メン獄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コンサルティング業界と聞くと、激務や高いプレッシャーを思い浮かべる方も多いでしょう。メン獄氏の『コンサルティング会社サバイバルマニュアル』は、そんなコンサルの世界をリアルに描きつつ、個人の成長や社会貢献といったポジティブな側面もカジュアルな語り口で紹介しています。
本書は、著者が外資系コンサルティング会社でアナリストからマネージャーまで経験した実体験を基に、業界内で生き抜くための知識やスキルをまとめた「サバイバルマニュアル」です。コンサルティングという仕事がどのようなものかを理解してもらうための道標とる本です。
本書の魅力は、コンサル業界の厳しさを隠さずに伝えながらも、そこにある個人の成長や社会への影響力といったポジティブな側面を描いている点です。激務とやりがい、理不尽と成長が入り混じるリアルな現場が、ユーモアを交えて綴られています。専門用語を多用せず、フラットな文体で書かれているので、業界未経験者でもスッと読めるのがポイントです。
また、情報を可能な限りオープンにすることの大切さや、チーム内でのコミュニケーションの取り方など、実践的なアドバイスも豊富に含まれています。例えば、TeamsやSlackといったツールを活用し、情報をフラットに共有することで、メンバー全員が自発的に動ける環境を作ることの重要性が説かれています。
「コンサルって結局どんな仕事?」と気になっている人や、「激務と成長のバランスって本当に取れるの?」と疑問を持つ人には、ぜひおすすめしたい一冊です。コンサルの世界をシリアスに捉えすぎず、“やるか、逃げるか”のサバイバル感を楽しみながら読める、そんな本です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者と同年代ですが、異業種とは言えどやっていることはコンサルに近いことなので、共感することが多々書いてありました。
働き方改革が起きる前に就職したこともあり、どことなくむちゃくちゃな働き方をして、コンサルと一緒に予算や企画書作ったこと、良くも悪くも蘇ります。(徹夜して予算作ったり、残業が月60時間超3ヵ月くらい超えていても、平然としてましたね…。)
でもあれがあったから急速に成長し、自他ともに認められるようになったのは、分岐点だったかもしれません。
今は自分に厳しくしているつもりはなく、著者のようなハードワークまでは行きませんが、そのレベルの働き方を無意識のうちにやっています(THE・社畜)
まだまだ成長できるかも。とこの作品を見て感じることができました。
★すべての仕事には「相手」がいる。その「相手」が誰で、何を求めていて、そのためには何をどのようにしたらいいかを前提に考えてから仕事をスタートする。
・仕事のスピードはは次に何が起こるかを”先読み”して行うことが重要。速さこそ重要な価値の1つ。
*速さとは…。
① 目的の理解力
② 仕事のインプットとアウトプットの的確性
③ 作業手順と優先順位
・「本当に私たちが得るべき問題は何か」をストイックに追及する姿勢が必要。なぜやるのか?何ができたら成功か?どうすればできるのか?進め方は?誰が何をするのか?(目的⇒仮説⇒進め方)
・課題に対しては、仮説を立て、それの解を相手とのコミュニケーションを通じて検証/論点整理をしていく。
悩んだ問いは一度本来の目的・事実を丁寧に見て考えることが必要、立ち止まって検証する。
・地道に当たり前のことをしっかりできる人間が優秀。無理のない範囲の仕事を着実に行うことで一歩一歩成長する。
・リーダーの仕事はチーム全員のポテンシャル、長所を活用して始めて成り立つ。全員の個性とバックグランドを理解し、特性に沿った活躍をしてもらう。
★前提を疑う。今やっていることはPJ、会社全体に本質的な価値を提供しているかを考える。
・自分によってベストと思うことは、明確な根拠を持って説得を試みる。
・自分の仕事の目的を説明でき、その価値を信じることができるか、それを信じてやり切る意志を持つことが重要。
・「自分が社長だったら?」の視点を持つ。あるべき姿(To-Be)は各々異なるため、そうした質問と回答を通じて「気づき」を得て、言語化する。
★切り出す作業(=部下へ依頼する仕事)はQCDを明確に伝え理解しているかを確認。その際、相手の発想力を引き出し、一緒に仕事しているということを意識させることが重要。自分の”型”を作り、練ってモノにしてもらう。
・マネージャーとしての心得
> 案件(PJ)の管理
> 顧客獲得(相手の信頼を得る)/事業成長
> 人材育成/チーム力の底上げ
★”自分が考え、戦略を練る時間”を必ず確保する。”忙しくて回らない”は自らの無能さを立証しているようなもの(スケジュール管理ができていない証拠)時間捻出のためにはムダな会議はスルーする。
・マネージャーとしてチームの状態はコミュニケーションを通じて行いケアする必要がある。
★自分の特性を理解して勝てる場所で勝負する(自分のポジションを確立する)各々が個性を発揮できる場所を用意しよう。
・情報はいち早くメンバーへ共有できる仕組みを作る。メンバーは自分で正しく情報をキャッチし、行動できるようにマネジメントする。
・会社がどう世界を変えるべきなのか?というストーリーとそのビジョンを果たすための信念を忘れてはならない。その信念に基づいた行動を継続的に行うことで、自分自身の仕事に圧倒的な自信を与え続けてくれる。
★狂気地味た努力と習慣が唯一無二の存在価値を生み出す。 -
Posted by ブクログ
仮説を立てて、目標設定といった考え方、作業への落とし込みは参考になる。コンサルタントの仕事の中身のイメージがなく、具体的作業、アウトプットとかはよくわからないかった。
社内向け資料、提案という観点からのメモ
—————————
仕事の速度
作業ロットを2時間に分割する。作業の手戻りリスクを最小化するため。
次に何が起こるかを予測して仕事を行う。先読み。
目的は何か?→インプットとアウトプットは明確か?→作業手順は明確か?→誰の確認が必要か?→タイムラインと優先順位は明確か?
品質と速さはトレードオフではない
品質担保、ミスをしないための手順をもつ
先に宿題にこたえる。常に少しだけ期待値を上回る
武器となる専門性を持つ。
仮説→検証→実施
達成目標の数値化。そこへの具体的なプロセス