相良奈美香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
行動経済学とは、経済学と心理学を融合した比較的新しい概念。
従来の経済学は、人は合理的な選択をするものであると言う前提に基づいているが、実際には「太ると分かっていてもお菓子をつい食べてしまう」など、非合理な行動が多く存在する。
行動経済学は、「人間の非合理的な行動のメカニズム」を明らかにする学問である。
非合理な行動の前には、非合理な意思決定が発生しており、その意思決定は主に「認知のクセ、環境、感情」の3要素が関与している。
◼︎認知のクセ
人間の脳は、思考にあたりシステム1とシステム2の2つの回路で処理している。システム1は、いわゆる直感。即決で判断する。システム2は、慎重に時間をかけ -
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「人間は非合理的な生き物」
認知のクセ/状況/感情の3側面からその非合理的な意思決定のメカニズムを解明する本書。数値では測れない人間の行動を「そういうことか、、」と明快に言語化/体系化しており大変勉強になる学問でした!
▼以下自分に分かる言葉でざっくりまとめ
・システム1(直感)とシステム2(じっくり)をどちらも使って判断をしている。重要な判断ほどシステム2を使いたい。
・一方で大量の情報のさらされて集中力が切れてシステム1ばかりで判断してしまう。多すぎる情報は人を疲れさせ意思決定を妨げる。そのために不要な選択はしない、選択肢を狭めるなど必要。どの選択に時間をかけるべきかを選択し、どうでもい -
Posted by ブクログ
人間への理解が深まる。
正しく知って適切に活用する。
行動経済学とは
人々の非合理な意思決定メカニズムを解明する学問
大きく分けると
認知のクセ、状況、感情
にわけることができる。
認知のクセ
・脳には直感型のシステム1と熟考型のシステム2がある。
・システム1,2に優劣はないが、システム1で判断すると間違った意思決定をしてしまうことがあるため、意識する必要がある。
・埋没コスト、機会コスト、ホットハンド効果がある
・時間も認知のクセになる。相手が今を考えているか未来を考えているかでかわる。双曲割引モデルなど。
状況
・周りの状況に決定させられている場合。人が周りにいるか、提示される順 -
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Posted by ブクログ
私たちの日常行動の裏に潜む“非合理な心理”を明らかにしながら、人生やビジネスにどう活かすかをやさしく解き明かす一冊です。
難解になりがちな行動経済学を、著者は「人間はなぜそう考え、どう動くのか」という身近なテーマに落とし込み、驚くほどわかりやすく語っています。
本書では、例えば「人は損を避けるためにリスクを取る」「他人の選択に流される」「将来より今の快楽を優先してしまう」といった、私たちが無意識に陥る心理バイアスを紹介。
その上で、「どうすれば自分の行動を賢く設計できるのか」を丁寧に解説しています。
特に印象的なのは、「お金」「仕事」「恋愛」「健康」といった身近なテーマで、理論を具体的に応用