アシュリー・ウィーヴァーのレビュー一覧

  • 金庫破りときどきスパイ

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    第2次大戦中が舞台。
    ミステリーは、携帯電話やデジタルがない方が面白いのをあらためて実感。

    エリーとラムゼイ少佐の恋の予感も感じさせ、最後のどんでん返しと面白い要素がいっぱい。

    旅のお供に携帯したが、電車の車窓も見ることもなく集中して読みふけってしまった!

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    2024年06月08日
  • 金庫破りとスパイの鍵

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    シリーズ第2弾。第二次大戦下のロンドンで金庫破りと錠前師をしているエリーと陸軍少佐のラムゼイが殺人犯とスパイを探す。殺人やスパイが絡んでくるけれど、それと同時にエリーとラムゼイ、エリーの幼馴染のフェリックスとの微妙な関係も描かれていて事件と同時にそちらも興味深い。シリーズを通して語られるエリーの母親のことなど今後も気になる要素がまだまだ残っていて楽しみ。

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    2024年05月05日
  • 金庫破りとスパイの鍵

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    錠前師(金庫破り)と仲間たちが軍の少佐に協力してドイツのスパイ活動に対抗するミステリ第2作。
    少佐にとっては主人公は単なる解錠要員…なのだが、堅物な少佐から少し人間味のあるセリフが出てくるようになり、恋物語にも進展を期待される。
    ドイツのスパイを追うストーリー本編は、突飛な展開は無く安心して読める。
    贋造師を含めての三角関係、主人公の母について、行方不明の従兄弟の消息など、次作以降も気になる要素はある。
    個人的には、主人公一家の家政婦にも何らかの裏稼業的な特技があるのでは?と期待している。

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    2024年04月20日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    第二次世界大戦中のロンドンで、普段は錠前屋さんだが裏では金庫破り(空き巣)をやっている叔父に育てられた女性が主人公。
    空き巣の最中に軍人に身柄を拘束されて、軍のミッションに協力する羽目となる。
    ストーリー展開に派手さは無いが、美人錠前師とハンサム生真面目少佐とのロマンスも少しあり、ほのぼのとしたミステリ。
    新聞王の用心棒がいいキャラだが、次作以降は登場しなさそうで残念。

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    2024年04月19日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    堅物だけどウィットに富んだラムゼイ少佐の台詞回しが好き

    中盤のサー・ナイジェルの台詞は伏線かと思ったけど何もなかった……私が読み落としてるだけ?

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    2023年07月12日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    ネタバレ

    アシュリー・ウィーヴァーのコージーミステリ。
    翻訳は初めてではないらしく、ハヤカワミステリ文庫から一冊出たことがあるらしい。

    主人公は自覚なし美人の金庫破りエリー。金庫破りの叔父ミックと泥棒に入った際、国家の諜報機関に罠にかけられてしまうところから始める。
    金庫破りの才能を買われ、諜報機関の依頼で国家機密を敵国に横流しすると思われる人物の屋敷に潜入すると、すでに当人が死体となっていて。。。

    堅物だけどイケメンなラムゼイ少佐と、お互い最後の一歩が踏み出せないフェリックスとの三角関係を楽しむロマンス小説でした笑。ミステリ部分はほぼオマケです(一応、さりげなく伏線は張ってある感じ)。
    軽く読めて

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    2023年06月13日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    第二次世界大戦下のロンドンでおじと金庫破りをしているエリー。そしてその現場でラムゼイ少佐に捕まってしまい、ある計画に加わることに。大戦下という状況と計画の緊迫感がありながらもユーモアが挟まれることで硬すぎない展開で読みやすい。エリーとラムゼイの関係性や、まだこの先描かれていく謎があってシリーズとして続いていってくれると嬉しい。

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    2023年05月23日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    ネタバレ

    つい先日まで脳外科病院に入院していた。リハビリ以外の時間、暇だったので「頭の痛くならない、軽い小説が読みたい」と妻に頼み、持ってきてくれたのがこの小説。
    確かに頼んだ通りの「読みやすく、尚且つ軽快で、それなりに面白い」小説だった。なんとなくライトノベル的だなと思った。と言うのも主人公のエリーも美人で、エリーに命令する冷静冷徹なイギリス陸軍ラムゼイ少佐やエリーと幼馴染みの男友達で腕のいい贋造師フェリックス元海軍兵も美男子、陽気で気さく楽観的な金庫破りの名人ミックおじ。心配症で口喧しく何でも見抜いてしまう家政婦のネイシーとくれば、もうすでにラノベ。しかも悪党ぽっく暴力で全てを解決しようする輩も、金

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    2024年05月06日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    第二次大戦下、ナチスドイツの侵攻におびえるイギリスのお話。錠前破りのエリーは警察ではなく軍にとらえられ、軍の諜報作戦に協力を余儀なくされる。重要文書のためにとある屋敷に忍び込んだところそこには死体が・・・

    最初反目しあっていたエリーと堅物将校のラムゼイ少佐がだんだんと心開いていくのが読んでいた楽しいですね。というかそここそが見どころというか。ナチスと通じているスパイは誰か?最初にみつけた死体は誰に殺されたのか?みたいなミステリっぽさはないでもないですが、べつにあんまり重要でもなさそうな。不可能犯罪とかそういうものでもないし、犯人特定のための手がかりがちりばめられ・・・とかでもないし。エンタメ

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    2023年12月08日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    第二次世界大戦下のロンドン。金庫破りのエリーはラムゼイ少佐に捕まってしまい、重要文書のある金庫破りをするよう交換条件を出される。
    コージーミステリー第1弾。

    堅物少佐が女金庫破りに翻弄されるコメディかと(勝手に)思ってたけど、それよりは真面目テイストだった。
    翻訳も少佐の如く堅物真面目な感じ。もうちょっと口語的にならないかなぁと思ったり。
    エリーのロマンス要素もしっかり入っていて続きが気になる展開。続編(The Key to Deceit)もあるらしいので翻訳版出てほしいですね。

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    2023年10月08日
  • 金庫破りときどきスパイ

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    第二次世界大戦下の話
    金庫破りで軍に捕まった美貌の女性と捕まえた軍将校がドイツスパイを追い詰めていく。
    シリーズものにしたいのかなーという伏線があちこちに。
    主人公と幼馴染と将校の三角関係に比重が傾いていくなら、この後の話はもういいかな。美男美女の恋物語よりスパイミステリーが読みたいので。

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    2023年07月22日