由野寿和のレビュー一覧

  • アイアムハウス

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    ネタバレ

    高級住宅街で起こる猟奇的な一家殺人事件。
    その土地は閉鎖的で、十六年前にも妊婦連続殺人事件があったところだった。
    その事件に死神と呼ばれる刑事と新米刑事が挑む。

    面白かった…!珍しく一気読みした!前情報を全く入れずに読んだので、ミステリなのか、ホラーなのか最後までドキドキした。
    そして誰が味方で誰が裏切り者なのか、どれが真実でどれが嘘なのか、最後の1ページまでハラハラした。最後まで読み切ったいま、また最初から読み返してみたいとさえ思う。
    まあ…ただ犯人の能力は…それはちょっと…現実離れしていて…ズルい……。もしマイナスを上げるとしたらそこだけだな〜。
    主人公の“病気”も、どちらの判断が正しく

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    2025年06月14日
  • アイアムハウス

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    始まりから終わりまで疾走感があって面白かった。一気読み。容疑者がどんどん増えていき、最後まで面白かった。そして、結末まで回収されていないところある気がするけど、そのまま終わるのか?と思っていたら、エピローグで納得のある回収。感動した。最後がすごく個人的に好きでこのためにまた忘れた頃に読みたいなって思ったので星5!

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    2025年04月21日
  • アイアムハウス

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    オカルト、洗脳、ミステリー。色々な要素を詰め込んだサービス感のある作品。ところどころ、それは、無理じゃないかな?ってところもあったし、いきなり明かされる真実に納得いかない部分もあったけれど、スピード感満載でラストまで突っ走る感じは良かった。

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    2025年03月20日
  • アイアムハウス

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    久々にミステリー面白いって思った。
    人から見える家族は、きっとだいたいの家が真実じゃない姿。
    最後はグッときた。

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    2025年03月05日
  • 再愛なる聖槍

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    ただのミステリーでもサスペンスでもない観覧車ジャックという通常では起こりえないところから話が始まったので、この話を最終的に完結させる力が著者様にはあって読んでいて圧巻としか言えませんでした。

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    2025年02月04日
  • アイアムハウス

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    去年から読みたい、読みたいとずっと思っていた本を読むことができました!
    誰が犯人なのか疑わしい人が出てきても決してそれだけで終わるのではないという展開が良かったです!
    読み応えがありました。

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    2025年01月10日
  • アイアムハウス

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    久しぶりに続きが気になって止まらない本と出会えた!
    猟奇殺人の現場から始まって、知れば知るほど不穏な町。そこに住む人や、係る人物がまた怪しい!何がホントで嘘なのか?
    出てくる人も少なくてなんとなく犯人も目星がつくけど余韻を残す終わり方。
    初めましての作者さんだったけど読みやすくて、違う作品も読んでみたくなった。

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    2025年01月05日
  • 再愛なる聖槍

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    面白くて読みやすかった。
    すらすら読み進められるが、とんとん拍子の展開と登場人物の熱量の差にたまに?とはなりつつも、後味はすっきりだった。

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    2024年12月24日
  • 再愛なる聖槍

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    栞もいただきましたが、読後に栞を見ると
    とてもとても心臓に悪い。(褒めてます)
    あぁぁ、優待券をいただいてしまいました。
    今年のクリスマスイヴは私もこの物語の世界へ。
    クリスマスプレゼントにもいいかも。
    あのー、クリスマスイヴの思い出を
    塗り替えたい方々はお手に取ってみてください。
    大事にするべきものは今であることを教えてくれる
    ミステリー小説。

    0
    2024年12月04日
  • アイアムハウス

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    臨場感たっぷりのミステリー小説。
    犯人を追求するのはもちろん面白いのだが
    全ての登場人物が怪しくて見事に騙された。
    もちろん伏線回収の爽快感もたまらん。
    癖が強いミステリー小説でした(褒めてます)
    もともとミステリー小説を読むことが少ない私にとっては、恐怖の読書時間だった(褒めてます)
    でも、仮想世界(SNS)と現実世界のズレや潜んでいる闇が面白い。
    面白いと書くとさまざまな捉え方がありますが、毒々しくて面白かったです。
    私好みのミステリー小説。

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    2024年12月04日
  • アイアムハウス

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    誰が犯人か予想しながら読み進めたのですが、ラストで伏線回収的に繋がっていく感じのスピード感が早かったです。アイアムハウスの意味がわかった時に、自分の家族やこどもとの関係を振り返って、考えさせられました。

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    2024年11月28日
  • 再愛なる聖槍

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    先の読めない展開と重層的作り込みが実に巧みで終盤の種明かし段階に入ってもベールの奥にそのまた奥が。花言葉と表題の符号に涙を禁じ得ない。この作家凄い!都内遊園地ドリームランドが主たる舞台。元警察官の主人公仲山は離婚後久しぶりに再会許された小3の娘と乗った名物観覧車が「小人」と称するものに乗っ取られ一部ボックスが意図的に落とされ死者も。5年前の迷宮事件を期に退職した主人公とは裏腹に出世した警察同僚が今般乗っ取り事件の捜査担当で元妻も絡み因縁含み。遊園地経営の帝国不動産も闇に満ち、公安も参入して錯綜三昧だけど、しっかり整理されて収まっていく。単なる復讐の話で終わらせないところが素晴らしい。

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    2024年11月26日
  • 再愛なる聖槍

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    ミステリーファン垂涎 いや洗面器を用意しヨダレだだ漏れ状態で読むのを楽しみに 愛娘と父親で楽しい遊園地 一番平和な観覧車が支配され空中密室の恐怖に反転 ゴンドラがいつ落下するのかハラドキ 皆が意味深なセリフを少しずつ 36の細かな区切りのラストは必ず煽り 週刊漫画雑誌の次号を待ちきれなかったこと思い出す しかも読みやすく疲れない 最後タイトルの意味で鳥肌 オススメです

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    2024年11月19日
  • 再愛なる聖槍

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    いやー、面白かった!
    息つく暇もない展開にページをめくる手が止まらず、夜「1章だけ…」と読み始めたのに深夜2時まで読み続けてしまいました。
    一気読み必至の徹夜本。

    最初から最後までハラハラドキドキの連続で、スピード感のある作品。
    個人的に「観覧車ハイジャック」という今まで聞いたことがない設定も、おもしろかった。
    怒涛の展開で楽しませてくれるし、事件の背景に見え隠れする過去の事件も気になる。
    何だか、誰も彼も疑わしく思えてしまう…。

    様々な人の思惑が錯綜するストーリー。
    それぞれが心に抱える闇や後悔も描かれていて引き込まれました。
    疾走感のある作品で面白かったです!
    読み始めるタイミングに注

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    2024年11月02日
  • 再愛なる聖槍

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    観覧車をジャックするという奇想天外な犯罪を元刑事の仲山はゴンドラの中にいながらにして犯人を推理していきます。私ももちろん推理しながら読んでたんですが、さすがにここまでの伏線を見破れず、最後まで犯人はわかりませんでした。
    タイトルの『再愛なる聖槍』の意味はキリストの逸話からきているそうで、本作にピッタリのタイトルだとラストにわかりました。
    これからクリスマスに向けて読んでいただけたらと思わせてくれる作品です。ドラマ化されたらすごい緊迫感のあるドラマになるに違いありません。

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    2024年10月18日
  • 再愛なる聖槍

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    面白かった~。自分好みのストーリー。
    犯人が最後まで分からなかったし、主人公、
    親友、妻の視点で話しが進み全く飽きなかった。
    一気読み。

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    2023年08月14日
  • 再愛なる聖槍

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    「再愛なる聖槍」は、観覧車がジャックされるという独特な設定を背景に、人間の善悪や社会の問題に深く迫るサスペンス・ミステリー小説です。

    元刑事の仲山と警視庁捜査一課の貝崎の二人の視点を通して、過去の未解決事件と現在の犯罪がどのように結びつくのか、そしてそれが人間の無関心という深刻な問題にどう関わるのかが巧みに描かれていました!

    終始一貫して高まる緊張感と共に、深い洞察が込められた本作は、サスペンス小説としての魅力と共に、人間ドラマとしての深みも兼ね備えていてとても面白い作品でした!

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    2023年07月08日
  • 再愛なる聖槍

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    かなり若い作者だと知って驚いた。登場人物が軒並み怪しく感じられ、スピード感があり一気に読めた。
    前代未聞の観覧車ジャック。そこに乗客として居合わせてしまった主人公。全ては偶然かと思われたが…?
    といった具合のあらすじだが、こういう小説にネタバレは厳禁なので、ぜひ前情報なしで読んでほしい。

    余談だが、目次を見るとかなり細かいチャプターに分けられていて驚いた。単行本だと約350ページが34のチャプターに分けられている。隙間時間にもすいすい読み進められるのでありがたかった。

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    2023年07月06日
  • 再愛なる聖槍

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    ネタバレ

    『再愛なる聖槍』は緻密な構成とスピード感を持つ作品であり、初読時にも読者を満足させる読み応えがあります。
    この作品は長編小説に挑戦したいが読みやすい作品を求めている人や、テンポの良い小説を楽しみたい人、面白いミステリー小説を探している人におすすめです。ドラマ化も期待される作品であり、内部に閉じ込められた元警察官の孤独な戦いを描いた社会派ミステリーとも言えます。
    『再愛なる聖槍』はタイトル回収による読後感も魅力の一つです。終盤で明らかになる被害者少女の心情と相まって、深い感銘を与えるでしょう。

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    2023年07月04日
  • 再愛なる聖槍

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    物語の展開はスリリングでありながらも、深い感情を掘り下げていく要素もあります。主人公の内面の葛藤や成長が描かれとても面白いものでした。
    また、作品の世界観やキャラクターの設定も魅力的でした。緊張感溢れるストーリーはとても興味深く、読者を物語に引き込んでくれます。最後までハラハラドキドキさせてくれ、全く飽きることない素晴らしい作品でした。
    セリフが多めで読書が苦手な方でも読みやすいものだと思います。
    人におすすめしたくなりました!
    誰もが何度も読みたくなる作品なのではないでしょうか!

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    2023年06月22日