田村賢司のレビュー一覧
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ネタバレチェック項目5箇所。どのような読み方をするかは読者の方々にお任せするが、グローバル化が進んだ今の世界は企業にとって海図なき航海に等しい、その1つの材料として本書をお読みいただければ幸いである。「普通の再建の仕方は間違っとる。『年齢が高いから切る』とか『能力がないからいらない』なんて、僕はいわないよ。怠け者にはやめてもらうということだけや」。日本人はとかく「暑いですね、やってられませんな」「どうも、調子が良くなくて…」などと消極的な挨拶をするが、「ファイン」いや「エクセレント(最高さ)」と答えられるような、積極的、前向きな心持ちでなければ、何事も成し遂げられないと、アメリカの医師から教えられた。
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・とにかくカリスマ。徹底的にやる力がすごい。経営者としての資質を説く本。
▪️「経費削減」で未達を蔓延させない。自ら案出しさせ、全ての経費を削る。
▪️「楽を追えば楽は逃げていく、苦から逃げれば苦が追いかけてくる」苦から逃げないところに改善があり、前進があり、企業としての成長がある。
▪️永守氏は太陽に向かって机を構え仕事をしていて「ひまわり君」揶揄されていた。
▪️「生き生きへこたれず」→後進に力を与える。「愚痴」は言うものより聞く者の方が悲しくむなしい。
▪️業績悪化企業再建の際する質問「この会社は潰れると思ったことはありますか」→大抵、「思ったことない」
なんとしても利益を出すという執 -
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世界一のモーターメーカーである日本電産。創業者、永守重信会長兼CEOの名言録をまとめた書籍。
マジでいまっぽくない本ですが、経営者は大好物な本だと思います。
永守節はたまらんです。
「仕事が楽しいものなら遊園地とか映画館と同様にお金を貰うはずだ。お金を払ってるんだから辛いものに決まっている。」
「楽を追えば楽は逃げていく、苦から逃げれば苦が追いかけている。」
「年齢が高いから切るとか、能力が低いからいらないなんて言わない。怠け者や嘘つきにやめてもらう。」
「小さなものの改善を繰り返すことに効果がある。会社は常に変化がないといけない」
「最初は3つ褒めて1つ叱る。この比率を徐々に逆転していく。 -
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日本電産といえば永森さんの「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」という語録から、モーレツな仕事を求められる厳しい会社だというイメージがあるが、時代の流れの中で変化をしつつも結果を残せるような会社だということが分かった。
気に入った言葉
・物事の成否はやる気で決まる。無気力でやる気のない社員を歓迎する会社はどこにも存在しないし、存在すれば会社は倒産するか業績悪化するかのどちらかだ。
・必ずやるという信念/できるまでやるという執念/必ず良い結果をもたらすという自信が大事
・担当する仕事の成果が利根に最良の結果で終わる人は自己の仕事に対して常に自分自身で厳しいチェックのできる人である
・楽を追えば -
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ネタバレ物事が実現するか否かは、まずそれをやろうとする人が、できると信じることから始まる。自らできると信じた時にその仕事の半分を終了している 戦いの場は、まず自分に勝てる日にかかっている。自分に勝てる社員はいかなるものにも勝てると思う 企業の力の差は、社員の意識の差である 人生とは、チャンスをどうを見つけるかと言う戦いだと思う 良い社員、良い会社、良い製品の3Qと、整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、作法の6Sで世界のグループ企業を動かしている 永守の最大の特徴は、日本電産裁断精神の1つであるすぐやる、必ずやる、できるまでやるに代表されるあきらめないしぶとさである
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2014年の日経ビジネスで発表された社長が選ぶベスト社長ランキングで1位となった永守重信さんと日本電産に関する本。
1973年に4人でスタートした会社だが、2015年には売上1兆円を突破。その原動力となっているのは、社員の働きと、永守さんの凄まじい熱意だと感じる。
会社を成長させるために出来ることを考えて、何でも徹底してやる姿勢を貫いている。そのため、「ここまでやっているのだから成長し続けるのは納得」と思えてしまう。
勿論、成長させるために「人材」についてもしっかり考えているし、今の時代に合わせて残業を減らすための効率化も考えている。
モーレツで追いかけるのは大変そうだけれど、ついていきた -
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積極的なM&Aを仕掛け躍進を続け、赤字転落や技術革新の逆境を物ともせず復活を遂げる日本電産。その強さの秘密に迫る。これだけ事業戦略や企業再生の具体的ノウハウが公開されているもの珍しい。是非製造業の経営者の方には読んでいただきたい。
永守氏の著書を読むと、永守氏の才覚がそのまま日本電産の成長の印象を受ける。超ワンマンで右脳や感覚で経営する、再現性の低いアートの世界。ある側面では正しいだろうが、第三者からみた新しい日本電産と永守重信像が見えてくる。市場規模や技術動向、人材育成を勘案し戦略を組み立てM&Aをしコスト削減しシェアを獲得する。先を読みロジカル且つ着実に計画を遂行する、ま -
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すぐやる、必ずやる、できるまでやる
会議は金を産まないとして、経営幹部の会議は土曜が原則
Kプロ 経費削減プロジェクト
Mプロ 購買費削減プロジェクト 調達先にまけてもらう
3Q6S
3 quality 良い社員、良い会社、良い製品
6 整理、整頓、清掃、清潔、作法、しつけ
人の総合的な能力の差はせいぜい5倍で、普通は2倍、3倍しか違わない。だが、やる気、意欲、意識の差は100倍はある
趣味は会社四季報を熟読すること。今な世界中のモーター会社のデータを読むこと
毎週土曜日に、世界中にあるグループ約230社からあつまる約300の週報を精読する。さらに、各地の中堅クラス以上の幹部から寄せられる