三輪康子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事上の役割が変わってきたせいか、これまでよりも多くの人から、自分が行ったことに対するフィードバックを受けるようになったと感じています。
良いフィードバックばかりであれば幸せなのですが、中にはネガティブなものもあります。
そのようなネガティブな反応に落ち込んだり、感情的になってしまう自分を変えたいなと、考えていました。
この本は、日本一の歓楽街「新宿歌舞伎町」にある、ビジネスホテルの支配人による著作です。
裏家業に関わる人をはじめ、様々な人が集まる新宿歌舞伎町。
別業種からの転職でいきなり支配人を任された著者が見たのが、ヤクザの溜まり場と化したホテルのロビー。
宿泊を断ったヤクザには日本刀をつ -
Posted by ブクログ
新宿歌舞伎町のビジネスホテル(東横イン?)で支配人を務める著者が日常を語った話。
本を読んで思ったのはやはり歌舞伎町、ただならぬ所ではないということ。
そのただならぬ所のビジネスホテル。集まるお客もただならない人が多い(今は違うようだが)。
正に体当たり、命がけで取り組んだ様が良く分かる。
本書を読んで共感した所はクレーム対応において「怒りのエネルギーは必ず下降していく」「お金で解決するのはクレーム対応ではなく問題の放棄」という部分。
時折、自分が受けるクレームも一先ず相手の「噴火」が沈静化するまでは話をさせ、時に共感し、認めるべきところは認め、謝罪する。これで殆ど本物の「クレーム」は解 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「すごい」の一言に尽きます。
フィクションの世界でなく、リアルに筆者が体験したことがひしひしと伝わります。命をはった武勇伝で、とてもまねできませんし、正直、その場にいたくありません。しかし、そんな中、スタッフを守るため、ホテルを守るため、行動し続ける筆者の姿は感動ものです。
途中、クレーム処理のポイントとして4点あげています。メモのため以下に残しますが、そんなテクニック的なところは、本書の本質ではありません。
1.「謝罪のスピード」が全てを決める
2.謝罪のスピードは、スタッフとの信頼関係にかかっている
3.「誰がどう見ても反省している」と分かる形で。
4.「お客様の傷ついた心」にだけ、焦