あらすじ
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まな板がしゃべる、食べる! 楽しい絵本
「ぼく、このレストランの料理が食べてみたいな~」
食いしんぼのまな板に、気のやさしいコックはこっそり料理をあげますが、まな板はだんだん太っていって……
〈担当者のうちあけ話〉
これは、講談社絵本新人賞の佳作を3年連続受賞したシゲタサヤカさんのデビュー作です。そして、「まな板」を主人公にした、おそらく世界で初めての絵本です。
毎日毎日、おいしそうな食べ物を乗せられたら、まな板だって「食べたい」と思うんじゃない?
と、ある日シゲタさんは考えたのでしょう。
どの家庭にもある「まな板」に目をとめたのが、なによりすばらしいところだと思います。絵本の「ネタ」は、こんな身近なところにあるんですね!
こういう絵本を読むことで、子どもたちは(大人たちも)、なにもない日常が楽しく、いきいきと感じられるのではないでしょうか。
*読み聞かせるなら3歳から
*ひとり読みなら6歳から
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最初、手に取るまでに
かなりの抵抗がありました。
絵も、タイトルもクセがあったんですもの。笑
読んでみて、面白い!となりました。
まな板が日毎にラージになっていく
そして周りが気づかない
楽しすぎます。
シゲタサヤカさんの本は、子どもたちみんなハマっています。今でも、けっこう読んでいる子は多いようです。
Posted by ブクログ
4歳10か月
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい
〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む ◯
その他◯
シゲタサヤカさんの作品が大好きな息子ですが、
この作品に関しては、途中から手を伸ばさなくなりました。
理由をきいたところ、「りょうりちょう」が怒られる場面が怖い、とのこと。
悪いことをして怒られるのは当たり前でしょ、と言って、あえて読み聞かせをしている悪い大人です(笑)
Posted by ブクログ
『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』(白泉社)ですっかり魅了されてしまったシゲタサヤカさん。本書はシゲタさんのデビュー作なのですね。
場所はとあるレストランの厨房。大勢いるコックさんの中のひとりが、とんでもない現場を目撃したことからお話が始まります。
なんと、調理台に置かれたまな板が、材料のエビを食べてしまったではありませんか!
まな板が!食べるんです!!エビを!!!
何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を読んでいるのかわからなかった……。
意表を突くタイトルと期待を裏切らない展開、絶妙な不思議さ、後を引くラスト。すごい……読み終わってからめっちゃジワジワきてます。フフッ(思い出し笑い)
そして見返し部分にずらりと並んだ料理の絵が壮観!
スズキのポワレとかアスパラガスのアンチョビソースとかライムのソルベとか、子どもよりも大人の唾液腺がえらいことになりそうなメニューの数々。さすが、町で一番人気のレストランだわ。近所にあったら絶対通う。
Posted by ブクログ
面白かった〜。アイデアもすごいけど、使い続けるっていう発想がすごい!
このまな板は、シゲタサヤカ作品のいろんなところに登場します。おさえておきたい作品。
Posted by ブクログ
ナ、ナンダッテー!?
っていう驚きの内容。
子どもたちからも、この本おもしろいよ!と紹介がありました。
イラストがハッキリとわかりやすい×シュールな設定
インパクトあります。
Posted by ブクログ
シゲタサヤカさんのユーモア炸裂!
ちょっとつまみ食いしちゃうまな板がいたらおもしろい。
でも、そのまな板の口調がまた…!
小生意気というか狙って甘えているというか、軽くシャクに障るところが絶妙。
ちなみに私はワザと鼻にかかった声で、のっぺり語尾を伸ばしたキャラで読んでいます(笑)
Posted by ブクログ
いやぁ~、笑った笑った!
作者のシゲタサヤカさんは第28回~30回講談社絵本新人賞で、佳作を3年連続受賞し、第30回の佳作で受賞した本作が初めての絵本作品であるとのこと。
とにかくPOPでカラフルで漫画チックな絵柄が最高に面白いし、
数あるシュールでナンセンスなストーリー絵本の中でも
何度も笑えて見飽きない耐久性という点では
なかなかの完成度やと思います。
「なんじゃそれ!?」って思わずツッコんじゃう変なタイトルもインパクト抜群。
冒頭、町で一番人気のレストランのコックは
見てはいけないものを見てしまいます…。
それは…な、な、なんと
まな板が海老を食べる瞬間!!
あまりにビックリしたコックは厨房の仲間に必死に
「い、いま!いま!いま!エビを!まないたが!」
とアピールしますが、人気レストランなだけにみんな料理を作るのに大忙しで
誰一人相手にしてくれません。
今のは一体…、まぼろし?幻覚?
怖くなったコックは店じまいしたその日の晩、恐る恐るまな板を調べてみようと決意します。
「おかしいなぁ~」
表を見ても裏を見ても
どこもおかしいところは見当たらないまな板。
そこで試しに海老を一匹
まな板の上にそーっと置いてみると…。
『ムシャリ!』
「ヒャー!やっぱり食べたー!」
『あ~あ、みつかっちゃった。そうなの。ぼく、たま~に、おなかのうえのたべものを こっそりたべてるの』
そして喋るまな板は調子に乗って
『りょうりされるまえのたべものばかりじゃなくて、できたてあつあつのりょうりってやつを こんどたべてみたいんだよ~』
なぁ~んて言い出したからさぁ大変!
次の日から厨房のみんなの目を盗んでは
内緒でまな板に
できたてあつあつの料理を食べさせてあげる
心優しきコックが笑えます。
(つか、優しいのか!?笑)
沢山のコックがひしめき、てんやわんやの厨房のイラストの中、
こっそりまな板に料理を食べさせてるコックが
どこにいるのかを探したり、
今日は何の料理を食べさせてるのかをチェックしたり
どんどん太っていくまな板を見るのも楽しい(笑)
(戦場と化した厨房で必死の形相のコックたちが作る数々の料理がまたリアルで美味そうなのであります!)
そして物語のクライマックス!
ついに犯行現場を料理長に見つかってしまった、まな板とコック!
おバカな二人は一体どうなってしまうのでしょう
!!!
最後のオチが笑えるし、
「まないたにりょうりをあげないこと まないたはりょうりをたべないこと」
と書かれ壁に貼られることになった注意書きのセンスにもニンマリ(^^)
そう言えば最近、うちのまな板も
いつの間にやら
一回り大きくなってるような気が…(汗)((((((゜ロ゜;
木苺のシャーベットやピスタチオのブリュレ、ココナッツのブラマンジェ、ベーコンのサラダ、チキンのソテー、仔牛のパイ包み、フィレステーキ、七面鳥のきのこソース、スズキのポワレなどなど、
表紙裏にズラリと描かれた料理のイラストも
見てるだけで食欲をそそりますよ~(笑)
Posted by ブクログ
ここ最近よんだ絵本の中で1番好きです。
なんといっても楽しいのが一番。
絵も元気があるし、タイトルどおり
まないたが料理を食べるなんて
ばかばかしくて、面白くて。
うちの冷蔵庫も時々あんたのアイス食べてるかもよ、的な会話ができちゃえば、なんか「わたし、自由で、いい母親カモ!」と嬉しくなれてお得。
しかも、すっごい忙しそうにしているほかのコックさんたちも
××だったなんて・・・
みんないい人ばっかりで、ひたすら楽しくていい気持ちな絵本。
Posted by ブクログ
コックにこっそり料理をもらってる、こまった「まないた」の話。
うん、うちのまないたも時々きゅうりの端っことか食べてる。
たまねぎのみじん切りとかもよく口に入ってる。
あんなねちっこいしゃべり方はしないで、じーっと黙ってるけどね。
Posted by ブクログ
まったく おもしろい ことを
かんがえる さっかさんが いたものですねえ!!
なんと まないたが りょうりを たべるんです。
ナンセンスな せっていが わらえて
たのしい えほんです。
Posted by ブクログ
タイトルが秀逸。「えっ! どういうこと?」と惹き込まれます。ストーリーも期待に違わず、シュールかつインパクト大。登場する料理が、実に美味しそうに描かれているのも魅力的です。5歳児以上にオススメです。
Posted by ブクログ
◆5y1m
読むたびに面白さが増すのか、そのうち自分で読んで聞かせてくれるようになり、感情をたっぷり込めて「何々なんだよぉ〜〜」などと読んでくれるので、聞いている側も読んでいる本人もとても楽しい。
そして表紙と裏表紙の裏に描かれた数々のおしゃれメニューが美味しそうすぎる…。子どもと「2つだけ選べるとしたら?」などと言ってめちゃくちゃ悩んで「お母さんはコレとコレ食べたい!」「◯◯はコレとコレ!」と散々楽しんだ。そんな写実的なタッチの絵柄なわけでもないのに、子どもできてからこんなお料理食べに行ってない!行きたい!とめちゃくちゃ食欲を駆り立てられまくった。
Posted by ブクログ
ひとりのコックがみたのは、まないたがエビをたべるところ!なんてくいしんぼうなまないた。でもコックはまないたの「はしっこだけじゃなくて、おいしそうなりょうりをたべたい!」というねがいをきいてしまうのです。そうしたら・・・。
この人気レストランでおこるくいしんぼうやわがまま料理器具のおはなし、ユーモラスな絵のタッチや元気のある色味と相まってとても好きです。なんで白目なんだろう…。でも、いいんだよね。
Posted by ブクログ
講談社絵本新人賞の佳作を3度受賞しての、シゲタさんのデビュー作。ある講義で特別ゲストとしてお話をして下さったシゲタさんは、とっても前向きな頑張りやで、初出版の時には自作でPOPまで作って本屋さんへいったというアクティブさに心打たれた。
メイキングのエピソードを面白おかしく語ってくれたように、絵本も同じテンションで描かれているなぁと感じた。
まな板が料理を食べるというナンセンスさが楽しい絵本。以後、この料理店に関連したお話がシリーズ化している。
Posted by ブクログ
おもしろい!くだらない(失礼!)おもしろさです。
ページをめくる度にツッコミを入れたくなります。
いつも字を追って読むけれど、絵をじっくり見る楽しさを思い出させてくれました。
Posted by ブクログ
私のまな板は大丈夫かしら…。
こんな甘い声を出せる調子のいい子じゃないはず…。
まな板には硬派でいてほしい、切実に思いました。
この絵本に出てくるまな板は、エビが好きらしいです。一口こっそりあげる、たぶん優しいシェフたち。
料理長のお達しで、無事まな板はダイエットに成功した模様。まな板の健康を案じたくなりました。
Posted by ブクログ
2024.9 小学1年生 1人読み
「まないたがこのくらいおっきくなっちゃってね、いちばんえらいひとがおこったんだけど、りょうりにんがみんないなくなるとこまるから、こんかいだけですよってゆるしてあげたよ。まないたにりょうりをあげないこと、まないたはりょうりをたべないことってかみがはられたよ。でも、こっそりたべているかもしれませんよってかいてあったよ。」
Posted by ブクログ
6歳5ヶ月の娘
3歳5ヶ月の息子に読み聞かせ
シゲタさんのこのシリーズだいすき
追記
9歳3ヶ月の娘
6歳3ヶ月の息子に読み聞かせ
息子がシゲタワールドにハマってきた!
まないた巨大に成長。
シェフたちがやさしい。
Posted by ブクログ
いきなりの衝撃的な光景から始まる、つかみありユーモアあり笑いありのシゲタワールド。コックさんからこっそり料理を少しずつもらうようになったまないたが「えーっ!?」な姿に変身w
4歳5ヶ月の息子も驚きながらウケていた。まないたの甘えた声で言う「コックさ~ん おねが~い」が、息子の「おかあちゃんおねが~い」を連想させるのでついついその口調で読み聞かせ。
おねだり上手のまないたも子どもも油断がならないw
Posted by ブクログ
『カッパ・・・』が良かったのでシゲタサヤカ女史連打。
そういえば既読の『オニじゃないよオニギリだよ』も良かったな。
さて本作はシゲタ女史のデビュー作品とのことだけど、
なるほどなるほど、最初からこういう感じなんだね(笑)。
オモシロを好むボクとしては非常に好み。
ただデビュー作だからか、文章がダラッとしてる印象。
なのでちょっと★少なめ(偉そうにスミマセン)。
Posted by ブクログ
面白い。
こういう発想が好き。
そして絵と合っている。
まな板が残飯処理してくれたら生ゴミが減らせるな~と読みながら思いました。
でも、あんなサイズになったら・・・。(笑)
低学年の子にうけそうな一冊です。
Posted by ブクログ
「なんで、まないたが話すのよ?なんで、まないたが食べるのよ?」(S8)
「どんどんふちょってるのが面白い!」(M4)
Sはまないたが怖かったみたい。確かに絵がちょっと怖いもんね。白目だし!