定方晟のレビュー一覧

  • 須弥山と極楽 ――仏教の宇宙観

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    新版が出る前の新書で読んだ
    普段使っている言葉が何処から来たのか
    仏教の用語が私たちの日常にいかに深く浸透しているのかがよくわかる一冊。必読書

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    2024年12月25日
  • 須弥山と極楽 ――仏教の宇宙観

    Posted by ブクログ

    仏教として語られることの中には、シャカが説いたこと以外に、それとどのように関係しているのか分かりづらい事柄が多々ある。須弥山、地獄、極楽、等々、それらを全て「人びとを導くための方便だから」という言葉で片付けるのは簡単だが、この本の著者は、それらが仏教の中で語られるようになった経緯を、インドだけでなくエジプト・ギリシア・イラン等の古代思想も参照しつつ、新書ならではの肩肘張らぬ語り口で探っていく。そこで披瀝される該博な知識や推論に刺激を受けることが多かった。
    以下、備忘録。
    79頁 バラモン教の「梵我一如」
     「相対」に対する「絶対」は真の「絶対」ではない。「絶対」は「(相)対(有あっての無、私あ

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    2026年04月26日
  • アショーカ王伝

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     読みやすく整えられた翻訳。これまで、逐語訳の方が多かったから新鮮。詩句は語感というか、七音や八音の後に五音で終わる、という、日本人に心地よいリズム感になるよう意識して訳されていて、拘りを感じた。解説曰く、原文の方も韻文として作られているから拘ったとのこと。さすが。

     立派な人だった、という触れ込みで読み始めたというのに、最初に出会うアショーカ王が「残忍アショーカ」。そこから立派な王になったというのに、愛する息子クナーラの受けた仕打ちから、本人が許しているというのに怒りを抑えきれずに行動してしまっている辺り、性根は変わっていないというか、善悪どちらも併せ持つ存在なのかな、と。アショーカ王もク

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    2025年10月13日