岡田真理のレビュー一覧

  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつかたどり着く場所を信じて人生にひたむきに向き合う選手と家族、スカウトたちの想い

    スカウトの話を軸に物語は進むが、夢を追いかけ挫折して人生が狂う人、それを支える人の存在、夢を追いかける土俵に乗ることをためらう人など、支えあってるとか、その人を信じるとかっていうメッセージが主のハートフルな話

    スカウトと対象選手の話かと思いきやその周辺の人物の心の動きが主で、登場人物やや多くて大変だが良い

    テレビドラマか映画にできる
    読後感が良い

    0
    2025年12月02日
  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    プロ野球、神奈川ブルーソックスのスカウト真柴瑞稀は元警察官。その職業眼を活かし大学野球で活躍する笠谷の本心を探る。選手の本当の気持ちとは裏腹にお世話になった指導者の立場を気にして進路を決めなければいけない理不尽さにやりきれなさを感じた。プロに入ってもずっと活躍できるのはごくわずかな選手だけ。戦力外通告を受け引退し転落人生を歩む選手もいる。瑞稀は選手の人生に全力でサポートし寄り添い続けていく最高のスカウトマンになってくれると信じている。

    0
    2025年10月20日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by 読むコレ

    予備自衛官なんて知らなかった。人にも薦めたい本。電子書籍で買ったから回し読みが出来なくて残念。

    0
    2013年08月12日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    東日本大震災で予備自衛官の存在を知り、激しく憧れていました。
    飲み会前の時間調整にフラリと立ち寄った本屋で本書を発見、即購入。

    酔った勢いで「予備自衛官になろう!」と思い立った27歳女子の、予備自補受験から予備陸士長になるまでの体験記。
    とは言え単行本自体は2010年刊なので、メインは50日間(5日×10課程)の教育訓練中のアレコレです。文庫版は勤続6年目を迎えた著者によるスペシャル2章付き。

    語り口がとにかく軽快。
    戦闘訓練にしても射撃訓練にしても、「うわ、スゲー!」「よっしゃー頑張るぞー!」って常にハイテンションと云うか士気が高いと云うか。自衛隊の事を何もしらなかった著者がどんどんハマ

    0
    2013年03月10日
  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    眩光の彼方

    プロ野球チームのスカウトの苦悩。ずっと推してる選手がいたり。元プロ野球選手が犯罪に手を染めたり。

    非常に面白かった。読みやすく、感情移入もしやすい。

    0
    2025年10月23日
  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    スカウト目線で描かれるプロ野球界。面白い。スカウトは選手を見つけて、入団させて、そこで終わりではなくその選手の人生も背負っている。ドラフト会議とプロ野球を観る目が変わります。岡田さんはデビュー作も面白く、ますます注目ですね。

    0
    2025年08月24日
  • ぬくもりの旋律

    Posted by ブクログ

    何かを選択したら、それが自分にとってベストなシナリオだったとあとからちゃんと思えるように、自分で人生を紡いでいく
    我慢することって、愛情表現じゃない。自分が自分らしく生きていないと、結局まわりを傷つける。

    最後、直生は琴美に会えなかった
    間に合わなかった

    0
    2025年03月26日
  • ぬくもりの旋律

    Posted by ブクログ

    スポーツ新聞記者月ヶ瀬直生を中心として、その家族や人生で関わった人たちをめぐる物語。
    いろんな要素を詰め込みすぎて、それぞれはちょっと浅くなってしまっているような印象はあったが、人とのつながりのまさに「ぬくもり」を感じさせてくれる読後感の良い小説だった。

    0
    2025年02月23日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    知名度の低い予備自衛官補について実際に入隊した体験、50日間の過酷な訓練を描く。自衛隊に対する暖かな視点が何よりの魅力。

    27歳、酔った勢いで応募した予備自衛官補の試験。まさかの合格から過酷な訓練。普段体験できない自衛隊の過酷な訓練について面白おかしく描く。あまり顧みられることのない自衛隊員の日々の努力について、実際の体験から肯定的に語る。マニアでない一般人の視点が良い。

    発砲から25キロ行進など、厳しい40日の訓練を通じて筆者の心も成長していく過程は感動的。

    災害派遣など自衛隊の話題を見た多くの人に自衛隊の姿を本書を通じてもっと知ってもらいたい。

    0
    2020年07月25日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    酔った勢いで資料請求し、30手前にして予備自衛官補になってしまった著者。そこから50日間の訓練を受け、予備自衛官になるまでの体験と、自衛隊への熱い想いが詰まっている。文章が軽妙でわかりやすいし、押し付けがましくないのが良い。一冊一気に読んでしまった。

    宿舎での生活から実弾射撃まで、実際にどのような訓練が行われているのか知ることができる。自衛官や予備自衛官の心構えには頭が下がる思いがする。そして戦争に絶対反対だからこそ、過酷な訓練が必要だし、それが全く無駄になることを心から願っているという気持ちが伝わってくる。

    文庫版では東日本大震災で初めて現実になった、予備自衛官招集についても触れられてい

    0
    2015年10月21日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    文体がブログっぽくて最初はうーん…って感じで読み進めていったけど、ためになる内容でした。
    内容が内容だけに重くならないようにの配慮なのかな?
    写真がたくさんあったのが意外。こんなにたくさんの自衛隊の写真(特に練習風景)なんて初めて見た。写真があると分かりやすくて良いな。

    0
    2014年01月29日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    自衛隊入隊、訓練、頭が下がります。
    自分も、出来ることをしっかりしなきゃいけないな…と考えさせられました。

    0
    2014年01月03日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    予備自衛官の訓練や実体験をしりました。日本は徴兵制度がありませんが、一度は学生のうちに経験してほしいと思いました。改めて自衛官の皆様の国民、国を守る使命感に感謝します。
    私も予備自衛官になりたい(*^^*)

    0
    2013年03月28日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    予備自衛官補って正確に知らなかったけど、この本で良くわかった。それにしてもなんてライトな自衛隊本なんだ。あと出てくるネタ古いな。ファミコンウォーズとか はじめてのチュウ はまだ新しい方で…
    女性でも結構出来るものなんだと言う事もわかったので、自衛隊の広報には非常に良いのではないかと。

    0
    2013年02月19日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    2010年に単行本が発売されたとき、ちょうど大卒で自衛隊入隊を選択肢の一つとしていた時期で、自衛官や予備自補についてちょっと調べてたときだったので、なんてタイミング!と登録したものの、どこの書店にもなくて諦めた本。
    特殊すぎるから文庫にはならないだろうと思ってたので嬉しい!

    読んでいて、幹部候補生試験をどうするか考えてた時も、筆記が無理だろうなと諦めたのを思い出した(笑)
    でもやっぱり予備自補受けたいなぁ。
    これを読んでやっぱりやってみたいという気持ちが…。

    0
    2013年02月12日
  • ぬくもりの旋律

    Posted by ブクログ

    ラジオで静岡出身の作家さんと聞き、読んでみました。
    はっきり伝えないでモヤモヤしたまま離れて行ってしまうもどかしさ、学生の頃はそんなもんですよね。
    美しい記憶は、現実の生活が上手く行かないとより輝いてしまう。最後は、家庭が壊れずにいい方向にに行きそうで安堵しました。
    人生、諦めた事があってもそれは自分の決断ですよね。

    0
    2025年10月31日
  • ぬくもりの旋律

    Posted by ブクログ

    静岡書店大賞受賞。
    みんなが我慢しない方法をちょっとずつ探していこう。
    新聞記者、独立したい直生、自閉症の娘に付きっきりで、もう一度仕事したい妻、メジャーに行きたい宮城、直生に学生時代救われた、末期癌の美琴。
    我慢して今を生きているが、みんなどこかで誰かに助けられて、繋がっていた。
    じんわり、暖かくなるストーリー。

    0
    2025年10月13日
  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    スカウトする、それはこれからの人生を背負う覚悟がいる

    才能あふれる選手が揃うプロ野球の世界で活きる厳しさ

    また新たな視点からドラフト会議を楽しめる

    0
    2025年09月15日
  • ぬくもりの旋律

    Posted by ブクログ

    登場人物が抱えるそれぞれの心の迷いや葛藤。
    友人の助言を受けて、結局は自分らしく生きることが、自分以外の人にとっても大切だということを知る。
    切なさありつつ、ほんのり心も温まる物語でした。
    身近な静岡の地名が出てきて親近感が湧きました。

    0
    2025年08月15日
  • ぬくもりの旋律

    Posted by ブクログ

     ジャーナリストの佐々倉美琴とスポーツ新聞社のライター月ヶ瀬直生。同じ中学の先輩と後輩で、お互い知り合い以上の感情を持っていたのだけれど、、縁とタイミングだなあ…と改めて思う。
     中学生の美琴の思いが切ない。どうすることもできなかったのもよくわかるけれど…。直生から「かっこよくいてほしい」と言われた美琴はその後の人生しんどくなかったのかな。栞には「我慢するな」って言ったのに。直生の成長なのか、そういう対象なのか、、今ひとつわからなかった。
     静岡書店大賞受賞作。良く知った地名がたくさん出てきたのが楽しかった。

    0
    2025年05月27日