本木隆一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
集団慣性とは現状を疑いもせずに、人と同じ事をしようとすること。
プロスペクト理論とは自分だけ小さな失敗をするよりも、他の人と同じ失敗をして大きな損をするほうがずっとましという考え。
アビリーンのパラドッグスとは、誰も反対の立場をとらず、誰も黙りこんでしまう現象。
最適弁別性理論とは模倣の中の少しの差別化をすること。
選択肢バイアスとは選ばれた情報のみで、間違った結論をだすこと。
細心の注意を払って数字を作り終えたら、脇におき、最後は直感と経験に基づいて結論をだす。
酔っ払いの自転車乗りの逸話は、目で見て測ることのできる明からなものは競争力にはならず、見えない、測ることのできることが -
Posted by ブクログ
「集団慣性」理論
不思議な慣習には新しいビジネスの種が転がっていたりする
数字はバイアスがかかりやすい、参考程度にして、直感や経験を優先する
より良いアイディアとは、どこからともなくやって来るものだ
成功の罠、視野狭窄、立場固定は注意が必要
不況時にはコストよりも小さな企業からの売上を確保
時間圧縮の不経済(例:人月に対して人を増やして対応する)、新しい情報をインプットしたり、スキルを身につけたりする前には、回復期間が必要で、活動をしていない時間が練習をするのと同じくらいに重要
企業買収の3分の2は失敗する
リーダータイプとマネージャータイプは役割が違う、会社はその時の状況でそれ -
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Posted by ブクログ
原題はBusiness Exposed.LBSの若手名物教授がコラム形式で企業というか経営陣の変な行動に突っ込む。
経営者は集団行動。他の経営者の動きをまねる。
自分の会社の売り上げも知らない。
戦略はとりあえず作って忘れる。
社内の戦略の争いは、有力者/部門それぞれのフレーミングの押し付け合い。
経営者は最初は謙虚でも自信過剰になって行く。
謙虚な経営者の成功度合いが高い訳ではないが、ナルシスは結果のボラティリティは高い。
女性の経営者はハードルが高い分優れている。
アナリストは経営者の選別的行動によってコントロールされている。社外取締役も同様。
報酬委員会は同じような経営者がなっていると報 -
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