由野寿和のレビュー一覧

  • 再愛なる聖槍

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    クリスマスイブの日。
    元警察官だった仲山秀夫は東京都湾岸のドリームランドで五年ぶりに離婚した元妻惟子との小学校三年生の娘の凛に会い、一日を過ごす予定でした。

    惟子は凛を置いていき、仲山はドリームアイという観覧車に凛と二人で乗ります。
    ところが午前11時55分、ドリームアイは二人を乗せたまま停止。
    ゴンドラが一基落ちて、地上で燃え死者が二名でます。
    仲山は悟ります。
    「これは観覧車を使った、計画殺人だ」

    仲山の経歴は交番勤務の警察官ですが、数多くの事件を解決して表彰されている優秀な警察管でした。
    この事件でやってきた刑事は、五年前に仲山が関わって、警官をやめた事件にも関わりのある、仲山の同期

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    2023年04月28日
  • 再愛なる聖槍

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    面白かった!
    親子の乗った観覧車がジャックされ、連絡役として指名される。観覧車内と地上で、事件解決のために奔走する。
    観覧車をジャックする目的、過去の事件の再考、犯人の思惑。
    中盤以降、それらが絡み合い、スピード感溢れる展開となり、カタルシスを感じながら一気読みできた。

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    2023年02月26日
  • アイアムハウス

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    オカルト?ホラー?かな?と読み進めると、
    結局、生きてる人間が一番恐い、ということだった。
    最後の場面は哀しくもあり。
    淡々と進むストーリー展開はなかなか他にはない味と面白さがあった。

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    2025年08月15日
  • アイアムハウス

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    初作家さん。十燈荘町という特殊な街での高級住宅地で起こった猟奇殺人。表紙からは全然そんな感じもないので違和感。殺された一家に隠された家族の内情とは。街が宗教っぽくなってたのがこれまた違和感

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    2025年07月15日
  • アイアムハウス

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    高級住宅地に住む一家が惨殺された事件を刑事の目線から追うミステリー
    封鎖されたのは最後だけだからクローズドサークルではないのだけど、高級住宅地の排他的な雰囲気からかどこかクローズドっぽい

    刑事目線の話だからなのか、掴んだ事実が並べられている印象が強く、その事件に関わる人の感情とか動機とかが少ない
    人間の匂いがしないために、ずっとセピア色の映像を見ているような感じだった

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    2025年07月01日
  • アイアムハウス

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    独特な雰囲気を持つ刑事が、
    閉鎖的な街で起きた猟奇的事件の真相を追う物語。

    事情聴取を軸にテンポよく話が展開され
    スムーズに読み進められるミステリーでした。
    「アイアムハウス」の回収も衝撃的でよかったです。

    また、人間の表と裏が生々しく描かれ、
    誰もが事件に何らかの形で関わっていたのが印象的。
    現代のさまざまな事件も、背景を辿ると自分が間接的に関わっている可能性が
    あるかもしれないと考えさせられました。

    一方、死神の異名を持つ刑事・深瀬の雰囲気にも引き込まれました。

    実写化されるなら深瀬役には
    今夜も星が綺麗の三福さん(芸人)を推したいです。

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    2025年06月05日
  • アイアムハウス

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    ラストまで一気読みさせる力はある。
    一方で、キャラが多い割には個性が曖昧で、”意外な犯人”というより唐突な感じがする。

    プロットはしっかり出来てはいるが、”土地の因縁”など、本筋外の枝葉が必要だったかは疑問。
    ”高級住宅街で起きた殺人事件”だけにプロットを絞った方が、話にリズムが出来た気がする。

    好みの問題だろうが、文体と言うか、人物描写も硬く、会話も違和感を感じた。
    今後の作品に期待。

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    2025年05月25日
  • 再愛なる聖槍

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    クリスマスイヴに起こった観覧車ジャック。
    その観覧車には何も知らずに離婚以来五年ぶりになる愛娘と乗っていた元刑事の仲山がいた。

    突然に停止した観覧車に「小人」を名乗るジャック犯から連絡役として指名されたのが仲山だった。
    捜査を指揮るする貝崎刑事は、仲山と同期であり、五年前のある事件にも関与していた。

    ジャック犯の目的は…。
    巨大観覧車に隠された真相とは…。

    五年前の事件から起きた観覧車ジャックだったが、見せつける為にした理由が、人とは対岸の向こうの火事と思ってしまうことの戒めだったということでもあった。
    少なからず、被害女児の気持ちをわかっていたのは身内ではなく、仲山だったということも哀

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    2025年03月21日
  • アイアムハウス

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    読みやすい。薄暗いトーンではあるけどドタバタ劇で、展開が二転三転して最後まで腑に落ちないところはあった。
    現実的なようで現実からはかけ離れた舞台で面白かった。

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    2025年02月01日
  • アイアムハウス

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    面白かった
    魅力的な登場人物と興味深い物語の展開に一気に読み終えました
    新たな作家さんとの出会いを嬉しく思った

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    2025年01月09日
  • アイアムハウス

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    あまり期待してなくて、積読していたけど読みはじめたら設定が面白くて一気読みしました。
    ミステリー作品が大好きな作家さんが、色々設定を考えて書いただろうなと思った。

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    ●設定
    ①外界と遮断された町
    閑静な別荘地域のような十燈荘(じゅっとうそう)
    世界遺産・藤湖のまわりにそびえ立つ町。
    藤湖トンネル以外は外(市外)へ繋がらない道。
    ⇒通称、神の道。

    ②一家猟奇的殺人
    それぞれが異なった殺害方法。
    以前にも、この町では連続殺人があった。
    なのに、
    住むのが憧れの町。選ばれた人しか住めない。
    禁足地のような神に近い町。

    ③死神と呼ばれる刑事
    曰く付きの偏屈刑事

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    2025年01月08日
  • アイアムハウス

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    十燈荘という高級住宅街で起こった一家惨殺事件。
    名前から察するに綾辻先生の館シリーズよろしく、クローズド系の作品かと思いきや、警察目線でストーリーが展開していく。

    私が最近読んだ作品で言うと、別荘舞台という点でも東野圭吾先生の「あなたが誰かを殺した」に近い雰囲気。


    ミステリ作品にしては短くまとまっており、1〜2日で一気に読める。
    関係者の聞き込みベースで話は進んでいき、多くの謎が展開される。

    この量の謎や伏線は回収されるのだろうか?とやや不安でしたが、最後にはすっきりまとまり、いい締め方。


    ややサイコホラー感もあるので、そこが合わない人がいるかもしれませんが、全体を通して良い作品で

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    2025年01月02日
  • アイアムハウス

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    このページ数でそこそこ登場人物がいるのに、スッキリまとまっていました。
    タイトルの伏線回収も同様にスッキリでした。

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    2024年12月20日
  • アイアムハウス

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    とても読みやすいサイコホラーでした。
    嘘と嘘と嘘と嘘と真実、読み進める中で全てが嘘なのではないかと疑ってしまうようになりますが、だからこそ一つの真実が胸に刺さります。
    アイアムハウス、この言葉は誰が発する言葉なのか、最後までお楽しみください。

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    2024年12月09日
  • 再愛なる聖槍

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    ネタバレ

    文章も読みやすく、読書初心者さんやミステリー初心者さんにもおすすめ!だからといって、物足りない感はないです。

    最後までハラハラドキドキ!!
    タイトルの意味がわかった時は切なくなった。

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    2024年10月09日
  • 再愛なる聖槍

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    現代日本での警察をテーマにしたミステリ小説。
    しかし「観覧車ジャック」という、奇想天外な舞台がテーマになっている。

    最初は本当によくある、と言っては失礼だがそんなストーリーが始まる。
    主人公である警察官の仲山は仕事に明け暮れ家族と離婚をする。
    さらには警察官を辞め、元警察官という肩書きだけの始末だ。

    そんな仲山が娘に久しぶりに再会しテーマパークに遊びに来ることに。
    そのテーマパークは目玉である観覧車「ドリームアイ」がある。仲山が目的としているのはこれだった。


    しかし仲山と娘がドリームアイに乗り、いよいよテッペンというところで事件が起こる。
    「小人」と名乗る者から犯行予告が届いたのだ。

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    2024年09月15日
  • 再愛なる聖槍

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    とても読みやすく、面白かったです。
    ただ、最初のゴンドラが落とされて亡くなられた人が誰なのか気になります。しかも2人?誰ですかね?

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    2024年01月28日
  • 再愛なる聖槍

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    クリスマスイヴに起こった観覧車ジャック。
    読み始めてから止まらなくなった。
    犯人が最後まで誰かと想像がつかなかった。

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    2023年12月06日
  • 再愛なる聖槍

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    ちょっと追記。
    いいねしてくれた方の本棚に行ったのですが、この作品だけを登録して、★5をつけてるアカウントがかなりたくさんあった。。。
    何かちょっと。。。(-。-;
    追記終わり。



    先週の木曜日から、主人のご両親が札幌から我が家に5日間遊びに来られていた。
    またまたなかなか読書をしている時間がとれず。。。
    隙間隙間に読んでいたが、この本は一気に読んだ方が面白そうだ(^^)

    かなりの高評価の本だったので、期待値高めだった。
    ストーリーはかなり自分好み。展開もいいし、キャラもいい、最後の落ちもいい!
    なのになんだろ、この読んでいる間中モヤモヤする感じ。。。

    会話文で進行していく感じが好みで

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    2023年09月21日
  • 再愛なる聖槍

    Posted by ブクログ

    評価はわかれているみたいだけど、私は面白かった。
    クリスマスの観覧車ジャック、誰が敵で誰が味方なのかなかなか掴めず、ハラハラしながら読んだ。
    テンポ感がよくて、サスペンスドラマをみているようだった。

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    2023年05月22日