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Posted by ブクログ
神秘的な部分は1巻に譲り、次は魔女と少年の出会いを、別の視点から、そして主人公の成長が描かれます。キャラクター設定、敵の質が前作とは大きく異なっていて、怪音波(魔女語?)を話すような生物学上の魔女ではなく、どちらかと言えば伝説上の魔女に近い魔女が登場しました。
気に入らないことがあればすぐに考えることをやめ、独りよがりな考え方にとらわれていた主人公の敦也君でしたが、ヒロイン・ヒメとの出会いを通じ、エピローグでは「人間って良い人ばかり」というファンシーな目線で身近な人たちを見つめ直しています。こうした「登場人物の成長」という描写があると読後感があってよいですね。
一点難を挙げるとすれば、前作のキャラクターが全員魅力的すぎて、個性の面でステレオタイプな「不良」と「ツンデレ」感が出てしまったことでしょうか。
結論、次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
いわゆる続編ではなく、もう1つのお話。
1巻とはまた違う感じだけど、ラストがいい。
何かを経験しても、急に成長するなんてことそうそうない。でも、何かが少し変わって見えるようになることは結構ある。そういう何気ないことが大切なのかなあと。
Posted by ブクログ
1巻を読んだ上での期待よりもboy meets girlすぎて最初は戸惑ったけど、ちゃんと女の子な話だったのが良かった。同時進行の話にするとは思い切ったなとも思ったけど、キチンとまとめられてて良かった。
ミラの「ねこー」も聞けて満足じゃ。