リンデ・ファースのレビュー一覧

  • ゆきのもりのおくりもの

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    表紙の絵に心奪われ…クリスマス頃に読むのがぴったり。年明けに読んでももちろんいいけど。ソフィーの小ささが愛おしい。森の木はみんな背が高くてソフィーが隠れちゃいそうだし、ヘラジカも大きいし。ひとつだけ小さいもみの木を動物たちと集めた素敵なもので飾る…きゅん。お父さんが来てくれたのは、嬉しかったなあ。優しい。優しい絵本。たくさんの人に永く読まれてほしいな。

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    2025年01月05日
  • ゆきのもりのおくりもの

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    イラストがすごい素敵だった…!
    冬の夜のひんやりした感じやびゅうびゅう吹き荒れる雪も表現されていて感動!
    最初の淋しい感じでぐっと絵本の世界に入り込ませてくれて、最後にぽぅっと心を温めてくれるような光も素敵だった。
    物語は全体的に静かに進むんだけれども、最後はなんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。
    子どもも見入っていたけれど、大人の私も一瞬で虜になった。

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    2024年12月28日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    作家のラヴィニアの家には、謎めいたドアがある。ドアの向こうには多くの国があり、パスポートとビザをもつ人だけが開けることができるらしい。トム先生のクラスのラウレンゾーたちは、作家からの課題に取り組みながら、自分と仲間たちを深く知っていく。

    「本を読むのは、ドアを開けるのと似てるの。いま、この本を開いたら、あなたをまっているのはなにかしら?」

    「物語を読むこと・きくこと」の喜びや力強さがすごく伝わってきた。本を開けばどんなところへも行くことができるというメッセージはもちろん、先生の読み聞かせを「手のかかる子どもたち」がとても楽しみにしていたり、ラウレンゾーとパパを今でも繋いでいる思い出が『メネ

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    2023年07月08日
  • ゆきのもりのおくりもの

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    女の子 ソフィーの夢。
    クリスマスには、きらきらした 心が躍るような そんな時間を…。
    雪が降る町、どの 家も 明るく楽しげな時間を過ごしているような時、女の子の家はとても静かでお父さんは仕事に大忙し。

    翌日、クリスマスの朝、北欧の夜明け前のまだ暗い朝。
    外なら、素敵なことに出会えるかもしれない☆+*
    そんな期待を持って、ソフィーはひとり家を抜け出し、不思議で特別な時間を体験することになる。

    北欧のまだ暗い朝、不安を煽る白い雪が激しく降って、その後特別な時間が始まって、少しずつ白が光の役割になって、ソフィーの心が、色と反映してる状態から、一転して対照的な状態になったところが、とても面白く感

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    2025年05月08日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    わたしにはとても面白かったが、子どもウケするかというと、なんとも…。
    子供にはちょっと肩透かしの印象になりそう。

    冒険ではなく、冒険に辿り着くまでを冒険にした物語。
    やや不思議な小学校についてもあんまり説明はない。
    日本でいえば、フリースクールみたいなものか。

    あのトンケ氏がこんな不思議なガイド役の女性になって、物語に登場しているということが、私には大きなことだった。

    主人公とパパのことも、一応は好転してホッとしたけど、日本社会から見ればこれってけっこう酷い状況なのは変わりないし、モヤモヤしないとは言えない。

    それでも、こういう小さなものを積み重ねる物語が私は好きだし、物語は良いものだ

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    2025年03月25日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    自動車コーナーで、心惹かれるタイトルの本を探すのは、まさに宝探しだなと思う。
    タイトルの言葉、表紙の絵、見ていてワクワクします。

    中に出てくる子どもたちと一緒に、冒険している気分です。といっても、心の冒険。未知のものに出会うワクワクは怖いけれど、向き合えばちゃんと力になる。大人の立場、子どもの立場、それぞれを、自分だったらどうするかなと考えると面白い。

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    2025年03月07日
  • ゆきのもりのおくりもの

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    モノトーン多めのページちょっぴり物悲しく読んでいたら、ラストに「わぁーーー」っと。
    静かな静かな冬の夜。

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    2025年02月09日
  • ゆきのもりのおくりもの

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     しずくさんのレビューからこの絵本を知りました。クリスマスに間に合いましたっ!!しずくさん、ありがとうございます。

     この絵本はソフィーという少女が主人公です。舞台は冬の北欧、明日がクリスマス!なのに、大好きなパパは忙しくて…ソフィーは自分のための素敵なことが外にあるかもしれないとコートを着て出かけます。そこで出会ったのは、優しい目をしたヘラジカと動物たち、そして湖のほとりにひとりぼっちでたたずむ小さなモミの木…。

     とっても自然豊かな北欧のクリスマス、雪、氷、星、オーロラが丁寧に描かれています。そしてソフィーが、また可愛い!!ソフィーの小さな冒険っ!思いやりと優しさを感じさせてくれるスト

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    2024年12月18日
  • ゆきのもりのおくりもの

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    5歳孫娘にクリスマスプレゼントする絵本を探す。
    以前は恐竜大好きだったのに、最近はすっかりプリキュアに入れ込んでしまった孫娘。久しぶりに会った彼女は髪も長く伸ばし当世風の女の子、いわゆる可愛い女の子に変身しつつありました。ばぁばとしては嬉しさの反面残念な気持ちもあり複雑な心境。

    静謐な雪の世界が描かれた絵本。明日はクリスマスなのにパパは仕事で大いそがし。単身世帯なのだろう、ひとりぼっちのソフィーはすてきなことを探しにでかけると、吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い、大きな森へたどりつく。ソフィーは、青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ小さなもみの木を見つけます。かざりも光もなく一人ぼっちで立って

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    2024年12月07日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    様々な特性を持った子達が、先生と作家の出すちょっと変わった問題を考えながら、自分を見つめ、他の子を理解していくお話。
    最終的にコスモポリタン国に入る事ができる。
    なるほど、コスモポリタンってそういう意味なのね。
    小学校高学年2024課題図書だけど登場人物10人の子達の特性がわりかし、はっきり書かれてるあたり、小学生に読解できるかなぁ…とちょっと思った。
    ボリュームも少なく、会話が多く読みやすいけれど、奥が深い。
    中学生でもよい。
    担任の先生の子どもたちへの会話対応が素敵だった。

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    2024年09月21日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    2024読書感想文課題図書
    やっと課題図書っぽい作品に出会った気がする
    子どもに読ませてたいし大人もしっかり考えさせられる、考えるべき本
    オランダの国事情を差し引いても国境のない共通課題がこの作品にはある。特別支援教育(情緒)に興味がある大人にも勧めたい。
    小学生たちはどんな感想を綴るのかな、審査が楽しみだし全国で選出された作品が有ればぜひ読みたい

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    2024年09月09日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    ドアの向こうがよく分からなかったが面白かった
    明かされる前はドアの向こうはどう何なんだろう?とワクワクした

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    2024年07月20日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    2024年読書感想文課題図書 高学年
    このお話は、実話を元に作られています。
    1978年、作家を夢見る19歳のリンデルトは、有名な児童文学作家だったトンケの家を訪ねます。
    トンケは児童養護施設で過ごしたことがあり、また、教育に困難を伴う子どものための学校に通った経験がありました。
    また、1982年にパスポートそっくりの本が社会問題となって、法務省が本の回収に乗り出したとき、二人は実におもしろい対応をしたのです。
    さあ、現実と空想とユーモアが入り混じる本の世界へ行ってみてください。

    普通の異世界へ行くお話とは一線を画す設定がよかった。あとは、このお話のもとになった実話のエピソードがすごく楽しか

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    2024年06月26日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    "変わった子が通う学校” というのが何なのか、何故なのか、が語られておらず、気になるところです。物語内ではみな、普通の子どもたちなので。
    先生は素晴らしいですね。子どもたちがのびのびと生活できているので。

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    2024年06月19日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    教育に困難をともなう子の学校。作家とのやり取りを通じて、ドアのむこうの国へのパスポート申請書を書いたり、その連邦にありそうな国のビザを自分で考えて書いたりという授業が楽しい。

    でも何よりも子どもたちが楽しみにしているのは、先生にお話を読んでもらうこと。そういえばわたしも6年生のときの先生がお話を読んでくれるのがすごく楽しみだった記憶がある。

    でもってこのパスポート申請書やビザのくだりは実際に起きたエピソードをもとにしていることが巻末のあとがきに記されていて、これもまた楽しかった。

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    2023年11月14日
  • ゆきのもりのおくりもの

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    クリスマスの夜。家々の窓は明るく輝き、パーティーの楽しげな音楽や声が聞こえてくる。でも、ソフィーの家は暗くて静か。パパは忙しくてクリスマスどころじゃないから。何かすてきなことが起こらないかと期待して、ソフィーはまだ暗い朝早くに家を出る。吹雪の町を歩いていると、大きなヘラジカがやってきて、ソフィーを背中に乗せてくれた。

    絵が美しく、特に光るモミの木が温もりを感じさせて素敵。でも、物語はちょっと唐突感が随所にあって、入り込めなかった。

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    2025年11月05日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    大人向けのステキな冒険ものの様でした。子どもたちが少しずつお互いのことを理解していったり、ラウレンゾーも自分の気持ちを伝えられる様になったり、最後はお父さんからの優しい手紙にホッとしました。

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    2025年10月13日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    子どもが読んで面白いかな?(特に翻訳ものとして)
    とい疑問があるが、大人は読んで面白かった。
    先生がとてもよい先生だということがわかるし、渡し舟の船頭さんがお父さんというのもよかった。
    しかし、最後の解説のパスポート事件のあらましがわかり、作者の人となりを知ると、この本の面白さがわかる。

    ファンタジーと思って手にとる子にとってはがっかりする内容かもしれない。最後までドアの向こうを楽しみにしてきたのに、クラスをまとめる手段(?)だったのか、とがっかりするかもしれない。
    オランダの教育事情がわからない子どもからしたら、特別な学校というニュアンスも微妙かもしれない。

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    2025年02月04日
  • ゆきのもりのおくりもの

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    9歳8ヶ月の娘
    6歳8ヶ月の息子に読み聞かせ

    表紙がきれい〜

    クリスマスのおはなし

    ゆきの描写がすごい。
    動きがみえる。
    最後のオーロラもきれいー

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    2025年01月23日
  • ドアのむこうの国へのパスポート

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    ネタバレ

    あとがきの実話のエピソードがおもしろかった。
    本編は支援学校に通う子どもたちが、みんなでドアのむこうの国へ行くためのパスポート作りでお互いに良い関わりができるようになる話。

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    2024年07月24日