柴田孝之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
試験勉強の技術と書いてあるが、暗記法などといったテクニック的なものよりも、どのようにシステマチックに勉強して、勉強全体の効率を上げていくかということに多くのページが割かれている。
特に、「分からない問題を分かるようにすることは100%の質の勉強であり、わかる問題をいくらといても学力は上がらない」というのは、人によっては耳が痛いのではないだろうか。
えてして私たちは、自分の慣れていることばかりをやりたがるので、解けなかった問題やわからないことには無意識的にも避ける傾向が強い。
この例にかぎらず、感情的な行動によって勉強の質が落ちてしまうのを防ぎ、きちんとした目的意識をもった勉強していくことで、誰 -
Posted by ブクログ
自分自身、ベンチャーの予備校で講師として働き1年が経過した。今年度が新しく始まるにあたり自分の考え方の見直しや参考のために読んでみました。
受験、教育業界で非常に注目を浴びている精神科医 和田秀樹氏と同じく司法試験の有名講師 柴田孝之による対談形式による東大を突破するにあたり勉強の姿勢ややり方を解説。
感とめてある。単に東大=長難関=自分には無理、 ではな想としては東大に限らず、試験というものに対してどのような見方をすべきなのかがまく基本的な能力を身につけた上で東京大学というものが入学者に対して期待する能力は何なのか? それは情報処理能力と要約力であると思う。
それらを意識した上で -
Posted by ブクログ
著者は、東京リーガルマインドの有名講師・柴田孝之の妻です。法学部を卒業したものの、司法書士試験に関してはほとんど知識の残っていない状態から、7か月で合格にたどり着いた経緯が語られています。
柴田孝之の『試験勉強の技術』の実践例を知りたくて手に取りました。もっとも、夫婦の二人三脚で合格をつかんだというわけではなくて、基本的には著者が『試験勉強の技術』を手引きにしながら自分自身の勉強法をつかんでいったようですが、本書では監修者となっている孝之氏がコメントや一部の章の執筆をおこなっており、個人的に知りたかったことはおおむね書かれていたように思います。
本書で紹介されている勉強法は、徹底して過去問