山階鳥類研究所のレビュー一覧

  • ヤマケイ文庫 山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書

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    面白かった。まさに鳥のトリビアといった内容。さまざまな研究員がコラム形式で鳥に関する情報を分かりやすく紹介している。ただ、読むのに時間がかかった(電子書籍だと若干頭に入りにくい。文庫がおすすめ)。
    書籍前半では鳥に関する基礎知識、後半では身近な雑学を扱っている。我々もよく知っている童謡「七つの子」、ゴルフ用語における鳥など。特に、ゲーム関連で鷽替え神事について少し調べていた経緯もありとてもためになった。

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    2025年11月16日
  • 足環をつけた鳥が教えてくれること

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    鳥の標識調査が始まって、100年になるという。
    そんなに長い歴史があったのかとまず驚く。
    口絵写真に続いて現れたのは、鈴木まもるさんの鳥の絵と「はじめに」という文章だった。絵本作家として知られているけれど、私には「鳥の巣研究家」としての鈴木まもるさんの方が身近だ。ここに持ってきたか、とまずニンマリする。
    内容は、それぞれの研究者が報告をする形なので、どこから読んでも完結した短い内容になっている。しかし、中身はとても濃く、しかも一般の人にもわかりやすく書かれているので鳥に興味がある人、環境に関心がある人なら誰でも読むことができる。
    1羽の鳥がどれだけ生きるのか、またどれだけの距離を飛び、どこで繁

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    2025年01月12日
  • 足環をつけた鳥が教えてくれること

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    共通テーマは「足環」のみで、専門の先生によって多様な鳥の知識がふんだんに盛り込まれたいい本でした。イラストに鈴木まもるを動員してくるのはさすがと感じた。ヤンバルクイナ発見時の回顧談と「日本のトキを野生絶滅させたのも自分たちで」は印象的でした。

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    2024年12月08日
  • ヤマケイ文庫 山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書

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    野鳥の本は色々あるが、その中の知識的な面をバランスよく取り込んだ良書でした。ひとつひとつが短く読みやすく、調査やデータと共に説明されているのでよかったです。文庫本として手元に置けるのも嬉しいです。

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    2024年11月22日
  • ヤマケイ文庫 山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書

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    きっかけ
    鳥についてより知りたくて読んだ本
    内容
    鳥の羽などの構造、生態、特徴などの話
    感想
    構成として章ごとに鳥の構造や行動の話が端的に区切られてて読みやすい
    3章あたりのアホウドリの話だけは長編で読み応えもあり、その前あたりに絶滅した鳥の話をされてるので、より人間の身勝手さと種の保存の難しさ大変さ、鳥以外の生物とも共存していくためにできることを考えさせられた
    あとは標識調査の話が面白く、鳥を見るときの楽しみが増えた

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    2025年09月21日
  • ヤマケイ文庫 山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書

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    ペット以外で外で1番よく見る動物といえば、鳥だと思います。

    毎日、スズメ、ハト、カラスは見るけど何も詳しいことは知らないと思いこの本を読みました。

    内容は、鳥のトリビアのように書かれていて専門用語も少なく読みやすかったです。

    鳥について、知れて鳥を見かけたら他の人に説明したくてウズウズしてしまうそんな楽しい一冊でした。

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    2025年06月20日
  • 足環をつけた鳥が教えてくれること

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    100年に亘る標識調査で分かってきた、渡り鳥の飛ぶルートだったり寿命だったり生息環境の話。野鳥アトラスWEBというものを初めて知った。
    鳥はヒトよりも環境や気候に向き合って暮らしているので、彼らを通じて気候変動の影響や防疫について知ることができるのだなぁ。その割に標識をつける人(バンダー)はほぼボランティア、しかもなるのがめちゃめちゃ大変と…よく続いてきたものだと思う。野鳥は好きだけど自分には無理だ。
    シマアオジの保護の話も出てきたように、調査も環境問題対策も国際協力が不可欠。日本はシギやチドリを減少させているのに対策をなかなか取らないでいるけれど、間に合うのだろうか?

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    2025年01月10日
  • 足環をつけた鳥が教えてくれること

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    鳥について知りたい事、たくさんある。

    ・冬に東京に来ていたジョウビタキ、日本が温かくなると何処に行くの?
    ・温暖化で地球の気候が変わっているが、渡りの季節や生息地も変わっている?
    ・ジョウビタキは1日でどのくらいの距離を移動するの?
    ・去年も今年も姿を見せたジョウビタキ、同一個体の確率はどのくらい?
    ・ジョウビタキは何年くらい生きるの?
    ・ジョウビタキの生息数は増えている?減っている?

    このような情報を得る手段として足環で個体識別をしている。
    沖縄にいた鳥がオーストラリアで見つかった。
    去年巣作りしたツバメが今年も同じ巣に戻ってきた。
    など、足環を付けた鳥を再確保(再確認)することでいろん

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    2024年11月03日