愛おしい。
一気に読み切ってしまった。
面白かった。 -
購入済み
受け攻め傾向とは
一途受けとかヤンデレ受けのアンソロジー全裸待機! と思っていたんですが、この後に出る予定のものが「ギャップ攻め」「◆◆攻め」「◆◆攻め」と攻めシリーズが続いていて、「受け攻め傾向で選ぶ」とは……? と困惑してます。
1.魔王×社畜。
攻めが250歳だと言うからワンチャン年上×年下を期待してたけど、人間の年齢に換算すると18歳らしい。受けは38歳。
ガッツリ年下攻めでした。
2.大学同級生カプ
ノンケ陽キャ×優等生
好きになってほしいと受けに告白するも微妙な反応だったから、とりあえず体の相性から確かめてよう! って身体の関係から始めようと迫る攻め良かった。
理性を失った攻めによる必死な「先っぽだけだから」が良かった。
3.昔の同級生(竜王)×弁護士(冬鳥)
他種族が住むファンタジー世界。
ほっこりする可愛さ。亜人の世界観が好き。
4.王国最強の騎士(22)×末っ子王子(18)
13歳の時に17歳の攻めに恋をした。数年経って受けから告白して目出度く付き合うも手を出されない事に、なにが溺愛だ、と不機嫌になる受けによる誤解すれ違い話。
護る役目の強い年上騎士×守護対象で末子の年下王子、最高です。
一番好きな話でした。
5.謎の男(20前半)×落ちぶれ魔術師(30手前)
だらしないままの自分を甘やかして好きでいてくれる男の恋人が欲しいゲイ受け。
雪が降る七日間は家から出られない。突然現れた理想の男と家に閉じ込められて、雪が溶けるまでの恋人と七日間を過ごす。