ジェームズ・サーバーのレビュー一覧

  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんが好きなので読んでみた。
    戦争はなぜ繰り返されるのか?
    どうしたら平和になるのか。
    深く考えさせられる。
    村上春樹さんの後書きも良い。
    絵本のような形態だが、子供向けではない。
    ジェームズ・サーバーさんのことも解説されていて理解しやすい。

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    2023年07月11日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    なんのための戦争だったか思い出すことができない。
    これは本当に怖いことだと思った。

    さらっと読んでしまったが、じっくりとまた読みたいと思う。

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    2023年08月04日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    今でいうヘタウマ?なんとも味がある絵。
    ラフなスケッチって感じ、でもテーマは重い。
    ロシアとウクライナにことを思ってしまう。
    学習しないのね人間って。
    一本の花と男と女は最後に残ったんだものね。
    そっからまたたくさんに花が咲いて木や森ができて犬たちも戻ってきて家を作りってまた繰り返し、エンドレスじゃん。
    いやいや、その花一輪を希望の光とみたいね。
    絵を描いたジェームズ・サーバー氏は幼少の頃、眼のキズが原因でほとんど全盲に近かったというから驚きだ。
    だからこんなに味がある絵なのね。

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    2023年07月23日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    本屋に平積みになっていたので、手に取ってみた。
    ヒトラーのポーランド侵攻により第二次世界大戦が勃発した直後に書かれた本。

    プーチンをヒトラーに準える意図が出版側にあるのかどうかよく分からない。

    作中で戦争が再度起こる筋書きからは、作者の諦観の方を強く感じる。それでも、人間の出直し力に期待してしまう、ということだろうか。

    ソ連の長さも、明治維新から太平洋戦争までも74年だが、2.5世代が経つと、じいちゃんばあちゃんの生の声(肉親の肉声)での、記憶の伝承が出来なくなって、同じような試行錯誤を繰り返すのだろう。

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    2023年06月25日