第60回文藝賞優秀作。泣いた。人生の底にいるときに読む本。
お母さんの考えも好き。結局女で勝負しなきゃ生きられない。同じ土俵に立って勝負しようなんて間違っている。
生きるの辛いけど読むとなんかちょっと生きれる気がする本だった。
「人にたくさん迷惑をかけて生きてきた結果がこれ。自分のことしか考えてな
...続きを読むくて、明日からも生きていこうなんて甘いことを思って。」
「要するにどっちでもいいのだ。生きようが死のうが。そんなことは私の知ったことじゃない。運命が勝手に決めればいい。迷惑しかけない娘が最後まで迷惑をかけているわけだけど、そのすべてを受け止めてみろ。」