矢野恵司のレビュー一覧
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面白かった!読売日曜の書評にあってすぐ買いに行った。この前の古生物学者の奥さんといい、世の中には面白いエッセイを書く人がたくさんいて嬉しい。最近重い長編が多かったからちょっと休憩って感じでエッセイを挟んでみたけど、また面白いエッセイストに出会えた。アフリカ系のお父さんと日本人のお母さんのハーフなのかな?外見によることでの生きづらさがたくさんあったんだと思う。文章が上手。使う語彙も面白い!小学生前後の幼い思い出がたくさん綴られていて思わず爆笑して共感しきりのものがあったり猫の話ではじーんとしたり、小学生時代ってホントめんどくさかったなみたいな自分のこと振り返ったりしながらとても楽しく読んだ。世の
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文筆家・伊藤亜和さんの4冊目のエッセイ集。
『私が私でいるだけなのに、それ自体が悪いことのように思えていた』という強烈な一文が帯に書かれている。なぜか生きていてそんな風に思ってしまうことがある人は、ぜひ読んでほしい。
自他共に認める「変な奴」である伊藤さん。
幼い頃の思い出を、今を生きる20代の女子として見つめ直しながら綴ったエッセイ。めっちゃ面白い。記憶力が半端なく、子供の頃の色々な思い出を、当時の感情ともに瑞々しく書いてくれているので、読んでいて自分の子供時代の記憶が蘇ってきた。同時に、自分にもあった「変だった部分」が炙り出される。
特に『いじめられていたわけでも、仲間はずれにされた -
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伊藤亜和の言葉の巧みさに惚れる!
読みやすい文章に、ほどよいユーモア。
誰にでも似た記憶の一つや二つありそうだ。そんな幼い頃の記憶に大いに共感したり、或いは自分はそれを気にも留めずに忘れ去ってしまっているのに、彼女はそこにスポットをあて、この様に文章にするのかと驚く。しかもこんなにおもしろく書くなんて!
全体的に面白おかしく、自らの幼少期を振り返るが、その中で生きづらさを抱えもがいている様子がわかる。周りに溶け込むために真面目に過ごすよう努めるのだが、それがどうにもこじらせてしまうようだ。
彼女の幼い頃を垣間見ることができて、
楽しい読書時間だった。
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Posted by ブクログ
自分の子ども時代を思い出しながら読む。すごく似ていて保育園のお昼寝時間が苦痛で寝たふりしていたり騒いで先生に叱られおやつタイムに食べさせてもらえず泣いて謝った記憶など遠い昔の出来事が蘇ってくる。
あんなにうれしかった妹もお母さんをとられていじめたり今思うとバカな保育園児だったなぁ。
意味もなく嫌いになった友人とか自分はぐちゃぐちゃに押し込められた藁半紙が机の中にあり席替えの時に荷物を移動すると言われ恥ずかしい思いをし何故机を移動させないのかと先生さえ嫌いになったり1人の男の子はカビ生えたパンが出てきてホッとしたり。
ランドセルの中は常に配られた紙が下に敷いてある状態。
そして今は押入れの中は