嶋聡のレビュー一覧

  • 孫正義の参謀―ソフトバンク社長室長3000日

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    嶋聡著の”政治とケータイ”の続編となる嶋氏の回顧録。

    「ソフトバンク×行政(日/米)」の裏側を光の道、エネルギー、スプリント買収の3エピソードから覗き見ることができる。
    時価総額一兆円を目指す企業には行政とのリレーション構築に甚大なるコストを掛ける必要がり、
    最短距離で最高の成果を出すためにも政治家出身でかつ松下政経塾を起点に人脈も豊富な嶋氏の存在は必要不可欠であったように感じる。

    自らの主要課題に、「規制緩和」「政治・官僚」あたりのKWが入った際にもう一度嶋さんの細やかな行政対応を各論ベースで学びたい。

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    2015年07月12日
  • 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記

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    郵政解散の総選挙で落選してソフトバンク社長室長に転身した(現時点では)異色の元衆院議員の一冊。
    タイトルが内容を全く想起させられないので下手くそすぎるなぁとは感じましたが、内容はなかなか興味深いです。割と思うがままにつらつら綴らててしまっているので論旨があまり明確には伝わってきませんが、現状の小選挙区選挙制度の問題点であったり、政治家と実業家がもっと行ったり来たりできるような(筆者は「回転ドア」と表現している)システムがもっとあってもいい、というところは同感。筆者自身は全体的に政治の世界へ復帰したい思いがにじみ出ているように感じられるが、政治家だけでなく、官僚や実業家、民間人がうまく循環できる

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    2012年08月14日
  • 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記

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    衆議院議員からソフトバンク社長室長に転身した方の著作。平易な文章でものすごく読みやすく、ご本人の人柄が反映されるようなソフトな文体です。

    議員から転身する場面では細部まで描写があり、迫力が伝わってきますが、ソフトバンクでの仕事ぶりは概略といった感じです。(立場上しょうがないと思いますが)

    ご本人の志の高さ、一本筋が通った信念などは非常に共感しますし、こういう転身が日常化すれば、政治も少しはましになるのかな、と2%くらいは思います。(笑) さまざまな経験を経て人間的に器の大きそうな感じがするので、今後の活躍が気になります。

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    2011年09月27日
  • 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記

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    日本ではまだまだ少ない、政治家から民間へやって来た、という背景を持った著者。政治家だったという背景を活かし、ソフトバンクに新たな風を吹かそうとしている。
    異なった視点を持つ人が、新たな舞台に立つことの意義、その活かし方がわかるだろう。こういったフィールドチェンジが今後、より境界がなくなってゆくグローバル競争の社会で、日本企業にとってプラスになり得るのではないか、と思った。

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    2010年12月25日
  • 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記

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    2008年の本だけど、松下政経塾→民主党衆議院議員→ソフトバンク社長室長(2005-)とした嶋聡氏の本。
    ソフトバンクというか孫氏は当時の流れで行ってるんだなーって思う。2008年以降の2011年版あるいは、光の道が一段落した頃を見てみたいな。

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    2010年12月12日
  • 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記

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    ▼メモ
     松下塾長の熟生を選ぶ基準は「運」と「愛嬌」(44)
     ブルーオーシャン戦略とは「競争のない市場を創造すること」「競争をやめることこそ勝利への道である」(53)
     「3つあります。第1にブロードバンド、第2にブロードバンド、第3にブロードバンド」(65)
     どんな立派な報告書、文書よりも1枚の写真、1つの映像の方が影響を与える(76)
     もう一度取れると思う。自信が湧いて、行動が力強くなってくる。(98)
     人間は10回聞くと、自分の意見のようにいうという(151)
     大物政治家はメモをいっさいとらない(151)
     「成功するまで続けるところにある」(153)
     大きな方向は不変として

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    2009年10月04日