ヨン・コーレ・ラーケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヨン・コーレ・ラーケ『氷原のハデス (上)』扶桑社ミステリー。
先月に続き、扶桑社ミステリーを3冊購入した。まるで約30年程前の扶桑社ミステリー全盛時代が再来したかのようだ。
北極を舞台にした冒険スリラー小説という感じだろうか。何しろ上巻を読んだ限りでは全く事件の全貌が見えて来ないのだ。
中国が北極に研究基地を構えて何やら怪しげな活動を行っていたことを考えれば、国家間での紛争が原因ではないかと思われるが……
ノルウェー軍特殊部隊のスナイパーだったアナ・アウネは戦場で大きな怪我を負ったことで、軍を止め、父親の友人で科学者であるダニエル・ザカリアッセンと共に調査のため、北極に滞在していた。