大原健士郎のレビュー一覧

  • やる気の健康医学

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    森田療法をベースにやる気を出すためにどうすればよいかを書いた一冊。

    森田療法自体が、器質的な異常がない人(細胞レベルでは正常)を治療対象としているため、この本のアドバイスもうつ病等の人以外のやる気の出し方について述べている。

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    2020年08月10日
  • 挫折の心理学

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    一見難しい内容ではあるが、多角的に「挫折」を捉えていて興味深かった。精神疾患について話は、自分に関連があることから「なるほど」と何度も頷いてしまった。「挫折」は誰にでも起こりうる故、そうなったら本書をもう一度読みたい。

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    2020年05月29日
  • あるがままに生きる 森田療法の心の処方箋

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    神経症に効く森田療法。療法が生み出された過程と、神経症の症例を挙げての説明が分かりやすく解説されてます。「症状に囚われず、やるべきことを為」すことが大事ということ。

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    2009年10月04日
  • 人はみな心病んで生きる 精神科医の生き方カルテ

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    ネタバレ

     老年に入った精神科医が今までに見てきた患者さんを思い出して、こんな人がいたよ、こんな思い出があったよと語るエッセイ本。コインランドリー待ちの間にさらりと読めた。
     1995年発行の本で、この人の感性がそのまま現代に通じてるとは思わないし同意しかねる部分も大分あるけど、この人の文章と感性が好きだなあと思えた。患者さんのために一生懸命で優しくて、己の仕事にプライドを持っていることが分かるから、かな。

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    2017年09月16日
  • やる気の健康医学

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    森田療法の大家である著者が書いた本なので、森田療法の話がベースになっているのだが、つくづく感じたのは、森田療法はあくまで「森田神経症」にしか適応しないと言うこと。そして「森田神経症」の範疇であろうと思われる自分にとっては、良い刺激になる点が多かった。
    ただし、題名から手に取った人がうつや統合失調症の場合には、失敗したと感じられる内容ではあると思う。

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    2010年10月13日
  • やる気の健康医学

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    森田療法の本。健康人らしくすれば健康になれる。アズイフの法則と同じ。気分をあるがままに受け入れる。気分は行動で変えられる。行動は気分と違って自分でコントロールできる。無理にでも行動すれば気分が変わる。

    不安常住=人間は生きていくためには不安はつきもの。

    人間の欲求は、1、長生きしたい、2、より良くいきたい、3、他人に褒められたい、4、良い暮らしをしたい、5、知識を深めたい、6、向上したい、の6つ。
    本能的なのは、1だけ。2以下が無くなると1もなくなりやすい。これが神経症の元。

    「シングルライフ孤独を生きる」

    やりたいことをやる、は間違い。やらなければならないことをやる。生活上のリズムを

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    2018年05月29日