シャオナオナオのレビュー一覧

  • 守娘 下

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    観音様の手がすごく綺麗だった。あといやらしいおじさんたちのいやらしい感じが本当にリアル。あの恩着せがましい感じとか、男ってだけで優遇されてきたのを当たり前に受け入れてる感じが読んでていろいろ思い出すくらいリアルだった。

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    2024年12月24日
  • 守娘 上

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    台湾にこんな文化があったなんてまったく知らなかった。日本でいうと番長皿屋敷とか四谷怪談とか累ヶ淵に似てるけど、もっとえぐい。絵柄がとてもさっぱりしているのにグロテスクなところが垣間見えてた。

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    2024年12月24日
  • 守娘 下

    Q

    購入済み

    清朝の台湾の

    昔話や説話がベースなので、清朝とも日本とも文化が違うから理解に努力が必要。
    話の間にある解説を先に読む方が良さそう。
    美麗な絵、洋の東西問わぬ昔の女性の不幸。奥深いお話。

    0
    2023年09月01日
  • 守娘 下

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    今の女性にも通じる社会のしがらみなどを、台湾の有名な伝承も絡めてしっかりと書き出している作品。タイトルの守娘の意味を知っているとホラー感が強いのかなぁ……
    どこまでも同性のために代理人として駆け回る主人公の姿が本当に良かった。

    0
    2023年08月28日
  • 守娘 上

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    水墨画のような作画の美しいホラー。台湾だと有名な悪霊「陳守娘」を知っているかどうか(あえて読みは書きません)で捉え方がだいぶ変わるお話だと思います。もし調べてから読もうと思うなら「陳守娘」で先に調べた方がいいかも。

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    2023年08月28日
  • 守娘 下

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    ひとつ事件を解決したが、黒幕であろう代官のところから縁談が持ち込まれ、さて、どうなる? というお話が始まります。

    盛りあがりには欠けますが、ていねいにお話を終わらせてくれます。

    勧善懲悪ですが、それだけを望んでもうまくいかないと作者は考えているようです。
    「縛られているものをほどいても、もうもとには戻らない」
    ではどうするのか?
    そういうお話です。

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    2023年10月13日
  • 守娘 上

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    台湾の伝承をベースにした重いテーマの怪奇譚。清朝台湾の時代背景や当時の風俗や常識、思想などを理解して読まないとなかなか難しく、何度も戻って読み直してしまった。
    主人公の潔娘は兄や家族に恵まれているが、その兄がふと目にした書物の記述……
    上巻では何かが確実に起こっているが、はっきりせず、見方によっては何も起こっていないようにも見える。
    下巻を読まねば……

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    2023年08月02日
  • 守娘 下

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    ネタバレ

    失踪・人身売買・不当な死など台湾に古くから存在する社会現象を調査していく主人公が危険な目にあいながらも真相にせまっていくお話。
    人間の闇が垣間見える結構怖い話です。

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    2025年11月18日
  • 守娘 上

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    清朝時代の台湾の神秘譚。
    若い娘が人死の騒ぎに遭遇したことにより物語が始まります。
    上巻はいくつかのストーリーが進みますがわりとシンプルな構成。下巻は上巻の内容をふまえてやや複雑な構成になります。人名や関係を忘れてしまうとわからなくなってしまうので注意。

    「生きていてもできないことが悪霊になれば簡単にできる」は示唆に富みます。

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    2023年10月11日