国分峰樹のレビュー一覧
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非常に読み応えがある。
後半に書いてあることは「研究を進める際のステップ」であり、理系学生なら一通りは知っているであろうことも含まれるが、社会に出たビジネスパーソンでも同様の姿勢が大事だと関連付けたところが新しいと感じた。
専門性を身に付けたいと思った時、まずは知識をインプットして「勉強」しなければ、と思いがちだ。
だが、興味のある分野を見つけ、そこを深掘りし、まだ解明されていないことを開拓していくフロンティア精神こそが専門性であると著者は説く。
確かに、大学の研究論文を書く際はそういったことを意識するようにとよく言われていた。
自分自身、学生時代は(思うような成果が得られたかは -
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ネタバレ(誰が書いた、概要)
●電通の広告プロデューサーでありながら、3つの大学の非常勤講師を勤めている方の本。
概要としては
●専門性を身につかない背景や身に付ける理由、その身に付け方を学べる本。
(読むきっかけ)
2024年2月に転職し専門性がある仕事なので、その中で自分を社内や社外で差別化していくためのヒントを知りたかったから。
(活かしたい内容 ※2点程)
●人が考えていないだろうという自分なりの『問い』を持つ。
これは斬新なアイデアというものではなく、深さで差別化していくことを想定している。
例えば『売上を上げるには?』というのは誰でも思いつきそうなものではなく、
『新規サービスか既存サ -
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替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方
著:国分 峰樹
自己革新のキーワードは「専門性」である。
専門性とは、すでに存在する専門知識を「インプット」することではなく、新たな専門知識を「アウトプット」できることを意味する。希少価値のある専門性を身につければ、企業から求められる人材になり、会社でチャンスや力を発揮できるフィールドが広がっている。自分の専門性を差別化することで、専門性で戦えるビジネスパーソンになることが本書の目的一つとなっている。
構成は以下の3章から構成されている。
①専門性が求められる時代
②専門性の身につけ方が武器になる
③専門性を身につける方法を知ろう
属する -
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Ⅰ 専門性とは何か
Ⅱ 専門性を身につけるステップ
の2章構成で書かれていて、1章目は同じようなことを異なる表現で繰り返し述べていた印象。
2章目でやっとすこし実践的な(参考になる)内容に踏み込んで書かれていたが、無理やり纏めると専門性を身につけるには自分の専門領域の空白地帯を見つけ、それを産めるために(何かをうみだすために)他者との議論などを通して抽象と具体をいったりきたりしたり、論文から差別化できる知識を仕入れるってところかな。
実際これを読んだ後にgoogle scholarで自分の業務領域に関わる論文を検索してppt1枚分資料が作れたので読んだ甲斐はあったと思う。 -
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ネタバレキャリアと専門性に関する本
メモ
・この本で伝えたいこと
個性的な専門性が決めて。専門性という武器がないと会社の存在価値が減じていく
日々の業務でなく自ら学ぶことが大切。役立ちそうな自己啓発本に専門性はない
専門性の身につけ方自体を知ることがかえが効かない人材になる近道
・ゲームチェンジの世界史より
ゲームチェンジの只中にいることを歴史から学び、肝に銘じる
社外の動きにアンテナを張り、何が神で、何が旧かを考えること
常日頃から旧に属するものとならぬよう旧から距離を置き、ことを起こす時には新にむかって舵をきること
自分で判断つかないのなら、時代の波を読みこれにの