下寛和のレビュー一覧

プライシングの技法

下寛和

読み物だが、値付けに関することが網羅的に記載されている。最近の話題もあるので、明日香出版の価格決定戦略よりも実用度は高いかもしれない。

図解もあるので、実用度もあると感じた。

プライシングの技法

下寛和

『プライシングの技法』野村総合研究所
当たりの書籍。
【A；購読動機】
過去、プライシングに対するインプットを怠ってきたため。学びなおし。
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【Ｂ；書籍の魅力】
プライシングとは？の定義、課題、解決方法について理論を中心に展開していること。なお、事例はBtoC中心です。したがって、要素からBtoBに切り替えをする必要があります。
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【C；書籍からの学び】★「学び大」
1.プライスとプライシングの違い
①プライス　名詞。お客様の負担額
②プライシング　動詞。自社の利益を最大化するために適正価格を設定すること。
2.プライシングとポジショニング
自社を市場のなかでどう位置づけ・認知させたいのか？という思想ともに設定すること。
※プライシングがストラテジーといわれる所以。
★3.良い値引き・悪い値引き
自社が競合よりも優位性があると判断できている場合、
良い値引き＝値引き後価格＞競合価格
悪い値引き＝値引き後価格＜競合価格
※自社のブランド・優位性を否定しているということ。
★4.価格弾性値
需要の変化率÷価格の変化率。
※過去データ蓄積→高い精度でのシミュレーションが可能。
★5.挟みこみ戦略
競合価格に対して、下ならびに上の両方の価格を用意して駆逐すること。
6．ゾーンプライシング
属性別価格（売上規模、地域等）
7.バンドリング
購買メリット＝単品購買＜複数点同時
8.プライシング。どう実務する？
フレームワークあり。
ゆえに、どこでボトルネックなのか？判断しやすい。
自社＊競合＊クライアント。

プライシング 戦略×交渉術 実践・Ｂ２Ｂの値決め手法

下寛和

B2Bフォーカスと言いつつ前著のプライシング本のより深いところの解説で非常に良かった。ただ手法や事例紹介に留まり実践的な本ではないと感じる。そらは著者というよりは本のテーマ「プライシング」が体系的にまとめられるものではなく交渉の中で流動的に行われるものだからだと思う。

本としては面白く、プライシングに関する一冊目としてはちょうど良いと感じる。

プライシングの技法

下寛和

プライシングの目次的な一冊の印象。グラフなどが少し理解し難いところはあるがプライシングを考える一冊目として良いように感じた。早速自分の会社の製品での価値（支払い意思額、価格弾性値）を考えてみたい。

もっとページ数が多めでもいいから、詳しく知りたいところが多々あった。

プライシングの技法

下寛和

大変勉強になった。
特に技法について述べられた第5章と、実践問題の第7章は繰り返し読む価値があると感じた。
価格設定全体については、商品が特殊なことから中々難しい部分もあるが、技法の中にはすぐ活かせるものがあった。定期的にメモを見返して忘れないようにしたい。

プライシング 戦略×交渉術 実践・Ｂ２Ｂの値決め手法

下寛和

内容的には基本的なことが多いのですが、（B2B系のはあまりみかけないし）それなりに良く纏まっているかなー、という感じ。

プライシング 戦略×交渉術 実践・Ｂ２Ｂの値決め手法

下寛和

価格を上げることで余裕が生まれ、更なるサービスができるようになる。これにより、顧客満足度が高まり、結果更にリピートしてもらえる。
これを目指すことが、価格戦略の肝。

そのために、
意識
　いいものを安く発想から脱して、
価値
　ニーズでなくウォンツに訴える
手札
　売り方にバラエティを持たせる
　　バンドルする
　　売らない。サブスク化する
交渉
　受け入れてもらう工夫をする
　　

プライシング 戦略×交渉術 実践・Ｂ２Ｂの値決め手法

下寛和

B2Bのプライシングの本は初めて読んだ。内容は基本中の基本。

｢価値なくして値上げなし｣は心に刻みたい。

営業と開発が連携した原画企画の理想図は勉強になる