定方晟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仏教として語られることの中には、シャカが説いたこと以外に、それとどのように関係しているのか分かりづらい事柄が多々ある。須弥山、地獄、極楽、等々、それらを全て「人びとを導くための方便だから」という言葉で片付けるのは簡単だが、この本の著者は、それらが仏教の中で語られるようになった経緯を、インドだけでなくエジプト・ギリシア・イラン等の古代思想も参照しつつ、新書ならではの肩肘張らぬ語り口で探っていく。そこで披瀝される該博な知識や推論に刺激を受けることが多かった。
以下、備忘録。
79頁 バラモン教の「梵我一如」
「相対」に対する「絶対」は真の「絶対」ではない。「絶対」は「(相)対(有あっての無、私あ