国内ミステリー - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧

  • 朱土師器
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    1巻1,232円 (税込)
    大学の准教授をつとめる考古学者の神崎悟朗は、研究室で薩道進一郎という生徒に出会う。「薩道」という珍しい苗字に興味を持った神崎が調査を進めていくと、浮かび上がってきたのは、アーネスト・メイソン・サトウという名のイギリス人外交官だった。幕末動乱期に日本語通訳官として江戸幕府の老中たちと渡り合ったアーネスト・サトウは、なぜ日本名として薩道愛之助と名乗ったのか? 進一郎たちの祖先である、備中良井町棚倉の薩道(さつどう)家は、一体どのような背景で突然に誕生したのか? また、薩道(さつどう)家と薩道(さとう)は、どこかで関わり合いを持つのだろうか? <サツドウ>と<サトウ>を巡る謎を解き明かす、「超時空ミステリー」

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  • 暁の湊
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    1巻1,232円 (税込)
    海上自衛官の奥村は護衛艦「たかお」CDS(戦闘指揮システム)のリーダーを務めている。CDSとはミサイルを発射するときに着弾する方向や距離を計算する、有事の際に極めて重要な役割を担っている。北朝鮮がミサイルを発射する兆候があり、日本海での監視任務にあたることになるが、なかなか発射される「その時」は訪れない。閉塞感漂う航海生活を送る中で、不意に「その時」が訪れようとしていた。元海上自衛官が生々しく描く護衛艦でのリアルな日常と有事のときの非日常。一般人には味わえない現実的緊張感を体感せよ!

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  • アスラ
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    1巻1,584円 (税込)
    白昼の喧噪の中で起こった凄惨な事件。 被害者の男が残したメモ書きは、10年前の悲劇につながる“切符”であった――。 業界を席捲している裏ロム、「アスラ」。 悪魔的に客を魅了し、猛烈な連チャンをくり返す。 「アスラ」を導入した店は売上が二割上がると噂になり、すでに数万個も売られているらしいが、その実態はつかめていない――。 息もつかせぬ怒涛のミステリー小説。

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  • いたずらな運命・置き去り
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    1巻968円 (税込)
    「追う立場を終わりにしたかった」――ひょんなことから脚本家としての名声を勝ち得たフリーターを待ち受ける、失墜、逮捕、裏切り……彼はもういちど立ち上がることができるのか? 数奇な出来ごとに次つぎに襲われる男の奔走を描いた『いたずらな運命』。気づけば山の中で一人ぼっち! これは誰かのしわざなのか、それとも……。事件に挑むのは、曲がったことが大嫌いなアラサーOL。しかし捜査は難航し、やがて次の犠牲者が! 目まぐるしい展開に息もつけない新感覚ミステリ『置き去り』。瑞々しい文章が光る新世代短編小説2編を収録。

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  • 映像捜査官 MATOWARI
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    1巻1,056円 (税込)
    捜査の主流に映像捜査、微物鑑識(鑑定)、DNA型鑑定、架電履歴の4点が上げられるが、昨今の初動捜査では先ず防犯カメラの映像収集に走っている。連続発生する事件の担当捜査官は容疑性の高い対象者を抽出し的割り捜査で追い詰める。映像捜査官は張込み捜査や尾行捜査の人的補完と秘匿性を担保する監視システムを自ら開発改善の上、これを巧みに駆使し、合理化、省力化、効率化を図りながら、犯人捕捉の後方支援を実践する。映像捜査官チームは刑事経験豊富な技能捜査官らで編成され、あらゆる難事件の現場要請に応え、捜査力と技術力を発揮し、次々に解決に導いていく。

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  • A.P.O.殺人
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    1巻990円 (税込)
    子連れ心中で妹を亡くした恵理子と、いじめを苦に自殺した子供と後追い自殺で妻を亡くした畑中。最愛の肉親を死に追いやった「犯人」を追う二人は、やがて惹かれ合い、激しく愛し合う。周到に用意された殺人の手段と、A.P.O(米軍郵便局)を使ったアリバイ工作。完全犯罪を成し遂げたかに見えたとき、完璧に見えたトリックがほころび始める。 官能とサスペンスとトリックが織りなす復讐劇。

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  • 髪を切るのは、捜査の為で
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    1巻1,144円 (税込)
    証拠品なし、目撃者なし、 犯人への手がかりが一切ない事件。 難航する捜査を解決に導いたのは 偶然出くわした一人の美容師だった――。 新米女刑事×美容師探偵 異例のコンビが難事件を解決していくサイコミステリ。

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  • 善悪の彼方に~看護学生あずみの事件簿~
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    1~2巻1,320円 (税込)
    愛情、後悔、そして謎――。 火事のあった日のいきさつはこうだ。その日、真琴の父、櫻井良一は仕事が休みの日ではあったが、午後から急ぎの用事があると言って会社に出掛けた。夕方五時頃、仕事を終えたところで、これから実家に寄って帰るつもりだと妻に連絡を入れている。(中略)しかし鑑識の結果、明らかに火元は居間のストーブの火の不始末が原因とわかった。消したつもりのストーブにカーテンの一部が燃え移って全焼したのだ。(本文より) 事故なのか?放火なのか? 空白の四時間と三件の火災の謎を解明すべく 看護学生・篠原あずみの推理が始まる。 【目次】 1 はじまりの火事 2 そして二軒目…… 3 課題 4 行方不明 5 ふたたび現場へ 6 病院バイト 7 逮捕者 8 空白の四時間 9 故意と過失 10 ライターの持ち主 11 放火犯 12 善悪の彼方に 【著者紹介】 〈著者紹介〉 叶浦みのり(かのうらみのり) コロナ禍で小説を書き始める。 趣味は偏った読書。好きな作家は松本清張。

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  • 疑雲 隠密捜査官5
    -
    1巻1,232円 (税込)
    異動したばかりの清一を含む館鼻分署の刑事たち6人は、とあることから殺人事件の捜査を始める。もう一つの依頼と合わせて捜査のために東京へ向かった清一だったが、そこで命を狙われ、仲間も捕えられてしまう。見え隠れする公安の影、仲間の裏切り――。清一は無事に事件を解決することができるのか。

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  • コール・サック -石炭の袋-
    5.0
    1巻1,056円 (税込)
    家族をどん底におとしたとしても、守るべき約束とは――。 1972年、中国・北京。元海軍将校である徳間は、偶然にも中国の要人の命を助けたことから、ある任務に巻き込まれる。 その任務は、失敗すれば中国・日本の歴史を大きく歪めてしまうものだった。 娘・幸子の運命までも狂わせていく中で迎える衝撃のラストとは。 欲望、親子愛、宿命――。そのすべてが描かれたノンストップ・サスペンス。

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  • 再愛なる聖槍
    4.2
    1巻1,496円 (税込)
    クリスマスイヴに起こった、前代未聞の「観覧車ジャック」! 妻との離婚以来5年ぶりに会った愛娘とともに、テーマパーク・ドリームランドを訪れた元刑事の仲山。 楽しい時間は束の間、2人が観覧車に乗った直後、何者かによって観覧車が乗っ取られ、人質となってしまう。 「小人」を名乗るジャック犯に連絡役として指名された仲山と娘・凛の運命やいかに。 そして、地上で事件解決の指揮を執っている貝崎は、5年前のクリスマスイヴに起こった未解決事件に関して互いの秘密を握り合う因縁の相手で――。 絡み合う二つの事件とそれぞれの思惑。ドリームランドを象徴する巨大観覧車に隠された衝撃の真相とは。

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  • 十七歳、夏の幻
    -
    1巻1,320円 (税込)
    高校最後の夏休み、清水直也は幼馴染の三上健二に誘われて、郊外の廃墟と化した洋館を探険することになった。二人が洋館の敷地に侵入しようとしたその時、背後から声をかけてきた少女がいた。その少女も加わり、開かずの扉を開けようとした瞬間、白い光とともに1925年のフランスへと三人はタイムスリップしてしまった。そして、彼らを保護してくれた富豪の邸宅で次々と起こる密室殺人。フランス革命の亡霊の仕業だと囁かれる一方で、清水たちにも嫌疑がかけられる。疑いを晴らし、現代の日本に彼らは帰ることができるのか。

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  • 順番
    -
    1巻990円 (税込)
    あの日、たまたま目を通した、新聞の読者投稿欄掲載の短歌によって、私の人生は劇的に変わってしまった。 35歳の竹内淳子は、自らの勝気な性格を活かし、新聞社の編集者として充実した日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、読者投稿欄の短歌にたまたま目を通す。なんてことのない短歌だけど、どうしてか心に引っかかる。純粋な興味から投稿者探しをはじめていくうちに、彼女の人生は、大いなる「順番」によって捻じ曲げられていく。不条理に激高し、疲弊する彼女を待ち受けているものとは――。 <著者紹介> 髙木弘司(たかぎ・こうじ) 1963年東京都生まれ。高校卒業後に種々の職を経験し、現在は建設現場の作業員。本作はふと思いついた妄想を作品に仕上げた。海外25か国のひとり旅経験あり。

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  • 空まで踊る
    -
    1~2巻968~1,056円 (税込)
    かつて、××市警察、最高のコンビと呼ばれながら、殺人課を捨てた男「笹井」と殺人課から捨てられた男「東方」。翼を失った二人が再会したのは、再開発計画の夢破れ、廃墟となった忘れられた街だった。そこで巻き起こる連続少女殺人事件。少女たちの死体に刻まれた数字を手がかりに、「忘れられた」二人の刑事が、再び捜査の熱狂に冒されていく。

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  • 団塊へのレクイエム
    -
    1巻968円 (税込)
    フリーライター左沢のビジネスパートナーが磐梯吾妻の山中で謎の女と心中した。疑問をもった左沢は事件の真相を明かにすべく捜査を行うが、彼がそこで見たのは、混乱する教育と過当競争を生きた戦後のベビーブーマーたちの深いこころの闇だった。 団塊世代が残した功罪と、翻弄される団塊ジュニアたちの苦悩を描いたヒューマンサスペンス。 三苫健太(みとま・けんた) 福岡市生まれ。システムエンジニアとして長くコンピューターシステムの開発に従事したのち、ライターに転進する。数多のIT関連の技術書を執筆するかたわら、ミステリーや世話もの小説にジャンルをひろげている。剣道教士七段

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  • 罪を正す
    -
    1巻1,232円 (税込)
    千葉県警佐田署に入った1本の電話から全てが始まった――。交通事故で一人娘を失い、愛する妻とも離婚し、深い哀しみに追いやられた賢太郎。ある雨の日、傘もささずに一人ぼっちで歩く小さな女の子・亜里沙と出会った。少女との出会いが男の心を癒し、悲劇によって傷ついた彼の心は、やがて暴走を始める・・・・・・捜査にあたった刑事が犯人を追い詰めていくなかで見えてきた真実とは――。

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  • テロリストハンティング FUKUSHIMA MISSION
    -
    1巻1,056円 (税込)
    原発爆破。それは正義か、犯罪か。あなたは、日本最大のタブーを読む覚悟があるか?福島第一原発爆破を目論むオウム残党テロリストを排除するため工作員による潜入捜査が始まる。宗教家、原発社員、公安、それぞれの歪んだ正義の行方とは――。フクシマに潜入取材した原作者が、圧倒的な描写力で読むものを追い詰める実録ハードボイルドアクション!元機動隊の修造は、ある事件をきっかけに公安の非公式工作員として生きる道を選ばされた。20年後、福島原発爆破テロ排除作戦中に、オウム真理教潜入捜査で出会った一人の男・マシンバールと再会する。彼は福島第一原発地下に存在するという「遊戯室」への極秘ツアーを計画していた。闇の世界でしか生きられない男たちが孤独に耐えながらも野獣のような感性と肉体で生き抜く姿を描いた実録エンターテイメント。

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  • 天使の罪 悪魔の罰
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ある日、孤児院で起こった惨殺事件。一人生き残ったアレンに声をかけたのは――。哀しみを背負ったアレンの運命が狂いはじめる。アレンは無残に散らばった死体の中を亡霊のように歩いて行く。しばらく歩いていると見覚えのある死体を見つけたアレンはその死体の前に立ち止まり、ガクッと膝をついた。胸が張り裂けそうになり、涙が溢れ出した。「センリ……」 涙で霞んだ視界の中、名前を呼んで、死体となった友人に手を伸ばした。深い哀しみを背負った人間の罪と罰を問う問題作!

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  • 天上に咲く赤い花
    -
    1巻880円 (税込)
    第一の事件現場に残されたのは、見るも鮮やかな彼岸花――。 ある殺人未遂事件をめぐり、派出所勤務の巡査・北村大輔と捜査一課の高倉豊が捜査に乗り出す。 被害者で重体となった中原純子は、北村の親戚だった。親族を巻き込んでの私情と愛憎が捜査にねっとりと絡んでいく事件の真犯人とは。 人間関係と捜査の行方を描いた推理小説。 <著者紹介> 蓮居敬陽(はすい けいよう) 1967年6月24日生まれ 横浜市出身。 家族の介護をしながら、三十代から小説を書き始めるが、数年にわたって度々中断。 今回が初めての出版となる。

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  • 道理教授の事件簿1 昇降機毒殺事件
    -
    1巻990円 (税込)
    エレベーターに乗り合わせた客、被害者が食事をした最上階のレストラン、ホテルの従業員。一流ホテルで起きた殺人事件の捜査で、次々と浮かび上がる容疑者たち。難航する犯人捜しのなか、日本美術を専門とする教授の推理が、意外な犯人を追い詰める。道理教授のミステリー、ここに開幕!

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  • 緋色を背景にする女の肖像
    -
    1巻1,408円 (税込)
    悲しみを湛えた美しき運命。“彼女”の抱く誰にも知られてはならない秘密。謎多き天才が残した魅惑の絵画をめぐり、美術・建築界に渦巻く人間の才能と美醜な欲望を描き切る超大作アートミステリー。

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  • 風俗嬢殺人事件
    -
    1巻880円 (税込)
    定年まであと1年に迫った宮城県警仙台南署刑事第一課の鬼塚弘刑事には2度と拳銃を握りたくない、忌々しいトラウマがあった。銃から解放される日を待ちわびていた鬼塚に遺体発見の電話が入る。 仙台市の二口渓谷。渓流釣りが楽しめる清流の岩の上に、白いワンピースを着た女性の遺体が横たわっていた。顔にかけられたハンカチ。その下から現れたのは、息を飲むほど美しい女性の顔だった。調べが進むほどに明らかになる彼女の背景。職業、風俗嬢。妊娠4か月。婚約者は議員の息子。抵抗をした痕がない彼女の遺体から浮かび上がる犯人は? 意表をつくストーリー展開と予想できない犯人像。美しくもせつない、満足度100%度の本格ミステリー。

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  • 「本当の自分」殺人事件
    -
    1巻704円 (税込)
    次々と報道される殺人事件の被害者は、同じ名前の人物ばかり。 恐怖におびえる全国の「山本和義」は、SNSを通じて繋がっていく。 犯人の真の目的とは――。(「本当の自分」殺人事件) 表題作ほか、「のぞみの結末」「時間にまつわる物語」「雲を描く男」 「不運な殺人者」「未来から来た男」6編の短編ミステリー小説集

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  • ぼくたちの短い永遠
    -
    1巻1,056円 (税込)
    主人公・聡の親友である一郎は、20歳の夏に両親を事故で亡くす。天涯孤独の一郎を、聡とその妹・朋子が気遣い、悲しみを共有する。三人の交流はさらに深まり、心おだやかに夏休みを過ごす中、一郎の親類を名乗る男が突然現れる。両親の死因、自らの出生の秘密―。十代の若者が背負うには重過ぎる真実。すべてを知った一郎を苦悩が襲う。 そして、壊れかけていたのは一郎だけではなかった。不協和音が響き始める、友人と家族の関係。傷つきながらも惹かれあう、アンビバレントな感情が交錯する青春ストーリー。

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  • 迷宮の羅針盤
    -
    1巻880円 (税込)
    モデルとして世界的な活躍を願う理果。ほのかに想いをよせる商社マン・冬木からスパイ行為を託され、それをきっかけに運命は思いがけない方向に動き始める。謎の男“J”にファッションショーに誘われ、物語の舞台は香港・上海へ。異国の地で始まるイギリス人デザイナー・ディクソンとの恋、Jから受ける手厚いもてなし……。戸惑いながらも誘惑に流される理果に突然かけられたJの殺害容疑。果たして彼女を罠にはめた人物は何者なのか、そしてその理由は……。仕掛けられた罠の真相、さらにその裏側に秘められた謎の真実。一気読み必至の予測不能ミステリー。

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  • メタモルフォーゼ 人生の螺旋階段
    -
    1巻1,056円 (税込)
    タクシードライバーの時生は新宿二丁目で出会ったニューハーフの愛の影響で女性の身体を手に入れる決断をする。しかしその資金は不正に手に入れたものだった。女性になった時生は資金の出どころがばれるのを恐れ、後戻りができない旅に出かける。欲望のままに人生を楽しんだ時生を待ち構えていた運命とは…人生を100%楽しみたい人に贈る全力疾走エンターテインメント!

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  • 山田錦の身代金
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    『天津風の田に毒をまいた。残りの山田錦が惜しかったら、五百万円用意しろ』 烏丸酒造に届いた一通の脅迫状。 見れば一本百万円を超える純米大吟醸酒の元となる田の一角が枯らされていた。 捜査の過程で浮上する、杜氏の死にまつわる事件の疑惑。 そして、脅迫犯が突きつける、前代未聞の要求とは——。 密室の謎とアリバイ崩しに挑む、菌も大活躍の発酵醸造ミステリー。

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  • ヤメ検・丹前健の事件録 ―語られなかった「真相」の行方―
    -
    1巻880円 (税込)
    10年前に起訴した殺人犯が無理心中? 検事を退官した“ヤメ検”弁護士・丹前は、それをきっかけに 自身が関わった事件の知られざる真実に迫っていく。 長年の夢だった弁護士事務所にかかってきた一本の不審な電話。 丹前は、相手が奈良地検時代に起訴した殺人犯だと気づくも、彼は山中で恋人とともに遺体となって見つかった。 他殺を疑い捜査に協力する丹前だが、調べが進むにつれ過去の事件の思わぬ真相が暴かれていき——。 『真相—ヤメ検が暴く』 ほか、『詐病―さかな』『十指紋』『うそ発見器』の短編3作を収録。

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  • レッド・パープル
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日本の敗戦からまだ日の浅い時代、誰もが死に物狂いで生きた谷間の数年間を縦糸にし、回想の形で語られる一人の若者の美しい年上の女性に対する憧れを横糸にした、人々の幻滅と再生の物語。 一九五一年冬。日本海に面した町、鶴前市で火事が起きる。焼けたのは海運業を営む町の有力者、神林禎一郎の家で、焼け跡から家の主の焼死体が発見される。警察は息子の正次の犯人説を取り、彼は放火及び尊属殺人の罪で逮捕・起訴されるが無罪を主張。しかし彼にはアリバイがなく、一方で父親と争っており、動機があった。彼は大学時代の友人である弁護士・掛川邦彦に調査を依頼する。そして調査を進める掛川に犯人の魔の手が――。 一九五〇年代前半、大陸からの引き揚げ港の町で駆け出しの弁護士が見た人間模様とは? 放火殺人の真犯人は誰か? 登場人物の証言と時系列を組み立てていく内に次第に明らかにされる驚愕の事実。 【目次】 プロローグ I レッドの章 II パープルの章 エピローグ 【著者紹介】 そのこ+W 京都生まれ 東京藝術大学美術学部卒 二〇〇一年~二〇一六年 イタリア北部・ストレーザ在住 二〇一七年より東京在住 神戸を中心に水彩・パステル画の個展活動 著書:『マグリットの馬』『私の名前を水に書いて』『白い噓』(すべて幻冬舎)

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  • 私の名前を水に書いて
    -
    1巻1,100円 (税込)
    二〇一九年暮、流行ミステリー作家斉田寛は都心の高層マンションの二十二階から転落死して発見された。遺書はなく警察は事故死として処理した。 世界的なパンデミックの中、ジャーナリストの松野はその死を巡りオンラインとリアルを駆使して故人の周辺の人々にインタビューして回る。果たして斉田は自殺か、他殺か? 斉田が蒐集していた中国古美術を巡って暗躍する香港マフィアの影。家族や友人知人を通して次第に明らかになる流行作家の実像とは? そしてその残酷な結末とは? <著者紹介> そのこ+W 京都生まれ 東京藝術大学美術学部卒 二〇〇一年~二〇一六年 イタリア北部・ストレーザ在住 二〇一七年より東京在住 神戸を中心に水彩・パステル画の個展活動 著書:「マグリットの馬」(幻冬舎) *目次* プロローグ オンライン追悼会 第一章 自殺しなかった男  現場検証  空き巣事件  芸術家の横顔 第二章 容疑者たち  防犯カメラ  作家の聖域 第三章 事件の真実  観音の呪い  逮捕  砂山の宝石箱  レクイエム エピローグ  返還  トップ・オブ・東京

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