ジョゼフ・A・マチャレロのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
経営思想家であり、「マネジメントの父」を言われたドラッカーの言葉をまとめた「成果をあげる能力」を身につけるための本。
95の項目でその考え方、とるべき行動が書かれている。
以下、メモ。
①仕事を計画することから時間の使い方を計画することに変える。
…時間が何にとられているかを明らかにし、自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。そして得られた時間をまとめる。
②なすべき貢献を列挙し、それぞれに目標を設定する。
…組織全体としてなされるべきことをなすことを自らの覚悟とする。
③真摯さを最重視する。
…人間性と真摯さはそれだけでは何もなしえないが、それらの欠如はほかのあらゆるものを破壊する。
④仕事は1つのことに集中して行う。
…常に最も重要なことを最初に行う癖をつける。優先順位、劣後順位(意味のない順)を常に考える。
⑤意思決定では意識して事実収集ではなく、意見収集からスタートする。
…事実から収集すると、すでに決めている結論を裏付ける事実しか見つけられない。自分と異なる意見を歓迎すること。そこで考えるきっかけが生まれる。
これらのことを実行し、9か月後になりたい自分、なしえたい結果にどれだけ到達したかを評価すること。
来年の8月20日か。
この本、買いたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレドラカーがプロフェッショナルに求めるのは「真摯さ(integrity)」である。真摯さは「一貫性(sense of coherence)」「正直(honesty)」「真面目さ(Hard working; Trustworthy; Honest)」「熱心さ(enthusiastic)」でもある。その上で「成果」「貢献」「強み」「集中」が求められる。
8. 仕事のひとつひとつについて、何もしなかったら何が起きるかを考える。何もしなくとも何も起こらない仕事を破棄する。何が問題であるかを拙速で決めてしまうほど愚かで、結局は時間の無駄になることはない。(p.18)
13. ルーティン化とは、有能な人が経験から学んだことを体系的段階的なプロセスに纏めること。会議は元来、組織の欠陥を補完するためのものである。理想的に設計された組織とは、会議のない組織である。(p.28)
15. 組織構造は戦略に従う。組織作りにおける最大の失敗は、理想モデルや万能モデルを生きた組織に機械的に当てはめようとするとき生じる。組織には守るべき原則がある。一つ、組織は透明でなければならない。二つ、組織は誰もが理解できなければならない。三つ、組織には最終の意思決定を行なう者がいなければならない。(p.32)
18. 全体の組織に貢献する。第一に、状況は何を求めているか。第二に、自らの強み、仕事の仕方、価値観からして自らのなすべき最大の貢献は何か。第三に、いかなる成果が必要か。(p.40)
28. 人間関係に必要な四つの基本能力。コミュニケーション、チームワーク(貢献のベースにする)、自己啓発、人材育成。(p.60)
64. 人は自らの一生をマネジメントしなければならなくなった。いきいきと働き続けることが自らの責任となった。(p.134)
69. 「貢献」に集中して取り組むことによってこそ、良い人間関係がもてる。人間関係が生産的となる。(p.144)
75.いまも価値あることかを問う。答えがNoであるなら、真に意味ある活動に集中するためにそれらの者ものを「捨てる」。(p.158)
81. 問題の根本をよく理解して決定しなければならない。決定のは早さ重視してはならない。何を満足させるかを知る必要がある。何も決定しないという代替案が常に存在する。(p. 172)
88. 決定の実行を妨げるおそれのある者は全員を仮邸前の議論に責任を持って参加させなければならない。(p.186) -
Posted by ブクログ
「プロフェッショナル」とは何か?
このシンプルな問いに、どれだけ自分の言葉でコメントをすることができるだろうか?
経営の神、ドラッカーがこの書籍の中で、彼の考える「プロフェッショナル」について、語ってくれている。
誰もが、日々のやることに忙殺され、そもそも自分自身の夢って何なのか、自分がなすべきことは何なのか?そんなシンプルなことすらも忘れてしまうことがある。
もう1度立ち止まって、この本に目を通してみたとき、たくさんの戒めの言葉がちりばめられていた。
それも、とてもシンプルな考え方で。。。(翻訳であるため、その単語の意味合いが何であるかは、自分の言葉でしっかりと理解する必要はあるけれども。。。)
「プロフェッショナル」とは。ずばり、「成果を上げる人」。それも、組織にとって価値のある成果。
そのためにどうすればいいのかの考え方が、シンプルにまとまっている。
最近、珍しく、日々に忙殺されていた。あまりに思い通りに行かないことも多く、悩みもあった。ドラッカーの考えるシンプルな教えに触れることで、少し離れた立ち位置で、自分がやらなくてはいけないことを考えるよう、頭が冷やせた気がする。 -
Posted by ブクログ
ドラッカー。有名であるものの巷の著書(一番有名なのはマネジメント)は私には難しすぎる。。
入りやすく、しかもぐっとくる一冊。
以下レバレッジメモ
邪魔を除去する
取るべき行動・・あなたが成果に集中することを邪魔している者は何か?それらのものを除去する
身につけるべき姿勢・・常に成果に集中する
時間は有限であって、かけがえのない資源である。一日、一週、一年のいずれの時間も増やすことはできない。だが、あらゆることが時間を必要とする。最も希少な資源である時間マネジメントによって、あらゆる成果が左右される。
時間をマネジメントできなければ、何もマネジメントできない。時間のマネジメントは成果を上げるための土台である。うれしいことに、時間をマネジメントすることは可能である。練習と努力によって上達することができる。
時間を計画する
時間を記録し、整理し、まとめるという三段階のプロセスが、成果を上げるために時間をマネジメントすることの基本となる。
時間の使い方を診断する
「時間の使い方を知っている者は、考えることによって成果を上げる。行動する前に考える。繰り返し起こる問題の処理について、体系的かつ徹底的に考えることに時間を使う」
仕事を任せる
取るべき行動・・仕事の一つ一つについて、自分でなくてもできるかどうかを考える。人を選んでそれらの仕事を実際に任せる
身につけるべき姿勢・・常に、人に任せられる仕事を列挙していく。
「いまさら自らを変えようとしてはならない。うまくいくわけがない。得意とする仕事のやり方を磨くことに力を入れるべきである」
締切を設ける
成果を上げるためには、継続して時間をマネジメントしなければならない。たまに分析するだけでは不十分である。重要な仕事には締切を設けなければならない。
「ある人は、気の進まない仕事についても、重要かつ緊急の仕事と同じように、締切を設けている。そして、それらの締切に遅れ始めると、また時間が奪われつつあることを知る。時間は希少な資源である。時間をマネジメントできなければ、何もマネジメントできない」
人に時間を無駄にしない
取るべき行動・・人に時間を無駄にしている恐れのある仕事を列挙する。それらのものを廃棄する
身につけるべき姿勢・・常に人の時間を気にする
貢献に集中する
「貢献に集中して取り組むことは、仕事の内容、水準、影響力において、あるいは上司、同僚、部下との関係において、さらには会議や報告の利用において、成果を上げる鍵である。ところがほとんどの人が下に向かって焦点を合わせる。成果ではなく努力に焦点を合わせる」
「成功の鍵は責任である。自らが責任を持つことである。あらゆることがそこから始まる。大事なのは地位ではなく責任である。責任ある存在になるということは、真剣に仕事に取り組むということであり、仕事にふさわしく成長する必要を認識するということである」
理解される
貢献に責任を持つためには、自らのアウトプットの有用性に関心を持たなければならない。
「知識はそれだけでは断片に過ぎず不毛である。アウトプットが他のアウトプットと統合されて成果となる。知識あるものは理解される責任がある。素人に対して理解するよう要求したり、専門家仲間に通じれば十分であるとすることは野蛮な傲慢さである」
会議の目的を守る
「会議には、成果を上げる会議と成果を上げない会議のどちらかしかないことを知らなければならない」
強みが機会である
「人のマネジメントとは人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人は費用であり脅威である。しかし、人はこれらのことのゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは強みのゆえであり、能力のゆえである。組織の役目は、人の強みを成果に結びつけ、人の弱みを中和することにある」
山高くして谷探し
「人との接し方は、人からなる組織の潤滑油である。複数の物体が接していれば、摩擦が生じるのは自然の法則である。人も同じである。お願いしますやありがとうの言葉を口にすること、名前や誕生日を覚えていること、家族のことを聞くなどの簡単なことによって、好き嫌いに関係なく一緒に仕事を進められるようになる。頭の良い人たち、特に若い人たちの多くはこのことを知らない。もし素晴らしい仕事が、人の協力を必要とする段階でいつも失敗するようであるならば、人とに接し方に欠けるものがあるに違いない」
真摯さを最重視する
「真摯さは、それ自体では何事もなしえない。しかしそれがなければ、他のあらゆるものが台無しになる。真摯さの欠如は、仕事上の能力や強みへの制約となるだけでなく、人そのものを失格させる」
人間関係に責任を持つ
「コミュニケーションに責任を持つことである。摩擦のほとんどは、相手の仕事、その仕事の仕方、目標、価値観を知らないことに原因がある。そしてその原因は、たがいに聞きもせず、知らされてもいないことにある」
成果を上げる秘訣は集中である。したがって、何が最も重要であるかを決めなければならない。時間の不足という現実に対処する方法はこれしかない。
集中する
成果を上げるための秘訣を一つ上げるならば、それは集中である。成果を上げるものは最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしか行わない。
取るべき行動・・仕事は一つのことに集中して行っているか?いまそれは何か?
身につけるべき姿勢・・常に最も重要なことを最初に行う癖をつける
優先順位を決める
取るべき行動・・いま最も重要な仕事は何か?その仕事に集中する
身につけるべき姿勢・・常に優先順位を考える
社会を生産的にする
「私が13歳の時、宗教の先生が君たちは何によって覚えられたいかねと聞いた。誰も答えられなかった、先生は笑いながら言った。今こたえられるとは思わない。でも50歳になっても答えられないと問題だよ。人生を無駄に過ごしたことになるからね。今日でも私は、何によって覚えられたいかを自らに問い続けている。これは自らの成長を促すといである。なぜならば、自らを異なる人物、そうなりうる人物としてみるよう仕向けてくれるからである」 -
Posted by ブクログ
1日1頁。1月1日から12月31日まで1年分。
聖書のように、毎日少しずつ読んで、短い文章から真実の言葉に触れる。
ドラッカーの様々な本から集められた、正しいマネジメントへのヒント。
地味と言えば地味な本だが、これを使って今年はフルに活用させていただいた。
買ったきっかけは、原書である The Daily Drucker をテキストとした英語の学習の和訳の参考書として。しかし、上田先生の訳がぶっ飛び過ぎていて、あまり参考にならなかった部分もあった。
それから、これをネタに、1週間に1頁、学習個所を決めて、みんなでSkype上で議論するという勉強会。6月にはじめて、半年続いている。
そんなわけで、いろいろと思い出深い1冊となった。
各ページに、アクションポイントなる、本文を反映した質問もついていて、これを毎日こつこつやっていれば、かなりのドラッカリアンになれること間違いなし。 -
Posted by ブクログ
重要なことを行うときには期待する成果を書きとめておくことになっていた。そして九ヵ月後、実際の成果と比べなければならなかった。
そのおかげで自分は何がよくできるか、何が強みかを知った。あるいは、何を学ばなければならないのか、どのような癖を直さなければならないのかを知った。そして、どのような才能に欠けるか、何ができないかを知った。私自身、この方法を50年続けている。
この方法は、自らの強みは何かという、自らについて知るべき最も重要なことを明らかにする。何について改善が必要かを明らかにする。さらには、無理なこと、したがって行おうとしてはならないことを教える。
まさに、自らの強みを知り、それをいかに強化するかを知り、かつ自らのできないことを知ることが継続学習の鍵である。