あらすじ
失踪・人身売買・不当な死など、様々な事件を大胆不敵に調査していく潔娘(ゲリョン)だったが、やがて自分自身にも危険が迫る。
そしてついに結婚の道を歩み始め…。
潔娘はついに事件の真相を突き止めることができるのか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
観音様の手がすごく綺麗だった。あといやらしいおじさんたちのいやらしい感じが本当にリアル。あの恩着せがましい感じとか、男ってだけで優遇されてきたのを当たり前に受け入れてる感じが読んでていろいろ思い出すくらいリアルだった。
清朝の台湾の
昔話や説話がベースなので、清朝とも日本とも文化が違うから理解に努力が必要。
話の間にある解説を先に読む方が良さそう。
美麗な絵、洋の東西問わぬ昔の女性の不幸。奥深いお話。
Posted by ブクログ
今の女性にも通じる社会のしがらみなどを、台湾の有名な伝承も絡めてしっかりと書き出している作品。タイトルの守娘の意味を知っているとホラー感が強いのかなぁ……
どこまでも同性のために代理人として駆け回る主人公の姿が本当に良かった。
Posted by ブクログ
ひとつ事件を解決したが、黒幕であろう代官のところから縁談が持ち込まれ、さて、どうなる? というお話が始まります。
盛りあがりには欠けますが、ていねいにお話を終わらせてくれます。
勧善懲悪ですが、それだけを望んでもうまくいかないと作者は考えているようです。
「縛られているものをほどいても、もうもとには戻らない」
ではどうするのか?
そういうお話です。