鉈手璃彩子のレビュー一覧
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鬼をめぐる話?
同級生が女の子3人だけの小さな集落から都会に出た主人公は、ナレーター志望のようです。ただ、同級生の1人が急死したと慌てて帰省して見たものが……
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Posted by ブクログ
ネタバレ呪術を扱う者としてはお人好しすぎる主人公と武神と言われながら読書好きで不可思議なことが好きなミーハーっけのある将軍がバディとなって後宮の騒動を解決。
の筈だったのだが、主人公の中にいる人の存在感とある方との「昔からの因縁」の方が強くて、最終的には過去の因縁への決着に重きを置かれ、主人公たちが空気な展開だった。
最後の最後で見せ場はあったが、それまでは全部中の人が解決していたので、何だかなあという。
しかも、中の人が主人公の体の乗っ取りを企てている上、その件に関しては解決しないまま終わるので、余計に主人公が可哀想になってくる。
その呪いを解く方法もあるようだが、2つある方法のうち残るひとつは明かされないまま。
色々とモヤモヤの残る話だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ動画サイトに怪談朗読を投稿している大学生の亜瑚は、幼馴染の葬儀のため2年ぶりに帰った実家の村で告げられる。
「あんたのせいで、知景は死んだ」
投稿した怪談朗読で語った、実家のある村に伝わる鬼にまつわる言い伝え。それは話すと祟られる「忌み話」だったのだというが……。
鬼に関する昔話が伝わる村での、因習と愛と惨劇の物語。
Web小説サイト『カクヨム』のWeb小説コンテスト、ホラー部門で特別賞を受賞した作品だそうです。
鬼の言い伝えが残る田舎の小村、不審な死に方をした幼馴染、話すと祟られるという「忌み話」に、次々と発生する怪異……。作者さんの商業デビュー作ながら、ちゃんと民俗学系ホラーをおさえていてなかなかしっかり怖いです。
ホラーとともに、誰がどの怪異を起こし誰を襲ったのか、忌み話を語ったという亜瑚自身が襲われないのはなぜか等、少しですがミステリ要素もあり。
結末はどちらかと言えばヒトコワ系。
登場人物全員が、形は違えど「愛」に溺れ、「愛」を希求し、「愛」に翻弄された。そんなお話し。まさにタイトルにある通り、「愛してる」は怖いこと、という感じでした。
愛は美しいものだけれど、それを知る前までとは違う何かに自分を変えてしまう劇薬のような面も持つ。美徳とされる愛とはまた違う一側面というか、そういったものを描こうとしているのかな、と感じました。
よくよく考えると、「聞くと呪われる話」は都市伝説など中心に結構聞きますが、「話すと祟られる話」は意外と珍しいかもしれないです。