松橋犬輔のレビュー一覧
-
嘱託殺人の裁判のストーリーがインパクト大でした。有名な森鷗外の「高瀬舟」にも描かれているように、深いテーマです。二人のシニア男性の友情に、胸が熱くなりました。
-
この巻の、産んだ新生児を死なせてしまった話にだけは言いたい。
相手の男も明らかにせず裁判を受ける元教師に「この女、自己保身かよ...」的な独白があるが、
最低!
独りで産んで育てようと思う女は、育てるために堅実な職にしがみつくもの。自己保身じゃない。
描ききれてない流れがどれだけあろうが、それを汲め...続きを読む -
異色。少年誌っぽくない。だがスゴクいい。今のところ。個人的にグッと濃い内容のままサイドストーリーを充実させて進めてみては?買って損はなし!
-
元・ボクサーがあろうことか、惚れてしまった女性と接点を持つ為に、美大を目指す、そんな異色も異色な青年漫画だった。ただ、私は嫌いじゃないし、「面白い」と最後まで感じられた。こう、どことなく、『スラムダンク』に近しい成長ストーリーを匂わせているので、スポコン系に抵抗のない読み手なら、難なく口に含めるはず...続きを読むPosted by ブクログ
-
裁判傍聴漫画を連載中に、実弟逮捕の知らせを受けた作者。
9ヶ月間に渡る全8回の公判と、その間の被告人の家族としての心情を描いた、渾身の作品。
いつもは傍聴する側だった作者が傍聴される側になる事で、常日頃題材にしている裁判というものの見つめ方に、より厚みが増して行く様がリアルです。
しかし、単に「実...続きを読むPosted by ブクログ -
傍聴漫画を描いていた漫画家、松橋犬輔の実弟が逮捕されてしまい、今度は被告人の家族という立場から傍聴漫画を描くことになってしまった。
なんとも衝撃的であり漫画家としては美味しいネタであり、家族としては最悪の状況にしっかりと逃げずに葛藤や家族愛を偽り無く描き切っているすごさに圧倒されてしまいます。
自分...続きを読むPosted by ブクログ -
弟さんの実話を漫画化するのは色々な苦悩があったことでしょう。ご家族の方々が前に進んでいかれますよう、陰ながらお祈りします。
-
4巻まで一気に読めます。
敵を次々と殺していきます これから3人殺す予定ですがかなり手ごわそうな相手です。
続きが気になりますが・・・
連載中断して数年立ちますね
もう続き読めないのでしょうか 連載再開願っています。 -
ジャンプ+の連載から細かく描写が上方修正されているので、後から連載の方を読んだら、少しデタラメな構図もあって笑ってしまった。次巻も修正されている可能性大なので、見比べるのも面白いかもしれませんね。今後作品のスピード感が失速しない事に期待したいです。
-
「ここは懲役4年でどうすか」の作画を担当した漫画家・松坂犬輔の実弟が逮捕され、被告となった仰天の実話に基づいています。
これまで「第三者として膨張する立場」だった作者が、「被告の家族として立ち合う」視点に立たされることになり、これまで「見ていたはずなのに見えていなかった」色々なことに気づかされる一つ...続きを読むPosted by ブクログ -
この漫画は衝撃でした。実際に弟が逮捕された事を漫画にした作品。「現実は小説より奇なり」って感じの作品でした。Posted by ブクログ
-
美術版スラムダンク的な作品。
デッサンの勉強になるなー。読んだ後に思わず静物デッサンしてしまった。
作画もいいしストーリーもおもしろい。Posted by ブクログ -
美大受験の漫画、ということで気になり買ったら、結構楽しめました。内容は若干下よりですが、美術の部分では基本的なことの簡単な解説、また作者自身の受験時代のデッサン批評など、絵をやっている人、受験経験者には楽しいかも。次にも期待Posted by ブクログ
-
裁判傍聴記録を漫画化していた作者が、実弟逮捕という実話をプロ意識に押されて漫画化。自分が悪いことをしたと、まったく分かっていないアホな弟、「本当はまじめで優しい子なのに」と打ちひしがれる母、そして弟に怒り、母の姿に涙し、そして被告の家族という過酷な立場でボロボロに疲れながらも漫画を描き切った作者。
...続きを読むPosted by ブクログ -
実話なんですけど、こういう描き方はちょっと不謹慎なのかなって感じもします。女の人が見たら怒りそうな・・・
人の考え方次第では見方に片寄りもありますしね。
でもそういうところも含めて面白いのが傍聴なのかなって思いました。
理解できない犯罪にも訳があるんですね。Posted by ブクログ -
裁判を傍聴する北尾は、裁判傍聴仲間も出来た。彼は「言いなりロボット」なる噂を聞きつけ、殺人事件の裁判を膨張することになった。何故、一見関係のない人間が犯行に及ぶことになったのだろうか。Posted by ブクログ
-
他人事ではなくなった時の緊張感と厳しさ。辛いなあ(;・∀・)自分がしている事に色々な責任や迷惑は自分だけにとどまらないという事を知っておかないといけない、そう感じた一冊。Posted by ブクログ