シゲタサヤカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新作待ってましたー!!!
シゲタサヤカさんのレストランシリーズ四作目。
職場の子どもたちに長年読んでいるのですが、どの世代にも人気で、何度読んでも喜んで見てくれます。
個人的にはシゲタサヤカさんの絵が見やすくて、時折文章量がえげつないキャラクターのセリフが面白くて(レストランシリーズではないですが、プリンの話を一度読み聞かせてもらいたい 笑)読んでいても楽しいです。
レストランシリーズ、もう新作が出ないと思っていたのでとても嬉しいです。
前作のキャラクターがこっそり紛れてると、前作を知り尽くした子どもたちが大騒ぎします(もちろん私も興奮)。
そんなくすっと笑える要素、分かりやすい内容、でも予 -
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ネタバレシゲタさんのコックさんシリーズはじわりと面白い。今回はどんな面白い?と手に取り。
どう見ても盛りすぎの量の多いメニューが並んでいる表紙にまず釘付け。
面白くなるのは目の回る忙しさに辟易したコックさんが連れてきた弟のスーパーコックさんが登場してから。
「いえいえ、そんなことはありませんよ」という謙遜ちっく?な言葉がどんどん困る状況を引き起こしていく面白さったら。山のように出来上がっていく料理を見る楽しさもいい。
どうなるの?これ、と思ったら最後まで「いえいえ、そんなことはありませんよ」。さすがですシゲタさん。センスを感じますね。
小さな子もだけど、ちょっと大きくなった小学校低学年くらいにウケそ -
Posted by ブクログ
『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』(白泉社)ですっかり魅了されてしまったシゲタサヤカさん。本書はシゲタさんのデビュー作なのですね。
場所はとあるレストランの厨房。大勢いるコックさんの中のひとりが、とんでもない現場を目撃したことからお話が始まります。
なんと、調理台に置かれたまな板が、材料のエビを食べてしまったではありませんか!
まな板が!食べるんです!!エビを!!!
何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を読んでいるのかわからなかった……。
意表を突くタイトルと期待を裏切らない展開、絶妙な不思議さ、後を引くラスト。すごい……読み終わってからめっちゃジワジワきてます -
Posted by ブクログ
いやぁ~、笑った笑った!
作者のシゲタサヤカさんは第28回~30回講談社絵本新人賞で、佳作を3年連続受賞し、第30回の佳作で受賞した本作が初めての絵本作品であるとのこと。
とにかくPOPでカラフルで漫画チックな絵柄が最高に面白いし、
数あるシュールでナンセンスなストーリー絵本の中でも
何度も笑えて見飽きない耐久性という点では
なかなかの完成度やと思います。
「なんじゃそれ!?」って思わずツッコんじゃう変なタイトルもインパクト抜群。
冒頭、町で一番人気のレストランのコックは
見てはいけないものを見てしまいます…。
それは…な、な、なんと
まな板が海老を食べる瞬間!!
あまりにビックリし -
Posted by ブクログ
◆5y1m
読むたびに面白さが増すのか、そのうち自分で読んで聞かせてくれるようになり、感情をたっぷり込めて「何々なんだよぉ〜〜」などと読んでくれるので、聞いている側も読んでいる本人もとても楽しい。
そして表紙と裏表紙の裏に描かれた数々のおしゃれメニューが美味しそうすぎる…。子どもと「2つだけ選べるとしたら?」などと言ってめちゃくちゃ悩んで「お母さんはコレとコレ食べたい!」「◯◯はコレとコレ!」と散々楽しんだ。そんな写実的なタッチの絵柄なわけでもないのに、子どもできてからこんなお料理食べに行ってない!行きたい!とめちゃくちゃ食欲を駆り立てられまくった。