本書が伝えたい事は、次の3点
1.これからの時代に活躍するビジネスパーソンは、個性的な専門性が決め手になる。
2.自ら学ぶことが大切。
3、テクノロジーの発展とともに仕事で求められる専門性の移り変わりは加速している。専門性の身に付け方自体を知ることが替えの利かない人材になる近道。
勤務時間はいわば試合中なので、試合の中だけで上手くなろうとするのではなく、練習時間をしっかり設けて、自分の技に磨きをかけるのがプロのビジネスパーソンです。
専門性がなかなか身につかない理由
*すぐに役立ちそうな知識を吸収しようとする。すぐに役立つ本は、すぐ役に立たなくなる本。
すぐに役立つという基準は極めて短絡的なものであり、本質的な学びには結びついていかない。
*年収アップさせるために勉強する。
お金を目的に勉強する。
嫌いなことをやらない。という戦略は、専門性を身につけるため欠かせない。
*過去の実績や経験に価値を置いている。
知識のおいしい時期、旬がどんどん短くなっている。したがって、過去の知識を償却しながら、新しい知識を仕入れる必要がある。
知識の陳腐化を前提に、専門知識をアップデートする。
常に変化し続けるシステムの中で生きる人々にとっては、自己革新が重要。
現代のビジネスでは、すでに答えが存在する問題に取り組むのではなく、まだ答えの無い問題に取り組むことが求められている。
現代は正解のコモディティ化が起こっており、正解を出す能力の価値が認められなくなっていく。つまり、問題を解く。から問題を発見する。問題を提起する。ことにシフトしている。
環境変化が早くなっていることから、経験の無価値化も起こると指摘されている。
*仕事に直結すゆ専門分野しか目に入らない。
現在はゲームチェンジの只中にいる。
ひとたびゲームチェンジが起こると、前例主義が役に立たなくなる。旧に属し、新に逆らった者が生き延びた例は一つたりとも存在しない。
まず専門を身につける型を会得する。
型を身につけておかないと型破りは出来ず、単なる型なしになる。
新たな価値、ナレッジを生み出せる人材になる。
観察。概念化、本質の洞察。モデル化、因果関係を発見し、論理を組み立てる。
専門性とは専門知識のインプットではなく、専門知識のアウトプットである。これが一番重要なポイント。すなわち、専門知識の消費者ではなく、専門知識の生産者になることを目指す必要がある。
専門知識とは構造化された知識のこと。
専門性を身に付ける。最初のステップは、自分らしい問いを立てるということ。
問題は自ら作るべきで与えられるべきものではない。
やらなければいけないこと。ではなく、好きなこと。に目を向ける。
アウトプット目的どインプットすることが重要。
専門性は鋭く尖ったもの。つまり、広く浅い。ではなく、狭く深い。
問いがないと、専門性は深まらない。問いを磨く。正しい答えを見つけることより、正しい問いを見つけることが重要であることは、ピータードラッカーやアインシュタインが述べている。
オリジナリティを発見する。
論文を読むことも1つの差別化になる。
考えるポイント
他者と一緒に考える。
テクノロジーを使って考える。
考える仕組みを使って考える。
小さな問いにブレイクダウンする
具体と抽象の往復運動をする。重要なのは中小の方である。抽象的に物事を理解することが大切。
専門性を身に付けるために進むべき道は、ただ1つ。まだ誰も歩んでいない道を行くこと。