リンデ・ファースのレビュー一覧

  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    令和6年読書感想文高学年の部課題図書。
    特別支援学校に通う子ども達。バラバラなクラス。担任のトム先生の読み聞かせの時間だけはみんな楽しみにしている。
    トム先生の友人の児童文学作家と交流が始まり、作家の家のドアからつながる国へ行くための課題をこなすうちにクラスの仲間のことを知って団結していく。
    パスポートやビザ作りは楽しそう。本の題名を当てるクイズはやってみたい。
    オランダが舞台だが、子どもにはオランダの街並みや渡し船などイメージしにくい気がする。個人的にも今年の課題図書の中で1番読み進めにくかった。

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    2024年07月07日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    小学校高学年の課題図書と言うことで読みました。
    不思議なタイトルに惹かれましたが、想像していた大冒険のお話ではなかったです。
    ケンカが絶えない支援学校のクラスで、子供たちに冒険をさせることで、学校が楽しくなり、お互いを理解して良いクラスにして行くお話でした。

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    2024年06月17日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    5年から。2024読書感想文高学年。新しく特別支援学校に通い始めたラウレンゾー。言い合いの絶えないクラスだが、トム先生の読み聞かせの時間はみんな大好き。そんなある日先生が、作家さんへ手紙を書くことを提案し、ラウレンゾーは作家さんの家に招かれることに。そこで見たドアはメトロポリタン連邦へと繋がっていることや、大使がいることなどを教えてもらい、クラスでなぞなぞビザや行きたい国ビザを作りながらクラス全体が成長していく。
    抽象的表現や、特別支援など、子どもにとって共感しにくい本かなと思います。ビザ作りは楽しそうですね。

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    2024年06月03日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

    Posted by ブクログ

    作家の家には謎めいたドアがある。ドアのむこうへ行くには特別なパスポートを持った人しか入れないという。作家と手紙を交わしながらパスポート申請やビザを作成していく中でクラスメイトとの関係も深まっていく。

    あらすじ見て面白そうと手に取った本。
    作家からの課題に取り組む子どもたちと先生のやり取りが微笑ましく、ついにドアの向こうへ行けるという皆の高揚感が伝わる。
    最後まで読んであたたかい気持ちに包まれた。

    最後に書かれていたのは作家の実際の経験に基づいてできたお話だそうで、2人の出会いやエピソードが素敵だった。

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    2023年07月25日