E.B.ホワイトのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
古き良きアメリカの農場の生活。
こぶたのウィルバーとクモのシャーロットは友だちと言いながらも、姉弟のようであり、母と子のようでもある。
小さく生まれたので育てるのが大変だからと、生まれてすぐに殺されていたかもしれないウィルバー。
少女ファーンが大切に育ててくれたので立派に育ったところ、今度はハムかベーコンにされるかもしれないと聞いて…。
農場に暮らす仲間たちは真剣にウィルバーのことを心配して対策を考えるのだけど、やり取りが愉快なのね。
がちょうのお父さんやお母さんや子どもたちの騒がしさや、それを軽くいなすシャーロットの様子。心配性のひつじのおばさん。
物語の最後は大人ならたいてい想像のつ -
-
Posted by ブクログ
児童文学の古典。
ブタの赤ちゃんが生まれたが、そのうち一匹は小さくて弱いので始末されようとしていたが、
少女ファーンは飼うことにした。
しばらしくして大きくなってきたので、近くの農場に売られ、毎日あいにいくことに。
ウイルバーと名付けられた子ブタ。
その農場で、スパイダーのシャーロットに声をかけられ、親しくなる。
ウイルバーが太ってきて、殺される計画があることを知り、彼を救うために、シャーロットはスパイダーの網の中に文字をいれることに。
「たいしたブタ」「すばらしい」など。
ウイルバーが評判を裏切らないように「すばらしい」と書かれたときはすばらしく見えるように努力してい -
Posted by ブクログ
有名でありながら今まで読んだことがなかった本。
子どものブッククラブで送られてきて、夜な夜な読み聞かせをしていました。楽しかった。読んでよかった。
子どもがいるとこういう役得もある(^^)。
身体の弱い子ブタ・ウィルバーを最初に救ったのは人間の女の子ファーンだけれど、ファーンは徐々に物語の重要な役割から身を引き、代わりにウィルバーの新しい友達・シャーロットが大事な存在となっていきます。
出会いの第一印象は決してよいものとは言えなかったけれど、シャーロットはウィルバーの命を救うのに大きな役目を果たし、ウィルバーが生涯忘れることのできない友達となります。
農場の生き物たちが生き生きと描き出され -
-
-
-
-