ジュリア・ケラーのレビュー一覧

  • やめる 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    今まで続けてきたことを「やめる」と、親しい人から相談されたら、あなたはどんな反応をしめしますか?例えば、競争率の高い就職先で働き始めて半年がたった親友から、会社を辞めたいとの相談を受けた場合を想像してみてください。
    この本を読む前の私であったら、「まだ、半年じゃないか。1年くらいは頑張って続けてみたら?」と言っていそうな気がします。本書を読み、「やめる」ことに対して、とてもネガティブな印象を持っていることに気がつきました。辛いことも我慢して続けることが良いこと、成功するまで諦めてはいけない、ということが当たり前の心意気だと思っていました。しかし、本書を読み認識を改めることができそうです。ただ、やり続けることが、良いこととは限らないということを本書を読んで理解しました。自分らしく、生きていくためには今まで頑張ってきたかもしれない道から外れることも含めた選択肢を持ってもいいと思うことができつようになりました。
    カルチャーショック、パラダイムシフトを受けたといっても良い衝撃を受けた本です。

    0
    2026年07月10日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    新しい時代に相応しい良質なビジネス書。今まで正しいとされてきたものの見方の真逆から論じられる切り口はとても新鮮でもあり説得力もある。指摘していることはまさにその通りで、特に日本にも深く染み付いてしまっているポイントを鋭く言い当てていると思う。

    0
    2023年09月11日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    「途中でやめる」「手放す」また「我慢して続ける」等々の行動に対して色々と思考を巡らせられる本です。

    正直、あまり無い(実践できていない)思考だったので気付きは多かったです。

    0
    2023年08月18日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    自分の中でやめるという選択肢を持っても良いのだと受け入れられた。今まではやり出したら結果が出るまではとこだわってたような気がする。

    0
    2026年09月22日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    やめるということは絶対的な悪であることを否定する前提があったとき、大事なのはやめるやめないよりも、やめたあとに自分がどのような行動を起こし、物事をやめたあとの自分の選択にどう価値付けするか、であるように思った。

    0
    2026年08月17日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    「やめる」ことがあまりにも悪いものとされすぎていて、「やめる」ことは新たな可能性を開く効用があるものであることを、多くの事例を通して示してくれている本。
    困難な状況に陥って踏ん張ろうとしてクタクタになっている時に救いとなる考え方である。

    「努力するればうまくいく」「我慢すればうまくいく」という考え方が進んでいくと、その裏返しとして、うまくいかずに苦境にいる人は「努力できない人」、「我慢できない人」であるという認識につながってしまう。

    「努力すればうまくいく」という考え方が決定的に誤っている点は、物事には運の要素が大きく絡むということを無視している点であり、したがって世の中で苦しんでいる人を「努力できない人」だから仕方ない、という自己責任論で放置してしまうことは大きな誤りである、という主張は衝撃的で、とても腑に落ちるものだった。

    0
    2026年07月06日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    やめるという一見ネガティブな行為を前向きに論じられている本。確かにやめることは後ろ向きな行為ではなく、方向転換(ピボット)と考えれば、違う道を前向きに進んでいると捉えられる。ただし自分の考えではやはりやめるリスクは一定程度はあり、ある程度これまでやってきたことの連続性が保てるピボットが良いように思える。
    少々やめることを美化しすぎで続けることの長所も論じてほしかった点は否めないが、全体を通して勇気と決断力を高めれくれる良書であった。

    0
    2024年11月24日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    グリット(やり抜く力)が流行ったけれど、それとは対象的に「やめる」ことを選択肢の1つとして提案してくれる本になっている。

    「やめる」というと、良くないことというイメージがあるけれど、決していつも続ける事ばかりが良いわけではない。
    健康に良くないことは当然やめるべきだし、上手くいかない方法を続けていてもしかたない。
    例えば、仕事であっても辞めて新たな道に進んで、成功する人もある。
    「やめる」ことは決していつでも悪いことではない。

    新しいことをするには、やめないといけないし、
    すべてをやめなくても、やり方を変えてみるというやめ方もある。
    エジソンは、やめる達人でもあったと紹介されていた。
    彼は失敗すると、上手くいかない方法に拘らず、新しい方法を次々と試し、発明王と呼ばれる人となった。
    この姿勢は今の日本に足りないものかもしれない。

    一方で、何でもかんでもやめればいいやけでもなく、もちろん、続けることにも良さがある。
    あくまでも、やめることも検討すべき選択肢として、常に持っておくことを勧めてくれる本だった。

    0
    2023年12月29日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    本書の序盤と終盤はとても勉強になった。中盤は言葉遊びで言い方の問題なんじゃないかと言う感想を抱くことが多かった印象です。

    序盤に書かれている"やめること"の文化的なステレオタイプや教育によってなされる倫理観により、辞めることを失敗とイコールで紐づける感慨については同意できた。だからこそ辞めることが大事だという主張もないように説得力があり面白いなぁと感じた。
    だが、本書を読む進めていくと継続することもやめることも大事なことがわかってきた。

    私の解釈では最終的には"科学的な思考"こそ最強だということなのだと理解した。
    大枠の目標みたいなものは継続して良いものがあり、それは個人にとっての価値観や欲求のようなもので、手段の方は継続でなく辞めることも一つの選択肢として前に進むことが大事なのだと私は解釈した。

    何にしても認知的柔軟性と合理性を持って感情を飼い慣らして受容し、自己認識を高めて、自分のしたいことに集中することが重要。
    そしてそこに少しの倫理観を持って管理すると辞めることの使い方が上手くなるのだろうなぁと私は感じました。

    何にせよやめる、保留する、停止するという選択肢も大事だなぁと改めて考えさせられました。

    0
    2023年11月27日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    やめることは悪い事であるとの風潮に対し、やめることは最良の人生戦略になる事もある、価値のある選択肢の一つであることを複数の事例を使って説明した本。
    自己啓発書に多い、忍耐、努力、継続する事で成功するとの考えに疑問を抱き、やめるという反対の視点から物事を見る事が出来たのは新鮮であった。
    人間の出来る事(リソース)は限られており、新たなことをやるためにはまずは何かを辞めなければ行けない。引き算を先にする大切さも改めて認識できた。あと自分ではコントロール出来ないこことはさっさと諦めるのが大事な事も再認識できてよかった。

    0
    2023年07月30日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    感想
    諦めないことは美しい。結果が出ればその主張も正しい。雲を掴むような努力を続けることは無駄。有限の時間を有効に利用するために。諦める。

    0
    2023年05月08日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    忍耐を美徳とするのは、プロテスタントの教義。
    やめることは、新しいことを始めることと同義。やめなければ新しいことははじまらない。
    だれにでも「もういいや」と思う瞬間はある。認知の柔軟性が必要。自分の心と身体の声に耳を傾ける必要がある。
    ときに、別の生き方がないか、考える。
    スマイルズ『自助論』=産業革命で一握りの人がリッチになった時代。成功者の努力を生き生きと描いて見せた。成功は自分の努力次第、という考え方が受け入れられた。
    フランクリン『プアリチャードの暦』は自助論より100年以上前。これは自己啓発書の発端。道徳的な視点で書かれている。自助論は、富裕層の味方、言い訳になった。これが現代まで続いている。
    アメリカ人は常に前を見ている。
    ナポレオンヒル『思考は現実化する』、ノーマンヴィンセントピール『積極的考え方の力』自己啓発書の元祖。

    クノッセンは、大きな目標よりも、目の前のタスクだけに集中して、パラリンピックのメダルを獲得するに至った。思い描いていた人生はあきらめ、短期のタスクをやり遂げることに集中した=変えられないことと変えられることを区別した。=何かをやめることを意味した。
    人生の大部分は自分ではどうにもできない=受け入れる=必要に応じてやめることを意味する。

    タイガーウッズは復活のときに、1位しか受け入れないという競争スタイルを辞めた。やめるとやめないは、対立する概念ではない。別のスタイルを受け入れること。
    ダーウィンは、完璧な方法で発表することを辞めて、種の起源を出版した。

    やめるのは完全にやめる必要はない。スタイルを変える、新たな目標を立てる、など。水泳選手は水泳をやめても登山家になることができる。
    フランクリンは、印刷の仕事を一時、半やめにした。一つの目標に向かってキャリアを構築することだけが正しいことではない。部分的に手放すこともできる。

    負けるとわかっていながら勝負を続けようとすることがある。やめることの恐怖、サンクコストの誤謬から。
    発明王エジソンは、やめることの天才だった。見切りをつけて別の方法を探す。
    やめる、のではなく、方向転換。
    エジソンは、人生のやりがいは、やめた後にどうするか、だった。

    SNS依存をやめる=だれでも離れられないが、これに依存していると、SNSに殺される。。SNSは自分のイメージを固定化してしまう。それを守ろうとしてやめられなくなることがある。
    イギリスのエドワード8世は、シンプソンと結婚するために、イギリス王位を放棄した。
    やめることを公にするときは、適切なタイミングを見極める。
    「ツイッターは点滅し続けている赤信号みたいなもの」

    何かを辞めなければ新しいものは入ってこない。
    安定した仕事でも、やめなければ芸術家への道は開けない。
    「やめて、何をする?」辞めずにキャリアを積むという選択肢はないか。なければ潔くやめる。何をする、を決めてからやめる。

    0
    2026年09月17日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    本書が「やめること」を一方的に美化はしていないことに感銘を受けました。我々は、諦めることを無意識のうちにダメなことだと刷り込まれています。「やめる」という戦略があるかないかで人生の深みが変わってくるのだと思いました。ただ、繰り返しになりますが、やめたら全て上手くいくというのは幻想であるということは肝に銘じておきたいです。

    0
    2025年12月02日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    「転がる石に苔はつかない」って、
    石が転がってると苔のついた立派な庭石になれないから、辛くても一つところで辛抱するんだよ、
    ≒「石の上にも三年」、という意味だと思っていたら、
    常に動いていれば苔みたいな変なしがらみがつかないから、流動性をよくして常に動け、
    的な解釈があると聞いて驚いたのはだいぶ前。

    後の方の解釈で考える人や、分かる気がする人は増えてきてるんだろうけど、日本はまだまだ転職には好意的な目を向ける人が少ない印象。私世代だけ?

    死ぬほど辛い思いをするくらいなら逃げろって思うけど、渦中では判断が鈍るんだろうな。

    個人的には親業を一時ホールド出来る制度や世間の目が増えてくれるといいと思う。片時も目を離すななんて不可能だし、手抜きが許されないって思ってしまったら、そりゃ、そもそも子供を持つのはやめようと思う若い人が増えるのは当たり前だと思う。

    ダーウィンの「種の起源」誕生のエピソードはちょっと面白かった。もう少し詳しく知りたい。

    0
    2025年08月28日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    やめることは自己防衛である。
    自分に合わないことをしていると、やめるためのサインが出てくる。

    自分に向いていないことには執着しない。

    0
    2025年07月30日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    偉人のエピソードが多い。
    抽象的なので、自分でどのように対処すればいいか考えないと、読んだ意義が見出せないかもしれない。

    ただ、個人的には一箇所ほど刺さる部分があった。

    『やめたからと言って、それを続けてはいけない意味ではない。みんなやめることを「オールオアナッシング」と捉えがち。重要なのは、その「あきらめ方」』

    なので、それだけでも読んだ価値はあった。

    0
    2025年07月22日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    「やめる」ことのポジティブな側面にフォーカスした本。動物や昆虫が「やめる」ことで生き残ってきた話や、スポーツ選手が意識的に「やめる」ことで自身の選手生命を守った話など、身近な話題から「やめる」ことの効能を教えてくれる。著者を含む多くの一般人へのインタビューに基づいた「やめてよかったこと」のストーリーが豊富で、むしろ割合的にはエピソード集といっても良いかもしれない。表紙にあるように最新科学の研究結果も載ってはいるものの、どれもまだ可能性段階の研究が多かった。脳の構造は複雑なため仕方のないところではあるが、結局、科学的な「やめどき」がイマイチよく分からなかったので、より詳細なエビデンスが欲しかったところ。だが、「やめること」を「方向転換」と言い換える話は、前向きな言い換えでいいなと思った。科学的に正しい「やめどき」を知りたい人には不向きだが、「今何かをやめようか悩んでいる人」には、本書に載っている人たちのエピソードが勇気を与えてくれるかもしれない。

    0
    2024年06月13日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    失敗し諦めてしまうからこそ、他人に共感でき理解できると説く本。
    頑張り通すのは良くて、諦めるのは悪だとする考えは作られたもの。

    0
    2024年05月25日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    「GRIT(やり抜く力)」が世間的にも評価される中で、なかなか評価されない「QUIT(やめる力)」。「やめること」の大切さを事例を交えて説明してくれる。動物や虫など、自然界は無駄を嫌うそう。効率的ではないものはやめる。説得力はあったが、「無駄」や「非効率」、「GRIT」を否定しきれない私…。

    0
    2023年12月20日
  • QUITTING やめる力 最良の人生戦略

    Posted by ブクログ

    「石の上にも3年」と言われるように、「あきらめずに最後まで頑張る」ことが美徳とされがちな社会において、あえて「やめる」ことの意義や重要性を主張する一冊。

    動物は元来、合理的に「あきらめる」ことで臨機応変に外部環境に対応しする能力を備えているが、人間社会では一般的に「我慢して続けること」が奨励され、「やめること」は悪や恥と見做される。著者は、これは近代の権力者が貧富の格差を個人の努力に起因するものとして正当化するために意図的に作られた価値観であり、スマイルズの「自助論」といった自己啓発書が、その浸透に一役買っていると批判する。

    「やめる」とはサボることではなく、社会的しがらみや不確実な未来への恐怖などの障壁を乗り越えて”今”を手放し、新たなことに挑戦する積極的な行為であり、結局のところ「やめるorやめない」という二元論を超えて、自らの進むべき道を能動的に決める力を身につけるべし、という主張に目新しさはないものの、社会学や脳科学といった幅広い観点から「やめる」ことの意義を問い直す分析には興味深いものがある。

    0
    2023年10月09日