由野寿和のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ高級住宅街で起こる猟奇的な一家殺人事件。
その土地は閉鎖的で、十六年前にも妊婦連続殺人事件があったところだった。
その事件に死神と呼ばれる刑事と新米刑事が挑む。
面白かった…!珍しく一気読みした!前情報を全く入れずに読んだので、ミステリなのか、ホラーなのか最後までドキドキした。
そして誰が味方で誰が裏切り者なのか、どれが真実でどれが嘘なのか、最後の1ページまでハラハラした。最後まで読み切ったいま、また最初から読み返してみたいとさえ思う。
まあ…ただ犯人の能力は…それはちょっと…現実離れしていて…ズルい……。もしマイナスを上げるとしたらそこだけだな〜。
主人公の“病気”も、どちらの判断が正しく -
Posted by ブクログ
先の読めない展開と重層的作り込みが実に巧みで終盤の種明かし段階に入ってもベールの奥にそのまた奥が。花言葉と表題の符号に涙を禁じ得ない。この作家凄い!都内遊園地ドリームランドが主たる舞台。元警察官の主人公仲山は離婚後久しぶりに再会許された小3の娘と乗った名物観覧車が「小人」と称するものに乗っ取られ一部ボックスが意図的に落とされ死者も。5年前の迷宮事件を期に退職した主人公とは裏腹に出世した警察同僚が今般乗っ取り事件の捜査担当で元妻も絡み因縁含み。遊園地経営の帝国不動産も闇に満ち、公安も参入して錯綜三昧だけど、しっかり整理されて収まっていく。単なる復讐の話で終わらせないところが素晴らしい。
-
Posted by ブクログ
いやー、面白かった!
息つく暇もない展開にページをめくる手が止まらず、夜「1章だけ…」と読み始めたのに深夜2時まで読み続けてしまいました。
一気読み必至の徹夜本。
最初から最後までハラハラドキドキの連続で、スピード感のある作品。
個人的に「観覧車ハイジャック」という今まで聞いたことがない設定も、おもしろかった。
怒涛の展開で楽しませてくれるし、事件の背景に見え隠れする過去の事件も気になる。
何だか、誰も彼も疑わしく思えてしまう…。
様々な人の思惑が錯綜するストーリー。
それぞれが心に抱える闇や後悔も描かれていて引き込まれました。
疾走感のある作品で面白かったです!
読み始めるタイミングに注 -
Posted by ブクログ
クリスマスイブの日。
元警察官だった仲山秀夫は東京都湾岸のドリームランドで五年ぶりに離婚した元妻惟子との小学校三年生の娘の凛に会い、一日を過ごす予定でした。
惟子は凛を置いていき、仲山はドリームアイという観覧車に凛と二人で乗ります。
ところが午前11時55分、ドリームアイは二人を乗せたまま停止。
ゴンドラが一基落ちて、地上で燃え死者が二名でます。
仲山は悟ります。
「これは観覧車を使った、計画殺人だ」
仲山の経歴は交番勤務の警察官ですが、数多くの事件を解決して表彰されている優秀な警察管でした。
この事件でやってきた刑事は、五年前に仲山が関わって、警官をやめた事件にも関わりのある、仲山の同期