山階鳥類研究所の作品一覧
「山階鳥類研究所」の「ヤマケイ文庫 山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書」「足環をつけた鳥が教えてくれること」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
鳥の専門家たちによる鳥類雑学集
鳥とはどんな動物か?世界にどれだけいるのか?という鳥の世界入門から始まり、鳥たちの生きる知恵、鳥たちの歴史、鳥のトリビア、と幅広い話題から構成されている。日本の鳥類学者が、それぞれの「鳥についての深い思い」が詰まっており、ある程度鳥について知っている人でも、初めて知った!という感動がきっと見つかるだろう。ただ、本書は2004年に出版された「面白くてためになる鳥の雑学辞典」の文庫版である。体系だった堅苦しい教科書というよりは気楽に読める雑学集に近い。軽い読み物として楽しんでほしい。300ページを軽く超えてはいるが、気になるところを拾い読みしても十分に楽しめる。
Posted by ブクログ
鳥の標識調査が始まって、100年になるという。
そんなに長い歴史があったのかとまず驚く。
口絵写真に続いて現れたのは、鈴木まもるさんの鳥の絵と「はじめに」という文章だった。絵本作家として知られているけれど、私には「鳥の巣研究家」としての鈴木まもるさんの方が身近だ。ここに持ってきたか、とまずニンマリする。
内容は、それぞれの研究者が報告をする形なので、どこから読んでも完結した短い内容になっている。しかし、中身はとても濃く、しかも一般の人にもわかりやすく書かれているので鳥に興味がある人、環境に関心がある人なら誰でも読むことができる。
1羽の鳥がどれだけ生きるのか、またどれだけの距離を飛び、どこで繁