本多明生のレビュー一覧

  • 世界標準の1on1 科学的に正しい「対話の技術」のすべて

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    信頼関係について知りたくて読書。

    1on1の効果と実施方法を学ぶことができる。

    1on1は、20年以上前、米系企業在職中に部下、上司の両ポジションで経験した。

    当時から1on1が業務に組み込まれており、部下として受けて、その経験を踏まえて、上司として実施していた。

    特別なトレーニングを受けた記憶はない。覚えているのは、人によるスキル差が大きいなという感想。

    1on1とは、人間関係の構築と価値観を合わせる共同作業だと思う。

    そのためには、トレーニングが重要で、特にカウンセリングスキルが大切になるのではないだろうか。

    ノンスキルで1on1を実施しても、ただの雑談で終わったり、上司の自

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    2025年06月29日
  • 月に向かえ! Shoot for the Moon 最新心理学が明かす「アポロ計画」を成し遂げた人たちのマインドセット

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    本書では、「アポロ計画に携わるスタッフ達はなぜ月面着陸を成功できたのか?」を様々なエピソードとして紹介しながら、挑戦を成功させるためのシンプルな8つの法則としてまとめられている。

    特に印象的だった部分は、以下の3つ。
    「タフで有能」
    自分たちの行動に責任を持ち、失敗に対して完全な説明責任を負い、現状のスキルに満足せずに学びを止めないこと。

    「月に行くと決めたなら、遅かれ早かれ月に行かなければならない。」
    数ヶ月待ったところで、私たちはもっと賢くなるのか?機材はもっと良くなるのか?答えがノーならば、一体何を待っているのか?

    「What-if思考」と「事前検死」
    時間は、起こり得る問題に対処

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    2025年03月19日
  • 月に向かえ! Shoot for the Moon 最新心理学が明かす「アポロ計画」を成し遂げた人たちのマインドセット

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    アポロ計画にて、宇宙飛行士を月面着陸へ導いた平凡な経歴をもつ管制室の人々について、彼らの成功要因を心理学から紐解いた内容。

    若くても情熱を持ち、責任感をもって誠実に仕事に取り組むことで不可能を乗り越えることができることを学んだ。

    1970年代の技術力で人を月へ送ることへ挑戦するって、自分では到底想像できない。

    彼らは仕事をやらされていたのではなく、圧倒的な情熱とチャレンジ精神をもって自ら取り組むことによって楽しんでいた。

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    2024年11月10日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    ちょっと固い文章なので最初は読みづらかったが慣れてきたら割とサクサク読めた。
    この本は三部構成で書かれている。(第一部は普通の人がどのように悪事に加担するか 第二部は具体的に立ち向かう方法 第三部では具体的にどのような行動をするか)

    心に刺さる言葉が多くあったのでいろいろな人にぜひ読んで欲しいと思ったが、青少年の子供たちに特に読んで欲しいと思った。
    いじめについても、いじめを傍観してしまう心理やそれを傍観せずにどのように対応すればよいかのプログラムについても描かれていた。自分が中高生のときにその対応ができるかどうかわからないが、この本を読んでいたらもしかしたら行動が変わっていたかもしれない、

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    2024年10月28日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    世の中の不正、セクハラ、差別化、いじめ、暴行など「見て見ぬ振りをして他の誰かが行動を起こすだろうと言う安易な選択をしている」つまり傍観者に徹する傾向が多く、それがエスカレートし取り返しがつかない最悪を招く状態となる、と言う。また、現実当事者になる事で絡む時間と精神的苦痛を避ける人々が増えているのも事実だ。学校でも同じ傾向の「いじめ」があるが、対処策は多くはない。だが大人もしくは指導者(政治家、社長、先生、コーチ、リーダー)が見て見ぬふりをせず、強力なメッセージを強いて行くことが最も重要だ、と指摘していることだ。

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    2025年02月24日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    悪事に対すると人間は沈黙する。

    30代サラリーマンです。
    とあるYouTubeで本の紹介をしており(細かな紹介ではなく、読んでみてといったもの)、購入。

    特に事前調査なく、どんな事が書いてあるかもわからない状態でした。

    街中で人が困っているのを見かけたことはありませんか?
    そんな時、貴方は助けの手を差し伸べるでしょうか?
    答えはyesともnoとも取れると思います。
    周りに人がたくさんいる時or自分しかいない時、困っている人が赤の他人の時or知り合いの時、はっきりと困っていて助けを求めていると認識できる時or曖昧な時

    様々な状況下での実験を通じて人がどのような決断を下すかを調査してまとめ

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    2024年09月14日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ良書だった。
    悪事を行う人の心理というより、悪事を止めない大衆の心理についての内容。
    悪事を認識しながらも指摘や介入ができないのは、見逃している人達が悪人という訳ではなく、脳の動きなど人間の性質的な要因が大きいということ。
    つまり悪事を目撃しても沈黙してしまうことが多いのは必然。

    ただ悪事はそうした周りの沈黙の姿勢によって、より増幅してしまうものなので、この沈黙の状況を変える必要がある。
    そのためには知識やスキルが必要で、元の性格に関わらず方法によって培うことができる。
    というような内容だった。

    悪いことを止められる大衆の中の一人であれるために必要な知識が色々記載してあった。

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    2024年08月06日
  • ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方

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    正しい人生を自然に最近選んで来たことが、わかった。体の調子が一段と良い理由も。お金で買えない経験。出会いを大切にすること。他人、お店の人、一期一会のお店の人とも話をする。人生には、まだまだ知らない事が沢山あり、教えて貰い、感謝を伝えて来た。良い傾向、方向のことだった。

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    2023年11月09日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    悪人が悪事を働くのは普通のこと。問題は善人が悪事を働く場面や悪事を是認してしまう場面が少なくないこと。世の中は善人が多い(完璧,真っ黒の悪人はいない)ので,世の悪事のほとんどは善人が行っているともいえる。人は悪事を見ると「フリーズ」するというのは面白い。どう解釈するか,自分はどう行動するか,状況の影響を受けて,結果的に悪事に手を染める。ほとんどの人は道徳的勇気をもたないけれど,悪事など働きたくもない。意思の強さではなく,状況デザインという視点がいる。第2部「いじめと傍観者」は教員や部下を持つ上司にお勧め。

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    2025年10月26日
  • 月に向かえ! Shoot for the Moon 最新心理学が明かす「アポロ計画」を成し遂げた人たちのマインドセット

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    ヒーローは宇宙飛行士だけではない。
    アポロ計画は膨大な人数が関わった国家を挙げての大事業。
    管制官はさぞ天才のエリート集団だったであろう、と思いきや、彼らは若手のエンジニアや、工学系の大学を出たばかりのいわゆる「普通の青年」たちだったというから驚き。
    強烈な使命感で偉業を成し遂げてしまった彼らのマインドを覗いてみよう、というのがこの本。
    宇宙飛行士ではなく、管制官に焦点を当てているところがおもしろい。

    自分には到底及ばない素晴らしい考えの人たちなんだ、というのを期待したけど、意外にもそれはシンプルでありきたりなことだった。
    自信の大切さ、誠実性、柔軟な対応力などがポイントとして挙げられていき

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    2025年09月05日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    ネタバレ

    思っていた話と若干違った。でも良い本だった。
    集団圧力ってやっぱりすごいんだな。
    人に監視されているか(たとえそれが目のイラストでも)、仲間がいるか、その仲間がどの程度自分に近いか、、そういうのも人の行動って違ってくるんだな。
    会社のセキュリティ面とかで役立ちそう。

    翻訳ものあるあるな気がするけど、一つの説を立証させるための色々な実験をしていて、それが結構くどく、だんだん前の実験と何が違うのかがよくわからなかった。

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    2025年05月12日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    悪事を働く人ではなく、悪事を目撃して傍観してしまうのはなぜか、行動する人との違いはというのをテーマにしている。集団の中で何が起こっているか分からないと、周りの目を気にして行動に移しづらい。でもこの行動のスキルは上げることができる。

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    2025年03月01日
  • 月に向かえ! Shoot for the Moon 最新心理学が明かす「アポロ計画」を成し遂げた人たちのマインドセット

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    大きなことや前例がないことへの挑戦。

    難しく考えるのではなく、やり遂げる情熱や柔軟さ等をもち続けることの大切さを学びました。
    どんな出来事にも言えることだと思いました。

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    2025年01月26日
  • ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方

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    ちょっと頭に入りにくい内容だった。
    人のためにお金を使うど幸福感が増すということなので、募金をしてみた。これからも少しずつしていこうと思った。
      
    今までは物にお金をかけていたが、これからは人生経験にお金をかけよう。

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    2024年05月26日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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    みんなと一緒であることは安心のしるしである。仲間外れにされたり、嫌われたくないのが一般的だと思う。

    実際、ある特定集団、たとえば、学校、企業、宗教組織に所属していると、そこでは通例になっているのを否定するのは困難だ。

    しかし、より広い集団、たとえば、国家、そして長期における歴史の視点からみると、その当たり前で通っていたことが、不正や不祥事であることがしばしばある。悪は実在するのではなく、ある視点に従属しているとしか思えない。

    ただ、世界人類、過去から現在に至るまで、みんな共通の認識をしていたのに、この今の自分だけが、おかしいと訴えても、何の力にもならないのも事実だ。ここに善悪のない神の領

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    2024年05月25日
  • 悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す

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     人は善にも悪にもなると思う。
    特に、集団における同調圧力の力は凄まじく大きい。制服、会社の理念、誇らしくもあるのかもしれないが、それは同調を促す。
     ミルグラム研究が取り上げられているが、指示に従う時に、自分の責任を薄まったと勘違いしてしまうのか?

     いじめは多数の傍観者がいて表面化するのに時間がかかる。いじめを注意した為に自分が対象になることもある。
     誰もが我が身が可愛い。そして自分の子供、あるいは友人など、自分の身内意識を持っている人が可愛い。
     「見て見ぬふり」も傍観者を表す言葉だ。そして、傍観者が多いほど、傍観者を生む。
     本の帯に「抗議の声を上げるのをやめたほうが楽だと感じたこ

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    2024年03月24日