藤本貴之のレビュー一覧

  • パクリの技法

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    著作権について、身近なアニメの例からあげるだけでなく、ギルガメシュ叙事詩からとられた旧約聖書など、歴史的なことも書かれている。大学生にとって、著作権を勉強するためにはベストな本であろう。
     卒論で扱う場合もこの本から多くのヒントが得られるであろう。

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    2019年06月29日
  • だからデザイナーは炎上する

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    佐野研二郎氏デザインによる東京オリンピック・パラリンピックの
    エンブレムがベルギー王立リエージュ劇場との類似性を指摘され
    たことから、佐野氏の他のデザインの盗作疑惑までに問題が波及
    したのは2015年だった。

    類似性は脇に置いても、この時の審査委員の顔ぶれや応募条件、
    採用時のデザインの修正等が「出来レースだったのでは?」との
    疑惑さえも生んだ。

    何故、五輪エンブレム問題は炎上・延焼したのかの検証から、
    デザインとデザイナーはどうあるべきかを論じたのが本書だ。

    編集者として仕事をする上で私もデザイナーさんたちとは切っても
    切れない縁がある。一緒に仕事をしたデザイナーさ

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    2017年08月24日
  • パクリの技法

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    「そもそも人間には『自分が知らないことは想像できない』という絶対の認知メカニズムがあります。」

    「パクリ」の定義
    「既存の表現物に類似を感じるモノ・コト」

    混ぜれば安全
    「同じテーマ(内容)の3つぐらいの記事を混ぜてしまえば、パクったことがバレずに、1つの記事が生み出せる」

    「まずは書籍ではなく、自分が好きなウェブサイトがどんな構造、どんなデザインになっているかを観察し、ソースコードなどをのぞき、自分でパクりながらいろいろと試してみてください。それでどうしてもわからないことがあれば、その部分を参考書やチュートリアルサイトなどで調べてみてください。具体性もなく、漠然と教科書や参考書を読み始

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    2024年04月21日
  • アイデアを脳に思いつかせる技術

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    使役のタイトルが素敵。
    有名な発想法と、KJ法を簡略化した著者オリジナルの手法を紹介している。
    著者オリジナル手法の優位性は、KJ法より簡単なこと意外ははっきりと分からなかった。

    アイデアを思いつけ、と言われてただテーマについて考えると
    どうしても自分の既存の連想を使った組み合わせしか出てこない。
    そこで連想しないもの同士をルールを適用して強制的に結びつけることで
    「新しい」「ユニークな」アイデアは生まれる、と理解。
    組み合わせ爆発という言葉があるが、組み合わせの数は掛け合わせることで簡単に増えるので。

    ただ、得られた組み合わせが面白いかどうかは分からない。
    提示されている、自分が気になっ

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    2013年04月24日
  • パクリの技法

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    パクリの意味、どのようなパクリは良くて、あるいは良くないのか、著作権を守ることがAIの台頭により困難になりつつあると示している。
     

    叩かれるパクリとそうでないパクリがあるのはなぜだろうという疑問が溶けた。
    パクった上でオリジナリティーが発揮できれば作品を高める行為と言えるから叩かれない。なるほど!

    AI時代の著作権問題は解決が難しそうだ。ネットに国境はないのだから国際的な話にもなりそう。

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    2020年04月18日
  • だからデザイナーは炎上する

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    《デザインのあり方は、近年「表面的な美醜」を越えて「伝え方の設計」へと変化した。騒動の中核にいるようなデザイン・広告業界のトップクリエイターたちは、最先端のように見えて(見せて)実は、ネット時代の感性、ネット時代のデザインを理解できていなかった。》五輪エンブレムが炎上したのは、世の中の評価軸が、権威を持つお上によるものから、普通の人たちによる市場での評価に変わっていることに気がついていないクリエイターたちによって起こった、彼らの弁解が、気がついている人たちによって糾弾されるという構図になってしまったのだ。

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    2018年07月07日
  • だからデザイナーは炎上する

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    デザインとアートを今まで混同していた。機能美という響きは日本人なら誰しも憧れるのでは?
    パクりとはぱくられた方が不快になるかどうかというのが論点と個人的には考える。

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    2016年02月24日
  • アイデアを脳に思いつかせる技術

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    ・しりとり法
    意味や関連性とは無関係のつながりである「しりとり」という機械的な方法であれば、先入観や偏った見方ではない方向で、テーマになっているキーワードを広げていくことができる
    想像力=既知の情報からの連想 時に足かせになる

    ・シックスハット法
    強制的に頭の使い方、モノの見方を切り替えてしまう

    ・マンダラート法
    発散的思考

    ・ブレインライティング法
    6マス☓6行のシート
    各人がテーマについて5分考え、隣の人に渡していく

    ・なぜなぜ5回法

    ・等価交換法
    発想の転換を強制させる

    ・オズボーンのチェックリスト
    頭を使わないで、機械的に処理する
    転用・応用・拡大・縮小・変更・代用・置換・

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    2013年03月17日
  • アイデアを脳に思いつかせる技術

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    アイデアを考えるのに技術があったほうが脳みそからの発想が活性されるのは間違いないだろう。

    逆からですが

    第三章では著者が提唱する「セレンディピティFA法」を解説。
    効果はやってみないとわかりませんが、正直これは!と可能性を感じさせるほどの魅力は感じませんでした。
    なぜか・・・めんどくさそうだから、そもそものキーワード抽出のステップに工夫が感じられない(いきあたりばったりでは?)。事象で挙げられているのが、思いつきの域を脱していないと思われるから...

    第二章は、「きづく」ためのヒント/実践法
    納得です。普段の正解からいかにアンテナ感度を上げられるかは大きなテーマです。メモる、Twitte

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    2013年02月21日