ロバート・ウォールディンガーのレビュー一覧
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TEDでの講義動画をきっかけにこの本を手に取った。ハーバードの長年の研究を元に書かれているとあって非常に読み応えがあり、説得力のある内容だった。
伝記などで偉人の生涯を学ぶことはできるが、一般人の生涯から多くを学ぶことができる機会はなかなか無いので貴重な資料だと感じた。
この本を読んだことで対人関係...続きを読むPosted by ブクログ -
お金があると必ず幸せになるわけではないが、不幸を必ず避けることはできる。
人生を支えてくれる10人の人間関係を把握する。
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幸せな人生を送るのに必要なのは良好な人間関係だ。
その証明とそのために必要な行動のポイントを教えてくれる。
最後に書かれた幸せな人生は目的ではなく道のりだという言葉が響いた。本書を参考に良い道のりを今このときから歩みたい。そう思える一冊だった。 -
示唆に富むとても良い本だった。改めていろいろなことを考えさせられて、もう一度時間を置いたから読み直したいと思う本だった。
ぜひこれから将来のことに不安を少しでも良い抱いている若者に、読んでもらいたい1冊。Posted by ブクログ -
とても良かった!!!
・人生を大きく動かすのは人との出会い
・良い関係を保つ条件
①愛情②好奇心(どんな人で何を大切にしているか)③共感
→他者との繋がりが強くなり、自分の人生を深める
・人間関係は健康と幸福を維持するための最も効果的なツール
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オーディオブックで数回内容を把握。...続きを読むPosted by ブクログ -
友人がとてつもなく大切な私にとって、これほどまでに腑に落ちる理屈と出会えたのは、生まれて初めてのことだった。
また、人との出会いが自分の人生に与える影響の大きさを、改めて思い知らされた一冊!Posted by ブクログ -
新年早々、素晴らしい本に出会えた。
読書目的は、人生に対して漠然とした不安があり、どうすれば後悔の少ない幸福感のある人生が歩めるのかを知りたかったから。
その答えは人間関係を大切にすることだった。
具体的な方法としては、相手に好奇心を持って接することと、自分から改善活動を行うことだ。習慣化した会合...続きを読むPosted by ブクログ -
・「幸せになるのに、遅すぎることはない」というのは英語の原題にはなく、この本の「結論」のタイトルに書かれている言葉。
・「幸せな人生は目的地ではない」、「道そのもの、道をともに歩く人たちそのものだ」「人生という道を歩みながら、一瞬ごとに、注意を誰に、何に向けるかを決めていこう」Posted by ブクログ -
80年以上の長い年月をかけて、多くの人の一生を追い続けて「幸せ」になるには、何が必要かを研究。そんな研究結果を圧縮した1冊。"幸せはお金じゃなく人との繋がりで感じられる"誰もが聞いたことあるような言葉に納得感を持たせてくれます。
自分は子供が2人いて、家族の時間が増えて友達、同僚の優先順位がだいぶ...続きを読むPosted by ブクログ -
ハーバード大学で84年にも及ぶ幸せの研究。
「人の幸福は結局は人間関係」ってよく自己啓発本などには書かれているがこの本は膨大なデータ量で信用度が高い本。
じゃあ、今の人生で人間関係を築くことができなかったのでもう幸せになれないのでは。と捻くれそうになるが副題の「幸せになるのに、遅すぎることはない...続きを読むPosted by ブクログ -
幸せに生きるための重要な要素は人間関係。
病気をしてから最低限の人間関係に留めている自分にとってはちょっと酷な内容だった。
それでも、別に昔からの友人との関係を今から構築しなきゃいけないというわけでもなく、職場の人間関係でも深いところまで首を突っ込んだ濃厚な人間関係がなくてはいけない、というわけ...続きを読むPosted by ブクログ -
2024年30冊目。満足度★★★★☆
ハーバード大学が80年以上の長さにわたり、個人の人生をフォローし続けるという史上最長かつ膨大な研究成果で分かったこと
それは、人生の幸せに大きく影響を与えるのは「人間関係」であるということ
本書では、この調査対象になった実際の人たちの生涯を追体験もできる
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孤独対策の話とか、この当りから始まったのかなあ。ソーシャルユニバースを人間関係と訳さないあたりが誠実なんだかどうなんだか。時間と注意を相手に差し出す。注意を差し出す、スマホ見ない。SNSは積極的に使うか、減らす使わない。近い人に好奇心を持って接する。WISERモデル。よい行動に気づく。仕事の不機嫌か...続きを読むPosted by ブクログ
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人の視野が広がる瞬間は
いつだって素晴らしい
人生経験の受け止め方は
外の世界で起こることだけでなく、
むしろ心の持ちようで決まる部分が大きい
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ハーバード成人発達研究の本。最初は、ハーバード大学の学生とボストンの貧困層の人たちの人生を追跡するところから始まった。被験者は当初の724人から三世代にわたる1300人超になった。今でも拡大を続けている。
よい人間関係が重要。だが簡単ではない。
幸せは達成するものではない。内なる欲求を満たしても幸...続きを読むPosted by ブクログ -
人間関係の本。
読んだ後、すぐに友達にLINEした。笑
ストレスの根源は人間関係って聞いたことあるけど、逆に、人を幸せにするのも人間関係であるとわかった。
大人になると、どんどん無くなる友人関係や、壁を感じる家族関係。いろいろ先行きが気になる恋人関係など、一度立ち止まって、人との繋がりについて考え...続きを読むPosted by ブクログ -
人間は社会性によって進化してきたから、自分で想像する以上に人間関係が欠かせない。他者を理解し、つながること。今に集中して、そのプロセスを楽しむこと。
幸せになる勇気と思いの外似てた。
人間関係が揺らいだ時のために自立はしておきたい。それについて書いてある本ないかな。Posted by ブクログ -
人との繋がりが幸せをもたらす。
アメリカで長年研究された、「well-being」の研究をもとに人の幸せは何によってもたらされるかを考察している。
関係性を維持するにはどんなことが必要なのか、関係性の見直しについても書かれており、読み終わった後には自分の周りの人に対する感謝の気持ちであふれる。Posted by ブクログ -
幸せとは苦しみがないことではない。
幸せとは辿り着くものではない。
困難に向き合い、乗り越えていくことで人は成長し、人と固い絆を築く。
馴れ合いの相手にこそ、きちんと"注意"をもつこと。
共感しようとする"努力"が大事。Posted by ブクログ -
人は一人では生きていけない。
人類は、徒党を組むことで、はじめて生態系の頂点に君臨することができる。
つまり、人類の中でも、徒党を組むことに適した、それを志向したもの、それを「快」と感じたものの子孫だけが、いま生きている人類の先祖であるということ。
美しさ、美味しさ、心地よさなどに、ロジカルな裏...続きを読むPosted by ブクログ