高田ふーみんのレビュー一覧
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ネタバレとても面白い本でした!買って良かった。
でも読んでて凹んだ本でもありました。
私は今アラサーなので受験や学歴を頑張る年齢ではありません。受験を頑張った経験はなく、経済的な理由もあり、そもそも勉強頑張って大学に行く選択肢も、気持ちも、全くない子供でした。
だからこそ、学歴や受験にそんな価値があったのかと初めて知り、頑張れば良かったな〜と読んでて凹んだ、過去を後悔した本でした。
もっと早く出会いたかった、、、!!
ただ、買って良かった、読んで良かったなぁと思うのは、大人にも通ずることが書かれているから。
自分の可能性を決めるのは、自分
大事なのは「自分がどうなりたいか」をいつも考え続けること -
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ある方法を使って子どもに読ませた。
意味わからないと言っていたけど、それは照れ隠しか?と思っている。
子供に読ませて自分が読まないわけにはいかないので読んでみることに。
YouTubeでは目を覆いたくなるほどイジってて、学歴厨が下品だと思っていたけど、この本は意外と良かった。
七時間目、何だか自分の数十年前の思い出が蘇ってきて泣きそうに…。
六時間目の学部より学校は意外かなと思ったが、あとは大体同じ感覚。もっと際どい感じかと思ったが至極真っ当だった。
巻末にお勧めの参考書が沢山載っているのも参考にできそうかなと思う。
勉強が調子に乗らないとき、辛いとき、やる意味がわからないときに読めば、モ -
Posted by ブクログ
ネタバレ45歳オカンです(唐突)。
自分は中学受験経験、その当時は偏差値もそこそこあった女子大に自分の意思で進み、全く後悔のない人生を歩んできた。
この度、自分が中学受験きつかった反動で、のびのびと育ててきた愛してやまない息子(公立中1)の初めての中間テスト。
250人中219位という、白目ひんむいて卒倒しそうな結果だったため、今家族3人の生活をゼロから、まさにゼロから見直して過ごす夏休みを迎えている。
そんな中、合間に立ち寄った書店で気になり、珍しく即購入したこの本。
本当に読んで良かった…。
電車の中で何度かうるうるしてしまった。
私自身、この時に戻ってやり直したい!と思うことはほぼないのだけれ -
Posted by ブクログ
大学受験時代を思い出して、涙腺が緩みそうになった。
今でさえ仕事の大変さに押しつぶされそうになる日もあるが、当時はまだ高校生。
塾の閉館時間まで勉強してから帰宅。
翌日普通に登校して授業を受けて、部活に励む。
今以上にハードなスケジュールではないか?
それを苦とも思わずに楽しくこなしていた。
もちろん、受験勉強はキツかったが、
あの時期を乗り越えた自分なら今の仕事もより一層頑張れるのではないか。
また、社会人になって簡単には学歴を変えづらい立場になった上でこの本を読むと、
高校生の私に教えてあげたいことがたくさんあった。
もっと早くこの本に出会えていたらな、、! -
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良かった点(プレゼントに選んで正解だった理由)
1. 「心」に届く言葉が多い
受験のテクニックだけじゃなく、「どう生きたいか」「なぜ勉強するのか」といった根本的な問いに優しく寄り添ってくれる。
読んだ子が「泣きそうになった」と言うのも納得の内容。
2. 「勉強だけが人生じゃない」を真正面から伝えてくれる
偏差値至上主義じゃなくて、「自分で選び取る人生」の大切さを教えてくれる。親や先生からの押しつけに悩む子にも響く。
3. 東大卒でもこんなに悩んだ、だから大丈夫
びーやまさんの体験談(不登校・浪人・自己否定など)が正直で共感しやすく、「あの人だからできた」で終わらないのが好感 -
Posted by ブクログ
中学を卒業し、県内の進学校に入学して40年が経過した昨日、本屋さんで平積みされているのを見つけて購入し、即読みました。
「そうそう」と頷く場面が多く、大学受験前に読みたかったと率直に思いました。
高校入試で担任の意見に従い志望校を諦めた事、高校時代数学が好きなのに物理でコケ文系に逃げた事、偏差値を上げる努力もせず行ける大学に行った事、大学で出身校を聞かれ答えたら〇〇なのにって言われた事
色々と他責していた自分を反省しました。
就職した後の現状には満足しています。高校〜大学の7年間をやり直せるのならという気持ちがありましたが、今動き出す事を選択させてくれました。
とても良いほんとの出会いでした。 -
Posted by ブクログ
大学受験は僕の人生の中でも、かなり大きなターニングポイントだったように思います。
進学先を妥協したくなくて浪人。お茶の水にある駿台に通ってひたすら勉強する1年間を過ごしました。
友達はみんな華やかなキャンパスライフを送っていて、バイトも楽しそう。
一方で自宅と予備校の往復で毎日が過ぎていく、学生でも社会人でもない自分。なんだか社会から取り残されたような感覚だったのをすごく覚えています。
結局、一番行きたかったところには受かりませんでした。でも今振り返ると、「おれ、よく頑張ってたなあ」って思います。
好きでもない勉強を途中で諦めることなく続けることができて、それなりの結果を出せた。
僕 -
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私は大学生でこの本を読んだので、今までの勉強頑張れなかった自分がたくさん思い出されて辛かった。この本にもあったが、一番辛いのは勉強が頑張れなかった時、サボってしまった時だって書いてあって本当にその通りで私の人生には何度も頑張れなくて諦めた過去がある。でもこの本を読んで少し活力が湧いたというか。このまま失敗体験だけ持って生きていきたくないなと思った。だらけちゃうのも辛いし、夢を諦めたいと思ってしまうこともしんどい。とにかく、一度掲げた目標を達成していきたいと強く思った。自分はダメな人間なんだって思うんじゃなくて、私ならなれる!っていう根拠のない自信を持ち続けて頑張りたい。教師に必要なのは、勉強だ
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Posted by ブクログ
普通の人は学歴はないよりあった方がええやろって話。学歴がある人で、学歴社会の延長線上にあるサラリーマンとか公務員とか普通に生きてればあった方が良いと言うと思うし、起業とか芸術家とか普通じゃない生き方していたら無くてもいいと言うはず。
個人的な結論は、学歴は、人生にとって選択肢を増やすための有利な条件であって、十分条件でも必要条件でもなく、決定的な保証になるわけではない。強いて言えば、受験で努力できたらその経験は必要条件になるかもしれない。
著者が早稲田と京大中退の人の話なので、そりゃそうだなとは思うが、Fランや高卒とか中卒の人が加わると違った視点が加わって厚みが増すとは思った。