藤本貴之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
佐野研二郎氏デザインによる東京オリンピック・パラリンピックの
エンブレムがベルギー王立リエージュ劇場との類似性を指摘され
たことから、佐野氏の他のデザインの盗作疑惑までに問題が波及
したのは2015年だった。
類似性は脇に置いても、この時の審査委員の顔ぶれや応募条件、
採用時のデザインの修正等が「出来レースだったのでは?」との
疑惑さえも生んだ。
何故、五輪エンブレム問題は炎上・延焼したのかの検証から、
デザインとデザイナーはどうあるべきかを論じたのが本書だ。
編集者として仕事をする上で私もデザイナーさんたちとは切っても
切れない縁がある。一緒に仕事をしたデザイナーさ -
Posted by ブクログ
「そもそも人間には『自分が知らないことは想像できない』という絶対の認知メカニズムがあります。」
「パクリ」の定義
「既存の表現物に類似を感じるモノ・コト」
混ぜれば安全
「同じテーマ(内容)の3つぐらいの記事を混ぜてしまえば、パクったことがバレずに、1つの記事が生み出せる」
「まずは書籍ではなく、自分が好きなウェブサイトがどんな構造、どんなデザインになっているかを観察し、ソースコードなどをのぞき、自分でパクりながらいろいろと試してみてください。それでどうしてもわからないことがあれば、その部分を参考書やチュートリアルサイトなどで調べてみてください。具体性もなく、漠然と教科書や参考書を読み始 -
Posted by ブクログ
使役のタイトルが素敵。
有名な発想法と、KJ法を簡略化した著者オリジナルの手法を紹介している。
著者オリジナル手法の優位性は、KJ法より簡単なこと意外ははっきりと分からなかった。
アイデアを思いつけ、と言われてただテーマについて考えると
どうしても自分の既存の連想を使った組み合わせしか出てこない。
そこで連想しないもの同士をルールを適用して強制的に結びつけることで
「新しい」「ユニークな」アイデアは生まれる、と理解。
組み合わせ爆発という言葉があるが、組み合わせの数は掛け合わせることで簡単に増えるので。
ただ、得られた組み合わせが面白いかどうかは分からない。
提示されている、自分が気になっ -
Posted by ブクログ
・しりとり法
意味や関連性とは無関係のつながりである「しりとり」という機械的な方法であれば、先入観や偏った見方ではない方向で、テーマになっているキーワードを広げていくことができる
想像力=既知の情報からの連想 時に足かせになる
・シックスハット法
強制的に頭の使い方、モノの見方を切り替えてしまう
・マンダラート法
発散的思考
・ブレインライティング法
6マス☓6行のシート
各人がテーマについて5分考え、隣の人に渡していく
・なぜなぜ5回法
・等価交換法
発想の転換を強制させる
・オズボーンのチェックリスト
頭を使わないで、機械的に処理する
転用・応用・拡大・縮小・変更・代用・置換・ -
Posted by ブクログ
アイデアを考えるのに技術があったほうが脳みそからの発想が活性されるのは間違いないだろう。
逆からですが
第三章では著者が提唱する「セレンディピティFA法」を解説。
効果はやってみないとわかりませんが、正直これは!と可能性を感じさせるほどの魅力は感じませんでした。
なぜか・・・めんどくさそうだから、そもそものキーワード抽出のステップに工夫が感じられない(いきあたりばったりでは?)。事象で挙げられているのが、思いつきの域を脱していないと思われるから...
第二章は、「きづく」ためのヒント/実践法
納得です。普段の正解からいかにアンテナ感度を上げられるかは大きなテーマです。メモる、Twitte