あらすじ
クリスマスイヴに起こった、前代未聞の「観覧車ジャック」!
妻との離婚以来5年ぶりに会った愛娘とともに、テーマパーク・ドリームランドを訪れた元刑事の仲山。
楽しい時間は束の間、2人が観覧車に乗った直後、何者かによって観覧車が乗っ取られ、人質となってしまう。
「小人」を名乗るジャック犯に連絡役として指名された仲山と娘・凛の運命やいかに。
そして、地上で事件解決の指揮を執っている貝崎は、5年前のクリスマスイヴに起こった未解決事件に関して互いの秘密を握り合う因縁の相手で――。
絡み合う二つの事件とそれぞれの思惑。ドリームランドを象徴する巨大観覧車に隠された衝撃の真相とは。
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Posted by ブクログ
ただのミステリーでもサスペンスでもない観覧車ジャックという通常では起こりえないところから話が始まったので、この話を最終的に完結させる力が著者様にはあって読んでいて圧巻としか言えませんでした。
Posted by ブクログ
栞もいただきましたが、読後に栞を見ると
とてもとても心臓に悪い。(褒めてます)
あぁぁ、優待券をいただいてしまいました。
今年のクリスマスイヴは私もこの物語の世界へ。
クリスマスプレゼントにもいいかも。
あのー、クリスマスイヴの思い出を
塗り替えたい方々はお手に取ってみてください。
大事にするべきものは今であることを教えてくれる
ミステリー小説。
Posted by ブクログ
先の読めない展開と重層的作り込みが実に巧みで終盤の種明かし段階に入ってもベールの奥にそのまた奥が。花言葉と表題の符号に涙を禁じ得ない。この作家凄い!都内遊園地ドリームランドが主たる舞台。元警察官の主人公仲山は離婚後久しぶりに再会許された小3の娘と乗った名物観覧車が「小人」と称するものに乗っ取られ一部ボックスが意図的に落とされ死者も。5年前の迷宮事件を期に退職した主人公とは裏腹に出世した警察同僚が今般乗っ取り事件の捜査担当で元妻も絡み因縁含み。遊園地経営の帝国不動産も闇に満ち、公安も参入して錯綜三昧だけど、しっかり整理されて収まっていく。単なる復讐の話で終わらせないところが素晴らしい。
Posted by ブクログ
ミステリーファン垂涎 いや洗面器を用意しヨダレだだ漏れ状態で読むのを楽しみに 愛娘と父親で楽しい遊園地 一番平和な観覧車が支配され空中密室の恐怖に反転 ゴンドラがいつ落下するのかハラドキ 皆が意味深なセリフを少しずつ 36の細かな区切りのラストは必ず煽り 週刊漫画雑誌の次号を待ちきれなかったこと思い出す しかも読みやすく疲れない 最後タイトルの意味で鳥肌 オススメです
Posted by ブクログ
いやー、面白かった!
息つく暇もない展開にページをめくる手が止まらず、夜「1章だけ…」と読み始めたのに深夜2時まで読み続けてしまいました。
一気読み必至の徹夜本。
最初から最後までハラハラドキドキの連続で、スピード感のある作品。
個人的に「観覧車ハイジャック」という今まで聞いたことがない設定も、おもしろかった。
怒涛の展開で楽しませてくれるし、事件の背景に見え隠れする過去の事件も気になる。
何だか、誰も彼も疑わしく思えてしまう…。
様々な人の思惑が錯綜するストーリー。
それぞれが心に抱える闇や後悔も描かれていて引き込まれました。
疾走感のある作品で面白かったです!
読み始めるタイミングに注意が必要な1冊。
Posted by ブクログ
観覧車をジャックするという奇想天外な犯罪を元刑事の仲山はゴンドラの中にいながらにして犯人を推理していきます。私ももちろん推理しながら読んでたんですが、さすがにここまでの伏線を見破れず、最後まで犯人はわかりませんでした。
タイトルの『再愛なる聖槍』の意味はキリストの逸話からきているそうで、本作にピッタリのタイトルだとラストにわかりました。
これからクリスマスに向けて読んでいただけたらと思わせてくれる作品です。ドラマ化されたらすごい緊迫感のあるドラマになるに違いありません。
Posted by ブクログ
「再愛なる聖槍」は、観覧車がジャックされるという独特な設定を背景に、人間の善悪や社会の問題に深く迫るサスペンス・ミステリー小説です。
元刑事の仲山と警視庁捜査一課の貝崎の二人の視点を通して、過去の未解決事件と現在の犯罪がどのように結びつくのか、そしてそれが人間の無関心という深刻な問題にどう関わるのかが巧みに描かれていました!
終始一貫して高まる緊張感と共に、深い洞察が込められた本作は、サスペンス小説としての魅力と共に、人間ドラマとしての深みも兼ね備えていてとても面白い作品でした!
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かなり若い作者だと知って驚いた。登場人物が軒並み怪しく感じられ、スピード感があり一気に読めた。
前代未聞の観覧車ジャック。そこに乗客として居合わせてしまった主人公。全ては偶然かと思われたが…?
といった具合のあらすじだが、こういう小説にネタバレは厳禁なので、ぜひ前情報なしで読んでほしい。
余談だが、目次を見るとかなり細かいチャプターに分けられていて驚いた。単行本だと約350ページが34のチャプターに分けられている。隙間時間にもすいすい読み進められるのでありがたかった。
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『再愛なる聖槍』は緻密な構成とスピード感を持つ作品であり、初読時にも読者を満足させる読み応えがあります。
この作品は長編小説に挑戦したいが読みやすい作品を求めている人や、テンポの良い小説を楽しみたい人、面白いミステリー小説を探している人におすすめです。ドラマ化も期待される作品であり、内部に閉じ込められた元警察官の孤独な戦いを描いた社会派ミステリーとも言えます。
『再愛なる聖槍』はタイトル回収による読後感も魅力の一つです。終盤で明らかになる被害者少女の心情と相まって、深い感銘を与えるでしょう。
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物語の展開はスリリングでありながらも、深い感情を掘り下げていく要素もあります。主人公の内面の葛藤や成長が描かれとても面白いものでした。
また、作品の世界観やキャラクターの設定も魅力的でした。緊張感溢れるストーリーはとても興味深く、読者を物語に引き込んでくれます。最後までハラハラドキドキさせてくれ、全く飽きることない素晴らしい作品でした。
セリフが多めで読書が苦手な方でも読みやすいものだと思います。
人におすすめしたくなりました!
誰もが何度も読みたくなる作品なのではないでしょうか!
Posted by ブクログ
クリスマスイブの日。
元警察官だった仲山秀夫は東京都湾岸のドリームランドで五年ぶりに離婚した元妻惟子との小学校三年生の娘の凛に会い、一日を過ごす予定でした。
惟子は凛を置いていき、仲山はドリームアイという観覧車に凛と二人で乗ります。
ところが午前11時55分、ドリームアイは二人を乗せたまま停止。
ゴンドラが一基落ちて、地上で燃え死者が二名でます。
仲山は悟ります。
「これは観覧車を使った、計画殺人だ」
仲山の経歴は交番勤務の警察官ですが、数多くの事件を解決して表彰されている優秀な警察管でした。
この事件でやってきた刑事は、五年前に仲山が関わって、警官をやめた事件にも関わりのある、仲山の同期の刑事の貝崎。
五年前の事件は小学生の風香ちゃんという女の子が、やはりクリスマスイブの日に惨殺されて迷宮入りしていた事件でした。
最初は、なんかよくありそうな話だなと思いましたが、200ページあたりからページを繰る手が止まらなくなりました。
非常に入り組んだ人間関係で誰と誰が繋がっているのか、誰が犯人か全く予想がつかず、あとでわかってみればなるほどと思わされる事件でした。
事件はむごいけれど仲山の真の人間像が最後にわかり、謎が解けたときはほっとしました。
とても面白かったです。
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面白かった!
親子の乗った観覧車がジャックされ、連絡役として指名される。観覧車内と地上で、事件解決のために奔走する。
観覧車をジャックする目的、過去の事件の再考、犯人の思惑。
中盤以降、それらが絡み合い、スピード感溢れる展開となり、カタルシスを感じながら一気読みできた。
Posted by ブクログ
クリスマスイヴに起こった観覧車ジャック。
その観覧車には何も知らずに離婚以来五年ぶりになる愛娘と乗っていた元刑事の仲山がいた。
突然に停止した観覧車に「小人」を名乗るジャック犯から連絡役として指名されたのが仲山だった。
捜査を指揮るする貝崎刑事は、仲山と同期であり、五年前のある事件にも関与していた。
ジャック犯の目的は…。
巨大観覧車に隠された真相とは…。
五年前の事件から起きた観覧車ジャックだったが、見せつける為にした理由が、人とは対岸の向こうの火事と思ってしまうことの戒めだったということでもあった。
少なからず、被害女児の気持ちをわかっていたのは身内ではなく、仲山だったということも哀しいことだと思った。
Posted by ブクログ
文章も読みやすく、読書初心者さんやミステリー初心者さんにもおすすめ!だからといって、物足りない感はないです。
最後までハラハラドキドキ!!
タイトルの意味がわかった時は切なくなった。
Posted by ブクログ
現代日本での警察をテーマにしたミステリ小説。
しかし「観覧車ジャック」という、奇想天外な舞台がテーマになっている。
最初は本当によくある、と言っては失礼だがそんなストーリーが始まる。
主人公である警察官の仲山は仕事に明け暮れ家族と離婚をする。
さらには警察官を辞め、元警察官という肩書きだけの始末だ。
そんな仲山が娘に久しぶりに再会しテーマパークに遊びに来ることに。
そのテーマパークは目玉である観覧車「ドリームアイ」がある。仲山が目的としているのはこれだった。
しかし仲山と娘がドリームアイに乗り、いよいよテッペンというところで事件が起こる。
「小人」と名乗る者から犯行予告が届いたのだ。
そしてその直後、本来は仲山が乗るはずだった1つ前のゴンドラが、地上に落ちたのだった…。
警察関係者、テーマパーク関係者、皆が怪しい行動をし始める。
真犯人は誰なのか?そして「小人」の目的は何なのか?
ここから先はぜひ作品を読んでいただきたいのだが、まずはなんと言っても「謎」がわかりやすい。
ミステリを読み慣れていない人にとっては「伏線」を明確に理解して、その伏線の回収につなげることを見逃してしまうことになってしまう。
本作は伏線や謎が堂々と張られており、最終的にはしっかりと回収をしてくれる。
内容としても非常にフェアなミステリだ。
どれだけフェアなミステリを描けるかは、著者の技量にかかってくることだが、登場人物の関係性などを整理してわかりやすく描かれていると感じた。
次から次に怪しい人物や、怪しい過去、怪しい関連事件が出てきて、気づいたら時間が過ぎている。
久しぶりに一気読みをした小説でした。
ぜひ読んでみてね。
Posted by ブクログ
ちょっと追記。
いいねしてくれた方の本棚に行ったのですが、この作品だけを登録して、★5をつけてるアカウントがかなりたくさんあった。。。
何かちょっと。。。(-。-;
追記終わり。
先週の木曜日から、主人のご両親が札幌から我が家に5日間遊びに来られていた。
またまたなかなか読書をしている時間がとれず。。。
隙間隙間に読んでいたが、この本は一気に読んだ方が面白そうだ(^^)
かなりの高評価の本だったので、期待値高めだった。
ストーリーはかなり自分好み。展開もいいし、キャラもいい、最後の落ちもいい!
なのになんだろ、この読んでいる間中モヤモヤする感じ。。。
会話文で進行していく感じが好みではないからなのか?自分でもよくわからないが、生意気なことを書くと、別の作家さんがこの本を書いてくれたら、文句なしの★5かなって思ってしまった(^◇^;)
遠隔操作でゴンドラを落とすのってどうやるんだろう??
出来るのかなぁ?
死んだ人は誰だったんだろう??
読み逃したかな??
いやいやしかし、とっても自分好みのストーリーなことは間違いない(*^▽^*)
仲山は元交番勤務の刑事だった。
妻との離婚後、5年ぶりに会った愛娘とテーマパーク・ドリームランドを訪れた。そのテーマパークには巨大な観覧車があった。
仲山は当選した観覧車のチケットで娘と2人で乗車する。
しかし動き出して間もなく、何者かによって観覧車が乗っ取られ、観覧車の乗客が人質となる。
「小人」を名乗るジャック犯は、連絡役として仲山を指名する。
どうやら犯人は仲山を知る人物らしい。
地上で事件解決の指揮を執っている貝崎は、仲山の同期で、5年前のクリスマスイヴに起こった
未解決事件に関して互いの秘密を握り合う因縁の相手だった。
小人を名乗る犯人は、警察の人間なのか?
5年前の事件と繋がりがあるのか?
Posted by ブクログ
評価はわかれているみたいだけど、私は面白かった。
クリスマスの観覧車ジャック、誰が敵で誰が味方なのかなかなか掴めず、ハラハラしながら読んだ。
テンポ感がよくて、サスペンスドラマをみているようだった。
Posted by ブクログ
『前代未聞の観覧車ジャックの目的とは…』
ドリームランドのシンボルである展望型巨大観覧車「ドリームアイ」。見晴らしを重視するためゴンドラは12台しかないが、1周に1時間かかるという回転率の悪い人気アトラクションである。そんな観覧車の運転システムが何者かに乗っ取られた…。クリスマスイヴに起こった前代未聞の"観覧車ジャック"こそ、このミステリー作品の肝となる設定だ。
主人公はこの観覧車にたまたま乗り合わせた元警察官の仲山。ある事件を機に警察を退職し、妻とも離婚。別居する娘と久しぶりに遊園地に来た中での出来事であった。ゴンドラの中でまんまと観覧車ジャックの人質となってしまった親子であったが、人付き合いが不器用な仲山の娘への愛情もまた、この作品の見どころである。
そしてこの観覧車。なんと犯人である"小人"の要求に応えなければ、次々にゴンドラが落とされる。もちろん巨大観覧車である。落ちると命はない。ゴンドラの中から繰り広げる犯人との駆け引きや攻防は読み応え十分。読者も観覧車の中にいるような錯覚をおぼえ、いつ落とされるかわからないというハラハラドキドキする臨場感を味わえる。
元妻・警察・遊園地スタッフ・運営企業・そして過去事件の関係者。みな怪しく思える人間関係と、複雑に絡み合う思惑。観覧車に乗り合わせたのは偶然なのか、必然なのか。そもそもこの観覧車が作られた目的とは…。スケールの大きな物語で先が読めない展開は、まさに本格ミステリー作品であった。
本書は著者・由野寿和さんのデビュー作であるという。「最愛」ではなく「再愛」であるタイトルの伏線も見事に回収。斬新な設定と魅力的なキャラクターでとても楽しめた。「物語を愛する精神のもと作品を執筆」という巻末の著者紹介にも納得。次回作にも大いに期待。
Posted by ブクログ
【ネタバレ注意です】
写実的で映像が浮かびやすい文体のため、テンポよく読み終えましたが、個人的には読後感はあまり良くない。
ミステリー読書は、最後の真相に到達するまでは「投資」だが、途中も違和感があったり、結末もそれを拭うほどのサッパリ感もなく、でした。。
◆共感
仲山と貝塚の憎み合いが、一貫したトピックの一つであり、「殺したい」というような、心情描写が途中でもところどころあったが、
読み進めるうえでは、何故そこまで憎むのか共感できず、読み進める上での違和感になったり、
最後まで読んでも、いや途中そんなに憎むか?と彼らの激しい感情に置いてけぼり感あり。
◆胸糞要素
幼い娘を持つ母としては、幼い女の子への凄惨な性暴力/殺害の話は、ただでさえキツイ。
そして、精液のくだりが胸糞すぎて、読み進める上のノイズだった。
幼い子供への性暴力要素は果たして必要だった?
ない方が、クリスマスという全体のトーンにも合うし
また、犯人の歪みに関する人物描写が薄い中だと、性暴力という要素の必然性も感じられない。。。
◆キャラのエピソード不足
最後の小人へのお説教シーンは唐突に感じられた。
姉の心情/人物描写や、妹と交番でのエピソードが薄い中で、いきなり「愛情に偏りがあった」という話は突拍子もなく感じた。妻が死んでるのもよく分からないし。
個性的なキャラクターが多い中で、その描写は仲山に全振りしてしまった印象。
Posted by ブクログ
登場人物の誰もが怪しく見えてくる話の運びは上手いなあと思いました。
元警察官の仲山は、離婚したため別に住んでいる小学生の娘と共に観覧車の中で事件に巻き込まれました。犯人からの指示で交渉役になった仲山は、捜査の指揮をとるのがかつての同期の貝崎と知り複雑な気持ちになります。
貝崎が嫌な奴で頼りになるのかどうかハラハラさせられました。
テンポのよい展開で面白かったですが、犯人の動機が逆恨みに思えてモヤっとしました。交番勤めの仲山が非番の日に家族との時間を優先させて、事件に気付かなかったことがそんなに責められることなのでしょうか。
それに周囲の人が少女に気付かなくても責められることではないのでは、と思います。
風花ちゃんの祖父は自分の責任を転嫁しているように見えました。ものすごく身勝手で、落ちたゴンドラに乗っていた人の家族のことは考えないのだろうでしょうね。
モヤモヤします。
Posted by ブクログ
説明じみた文章が多いところは気になったけれど、ストーリーが面白くて途中までぐいぐいと惹き込まれて読んだ。
終盤になって、流石に色々と伏線仕込みすぎ、回収しようとしすぎでごちゃごちゃして面倒臭くなってしまった。整合性を高めようとして、ややこじつけ感も出てきて、やり過ぎてしまっているなと残念に思った。
サクラと思われるレビューも残念。せっかく面白い発想のストーリーなのに、読み手が楽しく読むことに抵抗を感じてしまい、この本の魅力を削いでしまっている。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
妻との離婚以来5年ぶりに会った愛娘とともに、
テーマパーク・ドリームランドを訪れた元刑事の仲山。
楽しい時間は束の間、2人が観覧車に乗った直後、
何者かによって観覧車が乗っ取られ、人質となってしまう。
「小人」を名乗るジャック犯に連絡役として指名された仲山と娘・凛の運命やいかに。
そして、地上で事件解決の指揮を執っている貝崎は、5年前のクリスマスイヴに起こった
未解決事件に関して互いの秘密を握り合う因縁の相手で――。
絡み合う二つの事件とそれぞれの思惑。
ドリームランドを象徴する巨大観覧車に隠された衝撃の真相とは。
『何も失いたくない、なんて、そんなことを言う奴は決まって弱い奴だ。』
【個人的な感想】
伏線回収はすごい!
だけど、途中なんだか退屈してしまった。
犯人が明らかになっても「おお!」という驚きが少なかった気がする。
Posted by ブクログ
ひとつひとつはキチンと整合性が取れているのだろうけど、どうにも説明臭い。後から回収するための謎や伏線って感じが強く、こねくり回して作りあげましたみたいな。登場人物の感情も深みがない…と文句ばかり言いましたが、一応面白くは読めたので星3つ。