あらすじ
(注)この本は、「らくらく勉強法」ではありません。読者の努力は前提条件です。努力ができない人は、この本を読む意味はまったくありません。しかし、目的を達成するために努力できる人は、この本を読めば、努力をもっとも効率よく、結果に転換することが可能になります。
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Posted by ブクログ
試験を目的としたスーパー効率重視の質の高い勉強法。結構ごつい。たまに笑わせてくる。
・もうできてることはやらない。間違った問題だけ検討する。得意科目でなく苦手科目をやる。
・理解とは知識と知識の間の関連性を発見すること。
・問題を解くにあたって必要となる知識のみ暗記。
Posted by ブクログ
*不利な地位にあると思っている人は、本当に非常に有利な地位にある。ここで勉強して結果が出れば、同じ結果を出した人よりも評価される。弁護士はいくらでもいるが、極道の妻から弁護士になった人ならべストセラーが書ける。
*勉強には精神論も方法論も必要。正しい訓練プログラムを全力で訓練に励む。
*問題を解きながら知識を覚える。
*質の高い勉強は週24時間が限度。質の高い勉強とは、単位時間内にたくさんの能力が上がる勉強。自分ができないことが、できるようになる勉強、弱点をたくさんつぶすことに集中した勉強。
Posted by ブクログ
素晴らしい良書。冷静な目で大変よく分析されていて、こんな納得する本ってなかなかないかも。勉強が苦手なわたしも勉強したくなる本です。是非読んで欲しい。1600円以上の価値があります。勉強は退屈で飽きるもの、飽きちゃったり挫折した時はこの本を読みます!
Posted by ブクログ
頭が良くて幸せですという、どちらかというと上から目線的な文章の書き方だが、それでも、こちらが知りたいと日頃から思うことなどに、ずばり的確に答えてくれているので、とても気持ちがいい。
そして、説得力もある。
肩こりの悩みに、筋弛緩剤を打ったり、ペインクリニックで麻酔注射をしてもらうのがよいとの答えには、さすがにうちの中学受験を迎える息子にはちょっとと遠慮したくはなるが、できない子は、何が原因なのか、どうやったら合格を勝ち取れるのか、実践すべきこともよくわかり何度も読み返したいと思わせる1冊であった。
Posted by ブクログ
試験勉強の技術と書いてあるが、暗記法などといったテクニック的なものよりも、どのようにシステマチックに勉強して、勉強全体の効率を上げていくかということに多くのページが割かれている。
特に、「分からない問題を分かるようにすることは100%の質の勉強であり、わかる問題をいくらといても学力は上がらない」というのは、人によっては耳が痛いのではないだろうか。
えてして私たちは、自分の慣れていることばかりをやりたがるので、解けなかった問題やわからないことには無意識的にも避ける傾向が強い。
この例にかぎらず、感情的な行動によって勉強の質が落ちてしまうのを防ぎ、きちんとした目的意識をもった勉強していくことで、誰でも学力をつけ試験に合格できる勉強をする方法論や勉強自体に対する考えた方が書かれている。
小手先のテクニックや精神論ばかりを書いている勉強本が多い中、学問に王道なしと言われるように、勉強に対する姿勢そのものも特別なものがあるわけではない。
しかし、筋道の通った合理的、論理的な思考に基づいて着実に勉強する人は少ないので、この本に書かれている至極当たり前のことを確実にこなすだけで、非常に大きなアドバンテージを得ることができる。
91篇のエッセイと最後にFAQがあるが、真剣に勉強をしようと思っている人は、まずは通しで読み、毎日一遍ずつでも読みなおして自分に染み込ませると良いかと。
ただし、あくまでも書かれていることは、至極当たり前の事。中には読んでみて「なんだ当然のことじゃないか」と拍子抜けする人もいるでしょう。
しかし、多くの人が視野が狭くなってきちんとした勉強法を確立できていないのも事実。
自分に自信がある人も、一読してみると得るものがあるかもしれない。
この本に書かれている、「勉強への意識と姿勢」がしっかりと血肉になれば、単なる試験勉強に限らず、「学ぶこと」に対する力がつくはず。
Posted by ブクログ
勉強へのモチベーションが上がる本。
悩んでも仕方ないからとにかく勉強しろ!
すぐに切り替えて5分でも10分でも無駄にしない。
覚えたことはしない。問題集は間違えたとこだけくりかえす。
Posted by ブクログ
東京リーガルマインドの人気講師である著者が、大学入試や資格試験に有効な勉強の技術について語っている本です。
勉強法や自己啓発書を何冊か読んだことのある人にとっては、そこまで目新しい内容は見られないのではないかと思います。試験に合格するという目標を明確に見つめ直して、普段の勉強や生活の仕方をもう一度振り返ってみるきっかけを与えてもらったという意味では、個人的には有益でした。