山川進のレビュー一覧
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転職指導という、聞き慣れないロールの主人公・アサヒ。ジョブチェンジ(転職)をしたいヒロインたちは一癖二癖ある面々ぞろいでアサヒも苦戦します。読み終わって残っているのはキャラクターへの愛着ですね。登場人物全員にしっかり練り込まれた軸があり、ヒロインたちは初見のシーンで主人公に自己紹介をしますが、それがちゃんとぶれることなく最後までドタバタしてくれます。面白いライトノベルを読み終えてよくあるのは、お話しそのものよりもキャラクターが好きになるという現象ですが、このお話もそれですねー。コメディーにおいてシリアスシーンやエンディングというものはやはりシリアスにはなりにくいと思うのですが、そこでも良い意味
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ネタバレ神秘的な部分は1巻に譲り、次は魔女と少年の出会いを、別の視点から、そして主人公の成長が描かれます。キャラクター設定、敵の質が前作とは大きく異なっていて、怪音波(魔女語?)を話すような生物学上の魔女ではなく、どちらかと言えば伝説上の魔女に近い魔女が登場しました。
気に入らないことがあればすぐに考えることをやめ、独りよがりな考え方にとらわれていた主人公の敦也君でしたが、ヒロイン・ヒメとの出会いを通じ、エピローグでは「人間って良い人ばかり」というファンシーな目線で身近な人たちを見つめ直しています。こうした「登場人物の成長」という描写があると読後感があってよいですね。
一点難を挙げるとすれば、前作のキ -
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ネタバレこのライトノベルを一言で表現するのであれば「ミラが可愛すぎる」に尽きます。このライトノベルの「魔女」観は、魔女を題材としたライトノベルの中でも割と独特でその世界観に引き込まれました。楽しく切なく、読んでいて最後にはうるっとしてしまいました。
印象批判はここまで。山川先生安定の伏線の張り方と回収、ひとつひとつの暖かいエピソード、最後までキャラぶれしない個性的なキャラクターの描写で、これらがバランスの良い作品構造の中でうまくまとまり作品の完成度を上げています。物語の構造というかストーリーラインをとても丁寧に練られるラノベ作家さんですので、安定して個人的高評価の作品を書いてくださります。
このお話 -
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ネタバレよくある話。
ドラえもんだと「のび太の恐竜」が当てはまると思う。
流れも何となく読めて、
これが後々伏線かな?と思うものも当たってたりで、
王道な流れだったと思う。
ラストもきっとこうだろうな、という部分はそのままで、
その形できれいなエンディングを迎えてしまった。
本当に各人のハッピーエンドを考えればハッピーエンドなのかもしれない。
ただ、仮に今後不幸な出来事が起ころうとも・・・
本当に幸せになる道を選ぶのであれば、これはハッピーエンドとは言えないのかもしれない。
そして2人のことを考えると、このハッピーエンドは激しく裏切ってほしかった。
とにかく泣いた、久々に号泣した。
続編は -
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購入済みこれなら萌える
ミラ可愛過ぎ。星5つの価値は充分ある。が、せっかくのCUTEG氏の絵がこれには入ってない。絵入りは持ってないが、満足度重視なら絵があったほうがいいと思う。展開はわりと普通のラノベ。萌える気がないなら買う価値はないと思う。
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第1回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞受賞作品なので手にとってみたんですが、これは面白いラブコメ!
最初の学園の設定がイマイチわからなかったんですが、読んでいるうちにわかってくるので大丈夫です
それでなんといっても拓海と九月がケンカしながらも互いに惹かれあっているところがたまらなく面白い!
なんとなく展開がわかっていてもこれはおもわずニヤリとしますw
あとは個性が溢れるキャラがとても良い!
個人的好きなのがクールでナイスガイなエロスの加賀雅弥と学園のトップアイドルの姫儀千里が好きですね〜
最後の真実にかなり驚かされましたが、最終的には満足のいる終わり方で充分楽しめました
しかし、食事 -