本多明生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
信頼関係について知りたくて読書。
1on1の効果と実施方法を学ぶことができる。
1on1は、20年以上前、米系企業在職中に部下、上司の両ポジションで経験した。
当時から1on1が業務に組み込まれており、部下として受けて、その経験を踏まえて、上司として実施していた。
特別なトレーニングを受けた記憶はない。覚えているのは、人によるスキル差が大きいなという感想。
1on1とは、人間関係の構築と価値観を合わせる共同作業だと思う。
そのためには、トレーニングが重要で、特にカウンセリングスキルが大切になるのではないだろうか。
ノンスキルで1on1を実施しても、ただの雑談で終わったり、上司の自慢話、マウント取り、価値観の押し付け、パワハラだけの悲惨な時間になったりしかねない。
時間と場所を固定し縛り、アジェンダで明確な目的を伝える。傾聴に徹し、オーバーなくらいのあいづちとジェスチャーを取り、適切な共感を示す。適切で短めの発問をテンポよく重ねて相手の本音を引き出す。
本書でも強調されているその場でメモを取る。演技でも良いので、しっかりと聞いているぞという態度を見せることがメモ取りであり、ラポール構築に効果的。
現在、一般的な日本企業はどの程度1on1を行っているのだろうか。大人数での会議を減らして、1on1を重視したほうが人間関係、信頼構築には効果的だと思う。
離職理由の1位は、男女ともに人間関係だから。
後半の会議をあり方についての箇所で、パーキンソンの法則について触れられている。
一般的にパーキンソンの法則は、消費についての例え話で用いられることが多いが、業務効率を上げるためにも応用できる。
時間を制限したり、縛りを設定しければ、無意味に過ごし、惰性で仕事をしてしまうのは人間の基本的心理。
副題ある科学的な要素は、本書から読み取れなかった。
読書時間:約1時間5分 -
Posted by ブクログ
本書では、「アポロ計画に携わるスタッフ達はなぜ月面着陸を成功できたのか?」を様々なエピソードとして紹介しながら、挑戦を成功させるためのシンプルな8つの法則としてまとめられている。
特に印象的だった部分は、以下の3つ。
「タフで有能」
自分たちの行動に責任を持ち、失敗に対して完全な説明責任を負い、現状のスキルに満足せずに学びを止めないこと。
「月に行くと決めたなら、遅かれ早かれ月に行かなければならない。」
数ヶ月待ったところで、私たちはもっと賢くなるのか?機材はもっと良くなるのか?答えがノーならば、一体何を待っているのか?
「What-if思考」と「事前検死」
時間は、起こり得る問題に対処するために自分ができること、を検討するためだけに使う。
起こり得ない問題、自分でできないこと、心配することに、時間を浪費してはいけない。
チームでの取り組みやプロジェクトマネジメントに役立てたいと思う。 -
Posted by ブクログ
ちょっと固い文章なので最初は読みづらかったが慣れてきたら割とサクサク読めた。
この本は三部構成で書かれている。(第一部は普通の人がどのように悪事に加担するか 第二部は具体的に立ち向かう方法 第三部では具体的にどのような行動をするか)
心に刺さる言葉が多くあったのでいろいろな人にぜひ読んで欲しいと思ったが、青少年の子供たちに特に読んで欲しいと思った。
いじめについても、いじめを傍観してしまう心理やそれを傍観せずにどのように対応すればよいかのプログラムについても描かれていた。自分が中高生のときにその対応ができるかどうかわからないが、この本を読んでいたらもしかしたら行動が変わっていたかもしれない、、、と思ってしまった。
また、大学で性的不正行為を減らす方法についても書かれており、この章を読むだけでもこれから一人ぐらしをする青少年たちにとって価値があると思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ499 audible
理性とは何か、モラルとは何か。
自分の中にある理性やモラルは、周りの環境によって覆されてしまうことがあります。本来は「いけないこと、悪いこと」だと思っていても、周囲の人が正反対のことをしていると、心理的なハードルが低くなってしまうのです。
「自分の責任ではない」「自分のせいにされない」状況、つまり他人に責任を転嫁できるような環境では、過ちを犯すハードルが下がり、事件は起こりやすくなります。
その一方で、「自分が悪いと思うことは絶対にやらない」という強い意志を持つ人の特徴として、自己肯定感の高さが挙げられます。しっかりと自分を持っていること。
常に自分を肯定し、意欲的に活動できる人は、周囲に流されて自分の意志を曲げることが少ないのではないかと考えました。
結局のところ、大切なのは「自分を取り巻く環境」をどう整えるか、ということなのかもしれません。 -
購入済み
分かりやすかったです
自身も1on1を行なっているが、体系的に学んだこともなく、手探りの状況。
本書は、分かりやすく解説されており、ためになった。
何度か読み返し、実践していきたい。 -
Posted by ブクログ
悪事に対すると人間は沈黙する。
30代サラリーマンです。
とあるYouTubeで本の紹介をしており(細かな紹介ではなく、読んでみてといったもの)、購入。
特に事前調査なく、どんな事が書いてあるかもわからない状態でした。
街中で人が困っているのを見かけたことはありませんか?
そんな時、貴方は助けの手を差し伸べるでしょうか?
答えはyesともnoとも取れると思います。
周りに人がたくさんいる時or自分しかいない時、困っている人が赤の他人の時or知り合いの時、はっきりと困っていて助けを求めていると認識できる時or曖昧な時
様々な状況下での実験を通じて人がどのような決断を下すかを調査してまとめ、考察を入れた内容です。
困っていそうな人と遭遇した時の人の心理を良く検証したものです。裏を返せば、いざ自分が困っててを貸して欲しい状態になった時、どのように助けを呼べば良いか、参考になります。
翻訳版ということで、少し読みにくいところはありましたが、自分としては良い評価。
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Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ良書だった。
悪事を行う人の心理というより、悪事を止めない大衆の心理についての内容。
悪事を認識しながらも指摘や介入ができないのは、見逃している人達が悪人という訳ではなく、脳の動きなど人間の性質的な要因が大きいということ。
つまり悪事を目撃しても沈黙してしまうことが多いのは必然。
ただ悪事はそうした周りの沈黙の姿勢によって、より増幅してしまうものなので、この沈黙の状況を変える必要がある。
そのためには知識やスキルが必要で、元の性格に関わらず方法によって培うことができる。
というような内容だった。
悪いことを止められる大衆の中の一人であれるために必要な知識が色々記載してあった。
私が実践してみようと思ったのは、心配蘇生や応急処置の方法などの専門的な知識を身につけること。
医者のような知識を身につける必要はなく、あくまで自分は知っているということを認識することが重要なので、講習とかに参加してみようかなと思った。 -
Posted by ブクログ
ヒーローは宇宙飛行士だけではない。
アポロ計画は膨大な人数が関わった国家を挙げての大事業。
管制官はさぞ天才のエリート集団だったであろう、と思いきや、彼らは若手のエンジニアや、工学系の大学を出たばかりのいわゆる「普通の青年」たちだったというから驚き。
強烈な使命感で偉業を成し遂げてしまった彼らのマインドを覗いてみよう、というのがこの本。
宇宙飛行士ではなく、管制官に焦点を当てているところがおもしろい。
自分には到底及ばない素晴らしい考えの人たちなんだ、というのを期待したけど、意外にもそれはシンプルでありきたりなことだった。
自信の大切さ、誠実性、柔軟な対応力などがポイントとして挙げられていき、宇宙はもはや関係のない自己啓発本だと感じた。
最も納得できたのは、成長マインドセットと固定マインドセットの話。
成長マインドセット
→他者を成長するものと考えているから改善に努める
→失敗をオープンにする
→批判に耳を傾ける
→失敗したらそこから学べることがないかを考える
固定マインドセット
→他者は変わらないと考えるので別の人を雇う
→失敗を隠す
→人のせいにする
どっちのマインドでいるかで成し遂げられるものは当然違ってくると思う。
もしかしたら「月」という目的が彼らの精神を究極に高め、強固に団結させたのかもしれない。
アポロ計画を支えたのは、精神的なエリート集団だった。