水見はがねのレビュー一覧

  • 朝からブルマンの男

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    小学生でも高学年なら読めそうだし、幅広い年齢に愛されそうな日常の謎小説。最後まで読むと青春小説的な要素もありさわやかでした。
    それゆえ、謎や推理にあまり尖った部分が感じられず、今一つだったかなあ。
    しかし推理小説初読みさんにもオススメできる、癖のなさは素晴らしい。

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    2025年10月25日
  • 朝からブルマンの男

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    ネタバレ

    いまいちな助手系のミステリだけどちょっと観点が違う。
    助手はほぼ正解を伝えるのだけどその根拠を先輩の探偵が解き明かす。
    という組み立て。

    ドッペルゲンガーの話は先が読めたと思って飛ばしてしまおうか、と思ったけれど妙に章立てが長いのでちゃんと読んでみたら自分の推理は全然的外れでした。

    是非ご一読ください。

    ラストの先輩のくだりも良かった。

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    2025年09月03日
  • 朝からブルマンの男

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    バイト先の喫茶店に朝一番に来ては、2000円もするコーヒー、ブルマンを頼む男…
    しかもそのブルマンを飲む時辛そうにし、残していくこともあるという。
    大掛かりなミステリではなく、日常に仕掛けられた謎を解き明かす感じの短編ミステリ集。
    金曜日だけまずいご飯の謎、幽霊の出る寮、受験の日に現れたドッペルゲンガー、盗まれたダイヤ…
    ミステリ好きなのと探偵役の緑里先輩と主人公の志亜ちゃんの関係性が可愛くて楽しく読めた!
    面白かったです!!

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    2025年11月08日
  • 朝からブルマンの男

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    相沢沙呼のマツリカシリーズのような、女王様とポチ的な関係だけど、女子同士だとほんわか和やか。ただ、人物造形はほわほわ定まりきらない。ボク属性なのか、ほんのりお色気路線なのか、ギャップ萌えなのか…。
    ワトソンとホームズのような関係で、日常の謎をさらりと解決&図解が入る本格ミステリは好き。論理立てはなるほどだけど、頭がついていかずそのあたりは斜め読み。
    表題作、朝からブルマンの男が一番面白かった。
    あと、列車のミステリは銀河鉄道999の情景を彷彿させられ雰囲気よし。うろ覚えだが、恩田作品でも夜行列車で語らう男女の話好きだったな。三月は深き紅の淵をのどこかだったかな?

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    2025年10月23日
  • 朝からブルマンの男

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    ゆるーいコージーミステリかなと思ったら全然違ってて、嬉しい収穫。第1回創元ミステリ短編賞受賞作。
    大学ミステリ研究会の2人組が出会った謎を解くと言うもの。よくある設定だが、登場人物の会話にも無駄がなく、いかに推理を優先して纏めているかと工夫されているのがよくわかる。短編なのですぐ読めるが完成度が高いので得した気分。

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    2025年09月06日
  • 朝からブルマンの男

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    ネタバレ

    表題作のブルマンはすごく良かった!
    他の短編は表題作に比べてちょっと弱いかなと。
    ブルマンとウミガメは⭐️5。

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    2025年08月30日
  • 朝からブルマンの男

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    連作短編集ということで、全体を貫く縦軸の大きな謎とかがあった方が一冊としての満足感は出ると思います。が、表題作の「朝からブルマンの男」は完成度が高くこれを読むためだけに買う価値はあります。

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    2025年08月29日
  • 朝からブルマンの男

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    読みやすい短編ミステリ小説

    身近な世界観で
    興味を惹かれる謎解き

    え?そっち?
    という意外性もあって
    楽しめた

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    2025年08月21日
  • 朝からブルマンの男

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    短編集はなかなか手堅い感じの日常の謎テイストから始まり、デカい犯罪や人間のやっかいさを描いていてなかなか好み。

    2987冊
    今年215冊目

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    2025年08月16日
  • 朝からブルマンの男

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    ネタバレ

    【収録作品】
    朝からブルマンの男
    学生寮の幽霊
    ウミガメのごはん
    受験の朝のドッペルゲンガー
    きみはリービッヒ

    非公認のミステリ研究会の会長・大学二年の葉山緑里と一年の冬木志亜が関わる日常の謎(表題作を除く)を描く。
    デビュー短編集とのこと。

    大学生コンビ(ボクっ子探偵×ポンコツアグレッシブ後輩助手)の造形に若干の古さと居心地の悪さを感じてしまったのは、当方の世代故か。

    表題作はなかなか不穏な真相で、素人女子二人が首を突っ込んでいいものではないが、あんな暗号は警察で説明しづらいだろうとも思う。思いついちゃったら書きたいよなという感があるトリック先行型作品集という印象を受けた。

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    2025年11月23日
  • 朝からブルマンの男

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    2025年。第1回創元ミステリ短編賞受賞。
    殺されないミステリ。ミステリ好きの女子大生2人が探偵なんだが、一人称ボクって今もあるの?
    「朝からブルマンの男」おお。。こんなトリックが。ぽんと膝を打ったのであった。ちなみに子供の頃ブルマン飲んでたけど、そんな高価格ではなかったと思う。
    「学生寮の幽霊」江戸川乱歩のその話、知ってる
    「ウミガメのごはん」ウミガメ言うても、おいしいのとおいしくないのあるんだ。っておそらくカメを食べたことない。
    「受験の朝のドッペルゲンガー」友情がもどることを期待。
    「きみはリービッヒ」
    この賞の行く末を見よう、忘れなければ。

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    2025年11月30日
  • 朝からブルマンの男

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    大学のミステリ研究会の二人・葉山緑里先輩と冬木志亜が日常にある謎を推理する。
    5篇の短編集。

    蓋を開ければなるほどそうだったのかと気づくのだが、そこまでに辿り着く過程も飽きさせない。
    次はどんな謎が…と楽しみながら読めた。

    ○朝からブルマンの男〜週3日、必ずブルマンを頼む男は決まって五千円を出す。

    ○学生寮の幽霊〜何故、空室に幽霊を仕掛けたのか。

    ○ウミガメのごはん〜おかんが作るご飯が、金曜日だけまずいのは…。

    ○受験の朝のドッペルゲンガー〜高校入試に遅刻しそうだった友人が…。

    ○きみはリービッヒ〜誰がダイヤを盗んだのか?


    けっして難解ではないはずだが、気づけないのは自分が老化

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    2025年11月14日
  • 朝からブルマンの男

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    「朝からブルマンの男」
    「学生寮の幽霊」
    「ウミガメのごはん」
    「受験の朝のドッペルゲンガー」
    「きみはリービッヒ」

    メンバーが2人のみなのになぜか部室まである(英都大メンバーが羨ましがりそう)大学ミス研の部長と部員が、2人で日常の謎を解く短編集という、私が大好物な形式の作品。設定がド王道なので他作品との差別化は…といういらぬ心配(本当にね)は正に杞憂に終わりました。
    表題作、なぜブルマンを頼むのか、は割とすぐ理由の推察がつくけれどそこからの展開が面白かった。
    「ウミガメのごはん」はミステリ的には謎そのものよりも依頼人の明かす真相が一番のよみどころと思う。ちゃんと伏線もあるし。
    そして「きみ

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    2025年11月06日
  • 朝からブルマンの男

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    表題作のみ。ブランチの紹介から気になっていて予約してました。2千円のブルマンを飲むのに、どんな理由があるのかと期待して読み進めました。うーん、とへぇーが両方出る感じでしたが、結末が気になり読みやすかったです。その先は、まだ読めていません。

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    2025年11月03日
  • 朝からブルマンの男

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    派手さとか真新しさはないけど鼻につかない丁度いい謎解きで私はすごく好みだった。
    特に最後の章が一番好きだったな。

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    2025年11月02日
  • 朝からブルマンの男

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    日常の謎を解き明かすのはミス研所属の二人組。
    クールな緑里とそそっかしい志亜のやり取りが微笑ましい。
    基本、人が死なないので安心して謎解きを楽しめる。
    ドッペルゲンガーとリービッヒの話は、不意に切なくなる瞬間があって良かった。
    ウミガメの話は、提示された謎よりも志亜の話の方が興味深いんだよなあ。

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    2025年10月13日
  • 朝からブルマンの男

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    私には、スムーズに読み進められなかったけど、受験の話しは心打たれた。優しさのウソと、ちゃんと聞かなかった、確かめなかったことでのわだかまりとすれ違い。
    これは、10代の自分たち、みんなに思い当たるのでは?と思った。

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    2025年09月11日
  • 朝からブルマンの男

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    大学のミステリ研究会の二人(しかいないのだけれど)が、身近に起こる謎を解決してゆく連絡短編集。
    設定はライトながらも、昔ながらの推理小説のテイストもある。
    こういった短編集は割と多く、各作家さんたちはキャラで差別化を図っているように思え、この作品では、一人称が「僕」の、謎多きミス研部長がそれにあたるのでしょうか。
    今後も期待したい作家さんです。

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    2025年09月10日
  • 朝からブルマンの男

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    ネタバレ

    感想すぐかかなかったせいで内容ど忘れした。
    表題の謎も読んだ直後はふーんと思ったような、
    すごい驚いた記憶はない。
    全体的に読みやすかったような気がする。
    文庫化したら読んだの忘れて買ってしまう予感がする、

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    2025年09月09日
  • 朝からブルマンの男

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    短編集。
    小説で間取り図とかあると興ざめに感じる方です。この作品にはいらなかったんじゃないかなって思うものもあって、残念だった。
    タイトルの付け方が好み。
    ミステリとしても楽しめたけど、物語と言うのか人間ドラマもあって面白かった。

    お気に入りはウミガメのごはん、受験の朝のドッペルゲンガー。

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    2025年08月10日